「プラモの勧め」
記事小説
【ジム】
7歳の時ガンプラの
「ジム」と言うロボットが欲しくて
母親にねだってお小遣いをもらい
おもちゃ屋に買いに行った。
この時のジムは
たった300円のプラモデルで
俺でも何とか作れるくらいの
簡単なプラモだった。
そして早く手に入れたくて
ウキウキしながら玩具屋に向かい
途中欲しい気持ちが我慢できず
走り始めてしまう。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
おもちゃ屋に到着すると
たくさんのプラモデルが置いてあり
その中からジムを探すのが大変で
玩具屋の人にジムあるか聞いてみた
すると玩具屋のおばさんが
重たいプラモデルをかき分け
一生懸命探してくれたけど
全然ジムが見つからない。
なのでおばさんが仕入れ帳簿を見て
ジムが売れてないか確認すると
全部売り切ってしまい
もう既にこの店に無かった！
しかも当時ガンプラが大人気で
いつ仕入れられるか解らず
ジムが入荷するのかも不明で
がっかりしてしまった。
ｼｮﾎﾞ──(´･ω･`)──ﾝ
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【リアルタイプ】
ジムが無かった事が悲しくて
念のため自分でも探してみて
それでもなかったらもう素直に
諦めて帰ろうとした。
そしてジムを探し始めると
コロコロコミックに乗ってた
「リアルタイプガンダム」と言う
新製品を見つけた！
このリアルタイプガンダムは
正規品の物の色違いで
しかもロボットに付けるルシールが
たくさん付属してリアルに仕上がる
これを見た俺は
ジムよりこっちの方が欲しくなり
でも値段を見たら700円で
300円しかない俺じゃ買えない。
(ノД`)・゜・。
なので俺は
これから急いで家に帰り
母親にねだって700円もらって
再度買いに来る事にした。
家までの距離は
俺の足で歩くと15分もかかり
往復30分だから売り切れが心配で
走って家に向かい10分で到着した！
母親にジムが無かった事を伝え
その代わりリアルタイプガンダムを
欲しくなったから700円くれる様に
必死に頼んでみた。
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【マクロス】
そして母親が渋々700円くれて俺は
急いでおもちゃ屋に走って向かい
リアルタイプガンダムを探すと
もう誰かに買われてしまって無い！
ﾋｨｨｯ!!∑(；Д；ﾉ)ﾉ
この現実に俺は
この世が終わった気持ちになって
半べそ状態で帰ろうとしたら
店員のおばさんに呼ばれた。
するとおばさんは
1週間後の4月から新しく始まる
「マクロス」と言うプラモがあり
それが絶対大人気になると言う。
(´∀`∩)↑age↑
しかし放送予定のアニメなら
事前に学校で話題になるけど
全くそんな話聞いた事なく
大人気になるのに噂すらない。
でもおばさんが強く勧めてくるので
半信半疑な気持ちだったけど俺は
マクロスと言うアニメでに出てくる
バルキリーと言うプラモを買った。
家に帰って母親と一緒に
プラモの説明書を見てみると
アニメじゃ3段変形するらしいが
このプラモだと変形しない。
俺が今回買った物は
3段変形の中の人型の物で
変な形だけど母親と組み立てたら
何かカッコ良くて嬉しくなった。
(*´-∀-)ﾌﾌﾌｯ
