強迫性障害 ~不安について理解しよう

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不安:安全が確保されていないということを知らせてくれる感情

不安そのものは否定したり抑えたりコントロールしようとしない
上手に受け入れて、付き合っていく・対処していく

■強迫性障害

不安から逃れたいという気持ちは自然なことです。
回避して一時的に安全を確保することは仕方がないことです。

しかし、回避を続けていると問題が生じてきます。

悪化すると社交不安障害やパニック障害へと。

もっとも悪化した形が強迫性障害です。

強迫観念からくる不安を和らげるために、
「強迫行為(手洗い・確認)」
をすることで、不安から一時的に回避します。

この強迫行為で
大変長い時間を費やしてしまうなどして、生活が支配されて
支障をきたしてしまいます。

(例)
外出→かぎしめた?→確認
→ガスコンロの火?
→確認
→またかぎ締め気になる?
⇒そのうち外出そのものを回避するようになる

●潔癖症も回避の一例
(例)菌が怖い
⇒手で触りたくない
⇒ものに触れられない
⇒不便になったり除菌で時間を費やしすぎたりする
⇒相手にも強要する

不安が不安(強迫観念)にとらわれてしまい、
現実を回避し現実の中身を自分で検証できません。
※強迫行為をしても安心できないので、また強迫観念がうかんでくる

強迫性障害を発症している人は、
自分の行為がおかしい、
不合理だと
頭では認識できても、
自分自身では修正できないです。
不安センサーの重大な故障なので自分では治せません。

まずは受診を。


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