こんにちは。校正・校閲のサービスを出品中のみねパセリです。
私は校正の実務を10年以上経験していますが、去る10月に校正に関する資格「校正士認定試験」を受験し、その結果が昨日やっと届きました。
結果は・・・・・・見事、合格!
ついに校正士の資格を取得しました!
これでも報告課題の再提出・受講期間の延長・認定試験の再受験などは一切なしなんですが、受験資格を得るための「校正実務講座」受講開始からは約1年。長いよ……。
今後はただの校正者ではなく「校正士」です。かっこいい!
さっそく肩書を「認定校正士」に変えちゃいました。
この資格のために時間とお金をかけて頑張ったので、とても嬉しいです。
意外と手強い?認定試験
認定試験は、正直舐めていました。
言い方は悪いですが、こういう試験って資格ビジネスの一環、受講のおまけみたいなもんで、講座を修了さえすれば資格試験は消化試合だろうと思っていたのです。
HPの「受講生の声」にも「修了後すぐ資格を取りました」とかサラッと書いてあるし、あまり難関と思ってなかったんですよね。
ところが、先学からは「実務経験者なのに落ちた」「3回目の挑戦でやっと合格した」「合格率は50%らしい」「いや、3割って聞いた」などの声がちらほら。
合格者も練成コース(※)受講生が多いようで、そんなコースは一顧だにせずのほほんと受験日を待っていた私は、にわかに不安になったものです。
(※)「校正実務講座」の上級者版。認定試験対策コース。必修ではないが受講を前提として、校正実務講座修了後3~4ヶ月経たないと認定試験を受験できない。
実際の試験の感じは?
不安の中で受けた試験は、まあ手応えがありませんでした。
「こりゃダメっぽいな」というのではなく、そもそも難しいかどうかがよく分からない感じです。
量はこれまでの課題に比べると圧倒的に多いですが、私、長文耐性は結構あるので、多い=難しいではないんですよね。
この点に関しては、本業が大量校正なのに加えてココナラのご依頼の大半が数万字、時には10万字超えというのが大きかったです。ご利用くださったお客様には本当に感謝しております!
しかし、どこまで指摘を入れればいいのか、自分はできているのか、判断がつかない……。
試験なので、自分のやり方を見せつけるのではなく、求められている答えを出さないといけないというのは分かっているのですが、総合問題ということもあり、出題者の意図が読みづらかったです。
ともあれ、練成コースなしで一発合格できました!
解答の方針もこれまでに培ってきた実力も、悪くはなかったということなのでしょう。新たな自信になりました。
「校正士」の名に恥じぬよう、今後も優れたサービスをご提供する所存ですので、よろしくお願いいたします。
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