【雑記】他人について

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ココナラでご活躍中のセラピスト、ヒデさんという方のブログが非常に共感でき、よく読んでいます。


たとえばこちらですが、まさにそのとおりで、とくにわたしはネガティブな意味も含めて「他人は変えられない」と考えています。

人それぞれだから、などと考えると生きづらくなりますね~。実存主義に端を発する、わたしらしさ、あなたらしさ、というやつです。ネットでもこういった文言が踊っております。言ってしまうと、わたしらしさ、というのは、ある人間が頭をひねって生み出した概念ですので、そもそも自然界に存在しないんですね。なので、若い人はとくにですが、ないものに対して悩み苦しんでいるわけなのです。でも社会は要請します。自分らしく生きろ、と。

みんなが自分らしく、などと考えていれば、他人の変えようなどありませんね。これはここ250年ほどの現象と言えます(悪い意味で)。具体的に言えば、教えを拒む。これはわたしらしくない、おれはちがうな~、と。ラーメンは塩と醤油と味噌、どれが好き? おれは塩派だな。これもわたしらしさ。でもラーメンの場合、友達や有名人などにオススメされると、試しに食べてみて、塩ラーメン派になったりしますよね。というより逆に、そういう教え(オススメ)をみんなが熱烈に望んでいる。自分らしく生きたいと他人の言に耳を貸さないのに、一方では他人にどうすればいいんですか、なにがおいしいんですか、と問う。やはり人間は元来、同じものとしてつながりたいという欲求を持っていて、この世知辛い現在、それが先のラーメンなどにあらわれているんですね。小さな欲求の発露。

だからネガティブな意味でも、他人は変えられない。黒か白かではなく(まさに)人によって濃淡がありますので、ほんのちょっと変わる人もいれば大幅に変わる人もいますね。でも他人を変えたいと欲するあなたがその人の心を打つ可能性はゼロに等しいです。

まあこういった事情がありますので、安易に変えようとするのは疲弊するだけであり、他人にとっても迷惑です。熱心に伝えたい、どうしてもあなたを変えたい!というのであれば、実存主義やヒューマニズムなどの負の歴史を認識されたうえで行うべきだと思います。

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