ワイ「めっきりお金を使うことが無くなりました。」
助手「アナタ元々お金ないでしょ。」
ワイ「そう言う意味ではなくて現金を使うことが無くなったな、と。」
助手「PayPayとかの電子マネーで支払うのが当たり前になったもんね。」
ワイ「キャッシュレスって便利ですよね。」
助手「私も現金持たなくなったもん。」
ワイ「現金支払いが当たり前なのが遠い昔に感じますね。」
助手「財布も持たなくなったもん。」
ワイ「以前はクレジットカードを使う怖さがありました。」
助手「確かに使いすぎてしまう恐怖はあったかも。」
ワイ「いわゆるツケ払いですし。ついつい使いすぎてしまう。」
助手「お金使ってるっていう感覚が無くなるよね。」
ワイ「それを防ぐために家計簿をつけるのは良いですよ。」
助手「それなら金銭感覚が正常化できそう。」
ワイ「今はアプリで便利に入力できますしね。」
助手「毎月いくら使ったかも簡単に見れるよね。」
ワイ「とは言え、毎月の支払日はドキドキの連続です。」
助手「それは分かる。」
ワイ「そう考えると現金払いが一番安心と言えますが。」
助手「給料日前はひもじい思いをするけれど。」
ワイ「しかし人間は便利でラクできることに流されやすい。」
助手「そりゃ少しでも便利な方がいいもん。」
ワイ「便利が当たり前になると新しい不便を感じる。それが人間。」
助手「なんか人間って欲深い生き物だよね。」
ワイ「便利が当たり前という思考になってしまう。」
助手「ちょっと反省。」
ワイ「そんな世の中にあって、あえて意味ある不便さを尊重する姿勢でありたい。」
助手「意味ある不便さ?」
ワイ「例えば対話や対面などのコミュニケーション。不便を感じることもありつつコミュニケーションから生まれる発見・刺激は何にも変え難い。」
助手「なるほどね。」
ワイ「他にも一つの物事について思考すること。AIで簡単に答えを導き出せることもできますが、自分自身が持つ体験・過去から自ら導き出すプロセスは脳のトレーニングになります。」
助手「確かにそれは必要ね。なんでも便利で良いってわけじゃないんだね。」
ワイ「良い話だったでしょう?」
助手「うん。」
ワイ「じゃあ受講料ください。」
助手「それが目的だったの?」
ワイ「はい。」
助手「いくら欲しいの?」
ワイ「5000円でいいですよ。」
助手「じゃあPayPayで支払うわ。」
ワイ「読み取り端末持ってませんよ。」
助手「あら残念。支払う気持ちはあったんだけどね。」