ケース会議

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コラム
私たちはよく、ケース会議と称して飲み会を開いています。

ある日の最後のクライエントをお見送りした後で、その帰り道…なんとなく、誰からともなく、目の前のお店に流れ込んだのがはじまり。
飲み会とはいっても、誰ひとりお酒を飲みません。
本来はお酒が大好きだったメンバーたち。私も。
でも今は、チーム断酒です。笑

㊟冗談です。チーム名はありません。

ケース会議では、議題が持ち込まれます。
こんな場合どう対応する?
こんな案件が寄せられたら、どうしよう?
どこに連携する?

日々寄せられるご相談は、絶えることがありません。
様々な苦悩に私たちは向き合っています。
ただ、寄り添いたくて。

クライエントが頼りにしてくださる「私たちの経験」は、上書きができません。
各々が研鑽を積み、できる限りのアップデートに努めています。
ローカルの労災に関する小さなニュースを拾い集め、追いかけ、そのデータ分析に力を注ぐ者。
法令や判例を掘り起しては、わかりやすくレポートにまとめる者。
論文を探し求め、国境を越える者。
長けた分野で切磋琢磨し、その成果を認め合い共有できる場が、このケース会議です。
アルコールはなくても、熱い自己満足と誇りが、今夜もテーブルの上を飛び交っています。笑


ケース会議には、課題も残されています…
そのひとつが「不支給決定」です。

労災申請、障害年金申請において、ご相談から長い時間を経て、再び私たちの元に帰ってくることの多い、厳しい事案です。
不服申し立て、審査請求など…
さらに険しい道を上るのか、すでに出された結果をありのまま受容れるのか、限られた時間のなかで決断しなければなりません。

年々膨れ上がる、大きな課題です。

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余談ですが、このケース会議…
いろんな地方で開かれています。笑

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