今日は・・・
「口が開かない!!ってどう〜いうこと??」
というご質問にお答えしていきます。
恐ろしいことに・・・
その日は突然やって来ます!!!
口が開かないのは、簡単に言うと・・・
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あご関節の部分にある
クッションの役割をしている軟骨がずれたから!!!
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ということになります。
口を開けようとしても、
1〜2センチくらいしか開けれなくて
耳あたりがなんか引っかかっている感じ・・・
体験したことはありませんか??
あなたがもし、交通事故や誰かに殴られたなどの
外傷を受けずにある日突然口が開かなくなったなら
その前触れとして
・昔からあごがカクカクしていた
・片方でよく噛むくせがある
・歯ぎしりがひどい
・仕事でもよくくいしばっている
・噛み締めていて偏頭痛がある
などの「小さい症状」を
見逃してきたのかもしれません。
健康な状態であれば
人は大きくお口を開けることができます。
(個人差はありますが、約50センチほど・・)
耳の穴の1センチぐらいのところにある
顎関節(がくかんせつ)という部分。
この部分では下あごの骨が上あごの骨に
筋肉や靭帯でぶら下がっています。
その間には関節円板(かんせつえんばん)という
クッション性のある軟骨がサンドイッチされ
口を開けるときには
滑らか〜に
下あごの骨とともに動いています。
しかしながら
・歯ぎしり食いしばり
・噛み締める癖
・片方での食時の癖
・奥の歯が抜歯したままにしていた
・入れ歯やブリッジなどの金属がお口にたくさん入っている
などの状態で長年経過していたのであれば
間違いなく、あなたのあご関節は奥の方に押し込まれる力に
抵抗して今まで踏ん張っていたはずです。
人は弱いところから
症状が出てくるのです。
「奥にあご関節を押し込む危険な噛むチカラ」
に対して人はどのようにして
対抗しているのでしょうか?
その危険な噛むチカラを考えていくときに
3つのポイントから検証できます。
1:筋肉
2:歯
3:関節
まずあなたのあご関節に危険な噛むチカラが加わっても
あなたの筋肉・歯・関節の3要素が
均衡を保ってくれていれば
幸いにもあなたは症状を感じずに過ごせているでしょう、
そのうちの1つ
先に筋肉が悲鳴をあげてしまった場合・・・
あなたは朝起きたときに
「なんかあごがだるいな〜」
「口開け閉めの時にあごが疲れた感じがする」
「頭痛がする・・」
などの症状を訴えます。
では先に歯が悲鳴をあげてしまった場合、
あなたは・・・
「最近歯がしみていたいんだよな〜。
歯医者に行っても虫歯はないって言うし」
「奥の歯が良く欠けたりする・・」
「神経をとった歯が折れちゃって抜歯って言われたんだよな」
このようなことが起きてきます。
では最後に「関節」が悲鳴をあげた場合
「口の開け閉めで痛い・・」(←靭帯が痛んでいる状態)
「カクカクしている」(←軟骨がずれかかっている状態)
「ジャリジャリしている」(←骨の変形が出ている状態)
「前の晩のに硬いものを片方で食べてたら・・
次の日の朝急に口があかなくなった」
(←軟骨が完全にずれて関節の動きを邪魔している状態)
と言うことが起きてくるのです。
『ある日突然口が開かなくなった!!!』
それはあなたのあご関節が、ず〜っと耐えていた状態から
限界を超えたから。
このような状態になってしまった場合
歯科医師の学会では・・・
あかない状態が初めて起きて、6ヶ月以内ならば
ずれた軟骨の位置を戻すことができる可能性が
あると言われています。
適切な処置をして、
マウスピースでこれ以上外傷が
加わらないようにすること!
また並行して、このような事態を起こした
「危険な噛むチカラ」
を起こす精神的ストレスを
根本から解決することが大切です!
今すぐ気付いて行動することが、
あなたの未来の健康を守ることにつながります。