今回、弁護士に依頼せずに不当解雇で労働審判を起こす場合の最強の証拠は会話の録音やLINE、SMSの記録でした。
今回は、最強の証拠としての録音データやSMS、LINEなど記録の提出方法を説明してみたいと思います。
最強の証拠① 録音
基本給や残業代未払い等の明らかに違法行為の場合は別として、ハラスメントなどのいじめや嫌がらせによる不当解雇の場合に最も力を発揮した証拠のひとつは「録音」でした。
今では、誰もが持つスマートフォンでも簡単に音声を録音出来るのでおススメです。
例えば録音は、「ハラスメント発言」「無視」「暴言」「退職勧奨」「退職強要」等いろいろな証拠として有効です。
ただし、スマートフォンやICレコーダーで録音したデータをそのまま裁判所に提出しても無駄です。
会話を録音したデータを裁判所に提出する方法
提出するには録音したデータを文字お越しする必要があります。
自分にいじめを行ったり解雇をした張本人の声を聞き返すことはかなりのストレスですが、労働審判でいい結果を出すためにはとても必要な作業です。
まず、録音した音声を聴きながら、会話の言い回しなど一字一句正確に文字に起こします。
書き方は、ドラマの脚本や議事録のようなイメージです。