第4章 「聴き屋」へと続く道

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コラム
はじめに (5).jpg


4.「聴き屋」へと続く道

「傾聴」というのは

介護施設やカウンセリングなど
比較的長期の関係が
予想される場合に

初期に信頼関係を築いて
おくために用いられる手法
だとお伝えしました。

聴き手のスタンスとしては

・相手を全て受け入れる。

・否定や反論をしない。

・アドバイスをしない。

・話を途中で遮らない。

・相手と理解がずれてないか適度に確認する

「完全にあなたの味方です」
という態度で相手に耳を傾け
相手の話したいことを

「残らず全部聴き取る」事です
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人は自分の中の全ての想いを
言葉に変えてはいません。

「言えば甘えだと言われるから」

「みんな我慢してるんだから」

「自分だけ被害者面するの?」

「どうせこんな事言われるに
決まってるんだから…」

と言葉に出さずに呑み込んで消化不良を起こし
心の中で異臭を放っていた

正体不明の想いの数々が「言葉という姿」
として可視化でき整理できます。

長年の悩みやモヤモヤを全部
心の外に吐き出しただけで悩みが
「無くなった」と表現される人が大勢います。

「解決」ではなく「浄化」される
という解決方法もあるんです。

「なんだかどうでも良くなった」

「悩んでたのがバカみたい」

「言葉にしたらスッキリした」

こんな感じで心が軽くなった
そんな経験ありませんか?
これが「心のデトックス」です

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一旦全部吐き出してそれでも残った
ネガティブな想いや解決できない
問題をあぶりだしていこう!

というのが僕の思う
「聴き屋」の領域です。

「聴き屋」は「聴きセラピー」の一部なんです。
第5章では「患者」と立場について
考察してみます。それでは、また。


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