大切な人を亡くすということ

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夏野菜の時期になりました。
毎日横の川からお水をいただいて畑に撒いています。これなにげに便利。住宅地育ちの私が、自然とうまく付き合う夫と結婚して初めて知ったことはたくさんあります。横に川があろうと真夏の水を吸いまくるキュウリのためボケーっと水道からじょうろに水を汲んでいた私でしたが、ここ数年やっと”自然に生かしてもらう”畑の人間らしくなってきました。
畑仕事が大好きだった父の遺品。遺品って言っても、「使える!?」とひらめいて実家から持ってきただけですけどね。
手先が器用な技術の人で、真面目で、曲がったことは大嫌い。人付き合いはあまり得意でなかった父。生まれもちょっと苦労があり、人生を通して家族機能についてあまり恵まれた方ではなかったし、一般的な年齢よりちょっと早めに認知症になったそれが人生。
しかし、私にとっては、なぜか心の支えであった父。
おおっと。ちょっと涙がでますね。大切な人を亡くすことは人生の大きなストレスなんです。配偶者の死がストレス度1位で、親の死は5位の「近親者の死亡」ってことに該当するのかな。1968年アメリカの精神科医に発表された表によると。
私も年を重ね色々物事を考えられるようになって、自分に大きな影響を与えてくれた人3人を亡くしています。最近思います。年を重ねるとはこういうことを受け入れて、そこも含めての自分を作っていくことかと。
この季節、この杓を使いだすと水やりしながら毎日父を思い出す。
ありがとう。私は元気、あれからの幸せなとこいっぱい見せてあげたかったなぁ。
ちなみに認知症の分類は6つお見知りおきを
◇アルツハイマー型認知症
◇血管性認知症
◇レビー小体型認知症
◇前頭側頭型認知症
◇プリオン病
◇突発性正常圧水頭症

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