(352日目)会話が下手な人の話し方ってこんな感じだろうか。

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コラム
今日は寒い。とても寒い。
そんな中、髪を切りに行こうとするのだから間違いなく風邪をひくだろう。
しかし身だしなみは大切ですからね。体調より優先します。


さて先日、ES添削で書いたことにリンクするんですけども、「ちょっと何言ってるか分からない」って人の話し方には特徴があります。

例えば桃太郎のストーリーを例に挙げてみます。

桃太郎と言えば、全米が泣いちゃってアカデミー賞最有力候補になった至極のストーリーと言われて久しいわけですが。

簡単なストーリーは「川から流れてきた桃に入った太郎ちゃんがすくすく育ってアニマル3匹従えて鬼を倒して財産を奪った。」という感動モノです。

で、そのストーリーの一部を使って会話が通じない…というか下手な人の話し方を書いてみます。

元のストーリー:
昔々、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川で洗濯に。
ある日、おばあさんは川で大きな桃をひろい、家に持って帰りました。
桃を食べようとして割ってみるとなんと中から男の子が。

桃太郎と名付けられた男の子。
大切に育てられ、すくすく大きく育ったある日、鬼が島の悪い鬼の噂を聞いて、鬼退治に出かけることになりました。


で、会話が下手な人はこうなります⏬

おじいさんはしばかりに行きました。おばあさんは洗濯に行きましたが、おじいさんは山へ行って、おばあさんは川に行きました。
これは昔々の話なんですが、その山と川がある近くの村におじいさんとおばあさんはずっと昔から住んでいたのですが、とても見晴らしがいい自然に溢れる村だったそうです。

話を戻すのですが、おじいさんはしばかりの最中だったと思いますが、川に行ったおばあさんが桃を拾いました。とても大きくておばあさんはびっくりしたらしいんですが、頑張って家に持って帰ったとのことです。それで桃を食べようとして包丁を用意して二人揃った時に切ろうとしたのですが、切った時に桃に男の子がいたのでお二人はびっくりしたそうです。この話を耳にして私も桃から男の子が出るのは驚きましたし怪我がなくて良かったと思いました。

名前をつけようと考えたのがおじいさんだったのですが、悩んだ結果、桃太郎と名付けることに決めておばあさんもそれに同意されたとのこと。桃から生まれたから桃太郎という名前なので一見安直に見えますがお二人の思い入れというか思い出を名前に残そうという気持ちが伝わってきます。桃太郎はとても大きく育っていったのですが、それはお二人が大切に育てたからに他なりません。それでその村は鬼ヶ島という島にとても近い距離にあったのですが、その鬼ヶ島には鬼が住んでいてあまり良くない噂を耳にすることも多かったそうです。それを知って桃太郎は鬼退治に出かけることにしたそうです。その鬼は噂によると悪い鬼という噂が立っていたらしく、それを聞いた桃太郎には正義の心が芽生えて鬼退治に向かったのが経緯です。

どえらい長文になってしまいました。

何が特徴かと言えば、
⇨時系列と会話の流れがバラバラ
⇨説明に不要な「お気持ち」が入ってる
⇨伝えたい趣旨がまとまってない
⇨同じこと(言葉)を繰り返している

こんなところですかね。

伝えたいことはあるんでしょうが、自分の話に自信が無い人は言葉を言葉で修飾しようとする傾向があります。だから本当に伝えたいことが相手に伝わらない。

それで時系列もバラバラなのが問題ですよね。話を聴く側は耳に入ってきたことを脳でアンダースタンドしながら聞いているので、ストーリーとして成立しなければイメージしづらいんですよ。

いつ・誰が・何をしたか(どうなったか)
この順序を考えて伝えないと相手には伝わりませんわ。

もしこの悩みを抱えているのなら、まずは自分が伝えたいことを書き出してみましょう。
◆それで不要な言葉は何か?(同じフレーズが重なってないか)
◆削っても問題ないフレーズはどれか?
◆話す順序が実態にあっているか?

これをやってみるだけでも変わるかもですよ。


今日はここまで。


追伸
明日は仕事が早いので1日前倒しブログです。なので明日明後日はお休みです。
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