先日職場の先輩と話していて、職務経歴書などに書く「自分の強み」に関して、なるほど!と思った考え方があったので、本日のテーマにしています。
自分の強みの見つけ方。
それは【強み=得意×スキル】の公式で考えることができます。
まず、【得意】とは「生産的に活用できる、思考・感情・行動パターン」のことを指します。
具体的には
・頑張らなくてもやれてしまう
・長時間やっても苦にならない
・普通にしているつもりなのに、周囲から評価されたり成果が出る
かつ、「社会に役立つこと」という意味です。
私の例で言うと、 ・人の話をずっと聴くことができる
・相手の気持ちを感じ取り共感することができる
・状況の変化や予想外の出来事にも適応することができる
・どんな時でもポジティブに物事を捉えることができる
「得意」は私たちの「性格」の中に含まれているので、自分の得意が分からない場合は、性格分析(Big Fiveやエニアグラム)から始めてみても良いかもしれません。
手っ取り早く「得意」を見つけるには、ストレングスファインダーもおススメです。
一方、【スキル】とは「ある職業における技術・知識・能力」を指します。
私の例で言うと、
・キャリアコンサルティングスキル
・語学力
・コミュニケーション力
・教育制度に関する知識
ここから、得意とスキルを掛け合わせていきます。
掛け合わせ方は色々なので、一例をご紹介してみます。 ・適応力×語学力=「世界中どこに駐在しても、すぐに成果を出せる」
・共感力×ポジティブ思考×キャリアコンサルティングスキル=「相談者が前向きになれるキャリアコンサルティングができる」
※就活生の場合は、基本的にポテンシャル採用になるため、スキルというよりは「その人の得意」や「企業との相性」の部分を中心に評価されていきます。そのため、スキルがないからといって不安にならなくて全く問題ありません!
公式は分かったけど、そもそも自信が持てる「強み」がない…と思われる社会人の方も多くいらっしゃるかもしれません。
人はいつからでも変わることができます。 ]
どう変わっていきたいのか考え、今日から行動すれば良いだけです!
まずは自分の中の「得意」を見つけて、それを最も良く活かせるスキル・知識の習得に投資していけば、きっと自分らしい「強み」を獲得することに繋がるのではないでしょうか。
就活中・転職活動中の方に限らず、これからどんなスキルを身に付けるべきか悩まれている方にとっても、【強み=得意×スキル】の公式が、少しでも自分を後押ししてくれる考え方になれば幸いです。