コロナにかかった高校生の本音

記事
コラム
高校生である僕が、コロナにかかってしまった時のお話をしようと思います。

どうしてコロナになったの?

正直なところ思い当たる節はたくさんあります。このご時世で緊急事態宣言が出ている都府県もある中で外出するのは良くないとはわかっていました。ですが、せっかくの夏休み。思い出作りをしたいという浅はかな気持ちから、友人といろいろなところにお出かけに行きました。出かけてしまった結果、僕はコロナにかかりました。

コロナのかかってしまってから

コロナにかかってしまった人の症状は個人差があるので、一概にこの症状は本当に出るとは限りません。
僕はまずのどの違和感から始まりました。この発症日を1日目とします。
家でゲームをしていた時、突然この症状が現れました。この時は、ただの風邪かと思っていました。
2日目から学校で夏期講習があったのですが、朝から倦怠感がひどく大事を取って欠席しました。すると、その日のうちに発熱があり、37.5℃まで上がりました。この時に、おかしいと感じ親に頼んで、保健所に連絡してもらいました。
そして3日目に病院でPCR検査を受けたところ陽性という判定が出ました。
4日目は38.5℃まで熱が上昇。
それと同時になんの前触れもなく、突然僕からにおいも、味も消えました
5日目以降はしんどすぎてしっかりとした記憶はありませんが、下痢や咳、鼻水が主な症状でした。

コロナにかかって感じること

コロナにかかるのは正直とても、つらかったです。特にメンタル面でつらい部分が僕はありました。「どうして僕なんだ」「みんな、あんなに出かけてるのに」というような気持ちも正直言ってありました。

僕がコロナの症状で一番しんどかったのは味覚嗅覚障害です。
味覚が、嗅覚が、突然消えるというのは本当に信じられませんでした。みなさんの中には、味覚嗅覚障害について軽く考えてる人もいるかもしれません。でも、甘く見ないでください。空腹が満たされるというのは単に食べれば満たされるのではなく、味や匂いを感じて初めて満たされたと感じるのです。それ以外にも節々がいたくなったり、下痢になったり、と本当にきついです。

コロナの後遺症

僕はこの記事を書いているときはすでに自宅療養が解除され学校に行けるようになりました。それから、後遺症がいくつかあります。

①味覚嗅覚障害
上でも書きましたが、この症状は発症してからずっと味を感じることができません。本当に味がわからないのです。例えば、ぶどうジュースを飲んだとして、でもわからないんです。これは、本当にぶどうジュースなのか?と思ってしまうほどです。ご飯を食べてもおいしいと感じません。

②思った通りに体が動かない
発症前に比べて、全然体が思うように動かないんです。突然足の力が抜けて、転びそうになるということもありました。

③体力が減った
学校の授業で走るときに、全然走れませんでした。ほかにも、階段を登るとき数段しか上がっていないにも関わらず、すぐに息切れをしてしまうようになってしまいました。

この3つが僕にある後遺症です。

みなさんに伝えたいこと

コロナは思っている100倍しんどいです。はっきり言ってインフルエンザよりつらいです。発症中は熱があっただるくてベットからは起きることができませんし、外に出れるようになっても、後遺症が残ってしまったりで、とてもつらいです。僕は幸い、若いこともあってか、軽症の部類ですみましたが、どうなるかは1人ひとり違います。もしかしたら、肺炎を併発していたかもしれません、もっとひどい人工心肺装置ECMOをつけなければいけなくなっていたかもしれません。だから、不要不急の外出をしない、外出する際はマスクを必ず着用する、こまめに手指消毒をするなど、今できる最大限のコロナ対策をしてください。かかってしまってからでは遅いのです。コロナには絶対にかからないようにしてください。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す