金利上昇⤴⤴⤴【フラット35】(保証型)が売れてます

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今年に入って既に0.2%以上の金利上昇をしたフラット35ですが、また来月も上がってしまうようです。

フラット35と言えば、銀行では取り組みの難しい、自営業や派遣・契約社員の方、転職したばかりの方や、親や配偶者と収入合算して銀行で借りられる金額よりももっと多く借入したいというニーズが多かったのですが、ここにきて今後の金利上昇に備え、固定にしておきたいというお客様からの申込が増えてきました。

しかも、自己資金が物件価格の2割以上あり、お勤め先も安定した大手または公務員の方が、フラット35(保証型)を選ばれる傾向にあります。

一般的にフラット35と言えば買取型と言って、住宅金融支援機構が債権者になる商品が主流で、こちらは毎月の最低金利も住宅金融支援機構が決定しているため横並びなのですが、保証型は取り扱っている金融機関が限られており、
金融機関によって金利や審査条件など、まちまちです。

金利については、一般的に買取型よりも安く設定されており、団信も手厚くした商品を展開している金融機関もありますので、同じ自己資金を投入するなら保証型を選んだ方が圧倒的に有利です。

買取型・保証型といっても、不動産会社では、銀行ローンに比べて、フラット35自体あまり利用していないという会社や営業担当者が大半なので、わからない方がほとんどでしょう。

不動産会社では、金利の安いローンを組んで、月々の返済額がいかに安く、今の家賃と変わらない返済額で購入できますよというところから物件を探しをスタートした方が、価格帯が高くなり、物件も多く、探しやすい、つまりお客様の感度を出しやすいという発想なので、仕方ありません。

しかし、実際に購入した後、マンションであれば管理費や修繕積立金、駐車場代でローンの返済額とは別に4~5万円かかりますし、戸建であれば15~20年も経てば、外壁や屋根の葺き替えなどまとまったお金が必要になることは最初からわかっていることです。
他にも、固定資産税・都市計画税、これも首都圏ならマンション、戸建てに関わらず少なくとも月1万円程度の負担額になるのではないでしょうか。

変動金利が途端に金利上昇し、毎月の返済額が払えなくなるほど急騰する?…ってことは、実は考えにくいのですが、固定金利を選んでいる人は、そんな目先の話ではなくて、きっと35年間の総返済額と今後自分が得られる収入のバランスを見ているんだと思います。
もし自己資金がある方は、各社のフラット35(保証型)や銀行の長期固定金利型の商品なども調べてみると選択肢が広がり、住宅ローンをより理解する良い機会になると思います。






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