「プラモ七変化」
記事小説
【変形】
7歳の時
マクロスと言うアニメに出てくる
バトロイドバルキリーの
プラモデルを買ってきた。
しかし俺の買った物は
本来3段変形するロボットなのに
変形機構が無く人型のみしか
再現する事が出来なかった。
仕方ないのでそれで遊んでると
だんだん飽きてきてしまい
やっぱり変形してほしくなって
凄く物足りなくなってくる。
でも数か月後
とうとうバルキリーが3段変形する
超合金のおもちゃが登場し
父親にねだって速攻買ってもらった
ヾ(o´∀｀o)ﾉﾜｧｰｨ♪
そして俺は
今まで変形させたくてたまらなかった
ストレスを一気に発散するよに
1日中変形させて遊んだ。
この玩具が出た当時
バルキリーの色が白しかなくて
他の登場人物が乗る赤や青などの
色違いの物がない。
なので俺は
プラモ専用カラーで色を塗り替え
他の登場人物が乗る物に仕上げて
みんなに自慢してやろうと考えた。
(´∀`*)ｳﾌﾌ
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「カマキリ」
そして早速俺は
コミックボンボンに出てる
色違いの物の写真を見ながら
細かく丁寧に塗り替えてたいった。
しかしどうしてもはみ出たり
直線が曲がったりしてしまい
あんまり上手に塗る事が出来ず
思ってたのと何か違ってきた。
すると母親が部屋に入ってきて
「シンナー臭い～」と言われたが
もうシンナーの臭いになれた俺は
から返事だけして色塗りを続ける
その後しばらくすると
また母親が俺の部屋に来て
ふと天井を見上げしばらく固まり
「ギャー！」と言って出て行った！
ｷﾞｬｱｧｧｧ！∑(ﾟДﾟﾉ)ﾉ
何が起こったのかと思い
俺も天井を見て確認すると
カマキリが1匹はいつくばってて
「これで驚いたのか」と解った。
この時の俺は
カマキリが全然怖くなかったから
俺の部屋に遊びに来てくれたんだ
そう感じてとても嬉しくなる。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
しかもカマキリがいてくれれば
母親がシンナー臭いと
俺の部屋に言いに来なくなるから
このカマキリに感謝しかない。
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【修理】
その後色もなんとか塗終わり
写真の物と少し違うけど
それなりの完成度になった気がし
とりあえず満足できた。
そして嬉しくなってしまい
早速ガチャガチャ変形をさせ
手で持ち空を飛ばし宇宙で飛ばし
1人で遊びまくってた！
すると4歳の弟が来て
「それで遊びたい！」と言うから
しばらく弟に貸す事にし
気が済むまで遊ばせる。
しばらくして弟が飽きたようで
俺にバルキリーをかえしに来ると
なんと！足の付け根が取れてて
修復不可能になってた！
( ﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ
これを見た俺は
もう変形させて遊べないと感じ
でも何とかして直したいから
母親に相談してみる。
そしたら母親が
「おもちゃ屋に持って行けば
直してくれるよ」と言うので
翌日母親と一緒に持って行った。
でも玩具屋に
直るまで1週間かかると言われ
その間遊べないけど仕方なく
渋々修理出しして直してもらった
ｼｮﾎﾞ──(´･ω･`)──ﾝ
