他人は変えられない

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こんにちは。ほぼすべての心理療法の土台になるゲシュタルト心理療法を活用して、皆さんが本当の自分自身につながるお手伝いをさせていただいているゲシュタルトセラピストのヒデです。

他人は変えられない。
これは今まで何度も聞いてきた言葉だと思います。

でもどうしても同じことをついやってしまうことが多いですよね。
なんとか他人を変えたい。そうすれば自分が楽になる。
そう信じて疑いません。
頭では他人は変えられないと知っているのにです。

今までも同じパターンで嫌な目に合っていますから、そう思って当然です。

そんなときは、そのストレスに意識を向けてみましょう。
どうして自分はその言葉や態度につい反応してしまうのだろうかと。
どんな体験がそうせずにいられなくするのだろうかと。
どうして?どうして? と自分に問いを向けて言葉では答えないようにします。
言葉を与えてしまうと表面上は安心してしまい、それ以上は意識を向けるのをやめてしまうからです。

特に後付け解釈で自分に表面的な安心感を与えるのは深い意味では逆効果です。感情を抑圧してしまいますから。

言葉を与えずに、どうして?に意識を向け、少し落ち着いたらハートに意識をおろします。

もやもやした思いに気づいたでしょうか?
しばらくそのモヤモヤに意識を向け続けてください。

ここで読むのを中断して2~3分くらい実践してみてください。





その時点で、思考から少し距離を置くことができました。
もやもやの感情に気づくことができました。

これが第一歩です。すばらしい進歩です。
気づくことができたら少しだけモヤモヤが楽になっているはずです。
または、質感が変化しているはずです。
おそらくストレスも少し減りましたね。


他人は変えられないのです。
コーチングをしていてもそれを実感します。
変わる人は、葛藤を自覚していて変わりたいと強く思っている人です。
変わりたくないと強い無意識に支配されている人は、なんとかならない状況に追い込まれるステージに至るまでは変わろうとしません。
それが宇宙の素晴らしい采配のようです。

変えられるのは自分自身だけです。
本当の意味ではそれさえも必要ありません。
変えたいと思う気持ちも手放したときに結果的に変わります。
あるがままの自分でありさえすれば本当はいいのです。

私もまだまだ自分自身を変えたいという気持ちはあります。
100%完全には自分自身とまわりの環境を受け入れていないからです。
そんな自分を見つめ続けている日々です。
そのような意味ではまったく皆さんと同じだと思います。

そんな修行中?人生の散歩中?の私ですが、共に歩きたいと思う方がいらっしゃたら伴走したいしさせてもらいたいと思ってます。



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