女児失踪事件のあったキャンプ場と近いんだよなぁ

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明日から待ちに待ったGW、天候は悪そうだけど、野外で暮らすと何か野生のスイッチが満足する。まだ買った車は来ないが、楽しみだ。

おととい、パートナーがわたしに暴言を吐いたため、1日時間を置いて、改めてそのことで冷静に抗議したら、パートナーが反論できずに逆ギレ状態に。これ以上、人間変われないよ、もう勝手にしてってふてくされ始め、キャンプもキャンセルでお願いしますって言ってきた。

あのさ、わたしは天禄星だよ、人生経験長いおっさんだよ...若い星の君の考えそうなことなんて、裏も表ももう知り尽くしてるんだよ、と心の中で思いつつ、相手の龍高星をあえてつつくため、「いいわ、自分でいける。こはる(猫)とお留守番しといてね。」って、冷静に突き放した。

そしたら、返事がラインに来て(オフィスの方にいたので)、「知ってんの、道志村で人骨が見つかったって・・。」

(はぁ?! まさか、あの子が見つかった?!)

とあわてて、ネットニュースを見て情報を確認した次第。
道志村で消えた、みさきちゃん。この行方不明事件は、わたしにとてつもない衝撃を与えた事件だ。日本がもはや安全な国ではない、ということをリアルに思いしらされた。いや、日本はもともと安全な国ではなかったのに、安全な国だと思わせられてきたというのが真実なのだ。

警視庁の記録を見ればわかる。1年間に日本で未成年の子供が失踪している数は約一万四千人。毎年だ。
これだけの子供が、消え、そしてどうなったのかわからなくなっているが、身近に耳にすることもないし、報道されることはない。
十九人の小人で死ぬ数よりもずっと多い。
なのに、ずっと放置されてきた。

そして、日本では小学生が徒歩で自宅との間を通学している。私立の子供に至っては、電車をのりついで、小学生が通学する。これは英語圏の海外では絶対にありえない光景だ。ニュージーランドやカナダでは、14歳以下の子供を5分家に置き去りにしただけで、警察が来る。そしてビザもとりけされる。
 アメリカでは、子供が親から3メーター離れると親が逮捕される州もある。
子供が人身売買されるのが当たり前の世界のなかで、日本だけがこどもを守っていないということがお分かりだろうか。

 前に、youtubeで途上国で子供が連れ去られて消えるのを、防犯カメラの映像が捉えていて、それを公開していたのをみたが、大人二人が突然バイクでやってきて、こどもをガッと小脇にかかえて、暴れるその子を無理やりバイクでそのまま連れ去った。本当に突然のことだった。他の子供も友達を救おうとして大人にタックルするのだが、当然軽く振り払われる。

これが海外の現状なのだ。英語圏に至っては、もっと知能犯がいる。
子供が何人いようとも集団下校しようとも、大人がいない状態では、羊の群れが移動しているのと同じだ。そこに狼が乱入したら、羊は自分たちを守れない。そういうことを平気でやっているのが、日本という国。
とてもお人好しでおバカさんな国なのだ。

小児性愛者というのは、人口の決まった数のパーセンテージかならずいる。
本人の趣味嗜好というよりも、生物学的に如何しようも無い傾向だという。
だとすれば、当たり前に大人が子供を守る意識を持たなければならない。
狼は羊をみたら、襲わずにいられない。自然の摂理だ。
ならば、羊を守ってやることが、狼のためにもなる。

ましてや、日本は幼い子供の顔に成熟した体の漫画キャラが当たり前に横行していて、それは暗に小児性愛を肯定しているのと同じ社会状況だ。
海外ならば、人権団体や教育団体からクレームが来る。
(これをいいと思う人はたくさんいるので、それはそれでそういう業界なのかもしれないし、批判ではなく、わたしの個人的な意見だと思ってもらいたい。)

子供を守るという認識があまりにもない国日本。
国防という意識もあまりにも薄い日本。
国全体が、羊の群れと化している。

これはね、並木さんが、「安全って思ってれば安全なんです。」っていうのとはちょっとレベルが違う話だと思ってる。
みさきちゃんの件では、事件の犯人探しや誹謗中傷が多いけれど、この事件の責任はそもそもこの日本社会全体の安全意識の低さにあることを、みんなが誰かに責任転嫁しているだけなのだ。

子供のいる親として、みさきちゃんは本当に自分の子供のように早く見つかって欲しいと思い続けてきた存在。手元に写真を置いて、気がついた時には彼女がすこしでも恐怖を味わっていないように、これまでずっと祈り続けてきた。
そして、気が狂ってしまいそうなこの状況を味わい続けてきたご両親の苦しみが早く終わるように、と願ってきた。

今、日本はむちゃくちゃ忙しいじゃないですか。
父親、母親が子供と過ごす時間が十分に取れない。
彼らを守るためには、登下校も含めて、時間がいる。
家を守るために働いているはずの父親が、母親に寄り添ったり、子供のために使う時間があまりにも取れない働かされ方をしている。
海外では、逆だ。家族のために時間を使えない男は、仕事もポンコツだと考えているので、男が家族の用事で急に会議を休んでも、「はやくいってやれ!」「奥さん、安心させてやれ!」と気持ちよく送り出す。

 それに比べたら、圧倒的に日本の会社は「鬼」なのだ。
その「鬼」にくわれつづけて、家庭崩壊する。
子育て世代に必要なのは、8時間勤務でだれもが十分に安心して暮らせる給料を保証されること。稼働を無理強いされないこと。
 ユニクロの柳井氏が、後進国になってるのに日本は素晴らしい国と自慰してるのがイライラするといった趣旨のことをどこかの記事で話していたが、ブラック企業としてその名を轟かせたことのあるユニクロ。柳井、お前がいうな!って突っ込みたい。社員の一人一人の幸せがあってこそ、日本全体が進歩する。自分の人生で精一杯の人間が、政治を考えたり、国のためになど働けるわけがねぇだろって、日本で2番目に資産持ってる男にこう言いたくなるわけです。(ごめんね、車騎星っぽくて。w)

サラリーマン全員が、海外みたいに、お前のやり方では俺ははたらかねぇよ!って会社に突きつけられたら、変わるかもしれないけど、労組もいまや機能しない。今のひとは、集団で組織に対抗するみたいなことは意識に上らない世代だ。協調の仕方も知らない。対抗できたのは、元気な団塊世代まで。

今や、みんな社会問題をかんがえなさすぎるし、そういうひとを変人扱いする。社会問題は、全部自分たちと繋がっているのに。自分とは違う世界、と考える。ひとりひとりが意識を変えなければ、集合意識は変わらないのに。

それで、話を元に戻すと、
人骨が見つかった現場と今回のうちのキャンプ地がなんと一山しか離れていないことが地図上でわかり、さすがにかなり緊張が走った。
人骨がみさきちゃんのものであっても、なくても、自然に彼女が失踪し、死亡するとは考えられないので、あの地域一帯に変態がいる可能性があるということになる。もしくは、変態が狩場にしてる可能性があるということだ。

そして、キャンプは一番、親の気が緩みやすい場所だ。
みさきちゃんの母だけじゃない。
だれもが起こりうる話なのだ。

もちろん今は警戒地域になっていると思うので、その警戒をかいくぐって犯行を行う奴もよほどの天才サイコパスでない限り、わざわざ狩はしないだろう。
そんなわけで、パートナーも「やっぱり、ついていく。」と言い始めて、キャンプは決行となった。

意見の相違があっても、喧嘩をしても、こどもを守るのは自分たちしかない、という親の気持ちは変わりがない。
外からの脅威を意識した途端、荒れていた組織はまとまる、という法則があるが、それと同じ。

日本の社会もこれから、とても大変なことがおきる。
脅威も脅威。でも、それがあるからこそ、まとまり、助け合い、そのメリットを学んでいくことになるのだろう。

わたしにとって、キャンプは生きる力の原点を確認する場所。
サバイバル意識を少しでも身につける場所。
そういう場所を知らずにキャンプ地に選んでしまったが、心して子供たちを守って、楽しい時間を作ってやりたい。












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