教養を深めよう。

記事
コラム
・詐取されていませんか
 前回のコラムに教養を深めること、身に着けることをお勧めしました。なぜかと言うと、知らないことをいいことに他人にあなたの時間やあなた自身の財産を詐取されたり、人格を侵害されたりすることがあるからです。逆に言うとあなたが加害者になることも考えられます。
 たとえばよくある相談で労使問題があります。労働者に対してサービス残業を強要するケースや、有給休暇を取らせないケースなどがあります。ケガをしたときに労災を使用しないように言ってくる会社もあります。
 またハラスメントについてもそうですね。仕事でミスをしたときにその事実について指摘すればいいのですが、「ボケ!」とか人格を攻撃してきたり、服を掴んだり、暴力をふるってくるケースもあります。もちろん無視するケースもあります。
 これらは家庭内でも起こります。

・相談するところを考えてみる
 上記の問題に対して単に労使問題や労働環境・教育の問題なら、労働組合や労働基準監督署、労働問題に詳しい弁護士に相談することをお勧めしますが、パワハラなどの加害者のパーソナリティの問題だとそう簡単には解決しないと私は考えています。もちろんこの問題も労働組合や労働基準監督署また弁護士にそうだんすることをお勧めしますが、教育やアンガーマネージメントなどは一時的に静まっても同じことを繰り返すと私は考えています。なぜなら加害者本人が行為に問題があることを認識していないからです。これが家庭内の問題ならかなりつらいと思います。これについては心理的な問題なのでここでは深く取り上げません。
 どこに視点をおいて考えるかで対処の方法や相談する機関を調べて行動するしかないでしょう。

・自分を守るために
 労働問題・労使問題に関して、自分はどう対処すればよいのか、どのような機関があるのかどのような法律があるのか日頃から調べておくことをお勧めします。また心理的な面で相談できるところを調べておくといいと思います。
 こういった調べるという行為は教養を深めるという行為につながることはお判りでしょう。今はスマホがあればそこそこ情報を得ることができます。また公官庁のホームページにもいろいろ公開されていますので閲覧されてみてはいかがでしょうか。
 日頃からスマホの記事や興味ある本を読んで教養を深め、いろいろ対処できる自分を創ってみてはいかがでしょうか。

 今回は例えが労働環境になってしまいましたが、家庭や学校など環境によっていろいろな問題や対処方法があると思います。これらについても相談できそうな機関をあらかじめ調べておくことをお勧めします。




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