「新年会とお年玉」

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【いつもの場所】





6歳の時の1月3日
お正月中の家族が起床する時間は
毎朝9時過ぎまで寝てて
俺が6時に起きても暇だった。


なのでいつも商店街広場に行き
自販機の下からお金を取って
コーンスープを飲みながら
優雅にくつろぐことにしてた。


するといつも岸さんと言う
幼馴染の女子も散歩でここに来て
俺と同じ朝が暇だという事で
飲み物をおごって一緒に話す。
(*´-∀-)フフフッ


でも今回
いつも来てた岸さんが現れず
もしかしたら昨日の事が原因で
機嫌が悪くなり来ないのかと感じた。


その原因は
俺が自販機の下から取ったお金で
飲み物をおごろうとしたら
自分のお金で買って!と叱られた。


しかしそのあと
きちんと自分のお金で買ってあげて
とても喜んで飲んでくれてから
それが原因じゃないと信じたい。


その後いくら待っても
岸さんが来なかったので
ここにいても暇だから
家に戻って行った。
|ω・`)ショボーン


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【秘密の場所】




7時ごろ家に到着すると
何故か母親と父親がもう起きていて
たくさん料理を作りながら
忙しく家事をしてた。


その母親の姿を見て俺は
今日親戚一同が俺の家に集まり
新年会を開く日だという事を
ようやく思い出す。


つまり今日は
お年玉がたくさんもらえる日で
もうワクワクが止まらなくなり
猛烈にご機嫌になってしまった。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°


そして朝ごはんを食べ
みんなが来るまで弟と遊び
いつもの様にブロックで
戦争ごっこをしてた。


このとき弟に
「朝いつもどこに行ってるの?」
そう聞かれたので「散歩に行って
ジュース飲んでる」と答えた。


すると弟が
「毎日ジュースが買えるほど
お小遣いもらってたっけ?!」
そう言って驚かれてしまった。


なので俺は
自動販売機の下をあされば
落ちてるお金が出てくる事を
弟にこっそり教えてあげた。
ヒソヒソ(*・ω-)(-ω・*)ヒソヒソ


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【百人一首】




しばらくすると
親戚の人達がゾロゾロ集まってきて
俺と弟が「明けましておめでとう!」
そう言うとすぐお年玉をくれた!


そして次々と来る親戚の人に
挨拶をしてお年玉をもらい
欲しいおもちゃの目標金額の
3000円がスグにたまってくれた!
(∩´∀`)∩ワーイ


しかし今日は
まだ1月3日だからお店が閉まってて
明日の1月4日になるまで
俺がほしい玩具がお預けになる。


このあと俺は
みんなでお寿司を食べて
おせち料理も食べて
親戚の子達とトランプで遊んでた。


大人たちは
昼過ぎからお酒を飲みまくり
全員ご機嫌に盛り上がってて
子供の相手なんてしてくれない。


そんな時
お酒が飲めないおばあちゃんが
我々の所に来てくれて
一緒に百人一首をしてくれた!


この時おばあちゃんが
読み札を担当してくれるおかげで
一番楽しい遊びの百人一首を
ようやくみんなで遊ぶ事が出来た。

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