【競馬】引退！アイドルホース メイケイエール
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先日、競馬界のアイドル・メイケイエールちゃん♀が引退しました。
私もたまたまyou tubeで引退式を見ていたのですが、良い引退式でしたね。厩務員さんの涙が・・・。引退式でかかってた音楽の、いきものがかりの「yell」もまた良かったです・・・涙。
G1こそ勝てなかったものの、重賞６勝を挙げ、可愛らしい顔と美しい馬体、そして負けず嫌いで、毎回一生懸命なりふり構わず激走する姿で人気を博しました。
競馬の引退式はG1を2勝しないと馬主さん負担らしいので・・・愛されていたんだなぁと思いますね。６歳まで4年間、よく頑張ったね。これからは繁殖牝馬として新たな道に進みます。
エールちゃんの愛称で親しまれていますが、名前の由来は「皆さんに応援してもらえる馬になってほしい」という想いから。『名は体を表す』と言いますが、その通りになって本当にたくさんの人々に愛されたエールちゃんでした。
エールちゃんの生き方としては、結構我が強くてワンマン気質。他の馬よりも上に立ちたい！という気持ちも強く（だからこそのあの一生懸命な走り）、大きな影響力も持っています。結構好き嫌いもはっきりしていて、受け付けない馬や人も分かりやすいタイプ。
性格としては人間との連帯意識も強く、順応性があります。常にパートナーを必要としているので、厩務員さんとか調教師、騎手などに対して比較的素直でしょう。
パートナーを組んでいた池添謙一騎手とは、愛称抜群。物事のやり方や捉え方は同じだし、運命の赤い糸で繋がっている縁の深い間柄。引退しても、池添騎手はエールちゃんに会いに行くでしょう。また、家族的な居心地の良さというのが一緒にいる時にありますし、阿吽の呼吸で走れる関係。基本的にエールちゃんが池添騎手のやり方に巻き込まれていく、という形になるので、池添騎手の優秀な技術力に委ねられたことで良い成績を残せた、という風にも見て取れます。好きでも嫌いでもないけど、一緒に組んで運気が上がるとかもないけど、なんだかんだ一緒にいてしまうふたり。
エールちゃんの命は、典型的な”子供に縁のない命”なんですよね。人間の場合ですと、出産しない人生になるか、出産はしても自分で育てたくても様々な事情から子供とは離れて暮らす、ということになりますね。
馬の場合は、出産後半年で離乳したら生涯離れ離れになりますから、特に問題ないかと。エールちゃんの場合、人間の年齢に変換して考えると、26歳から46歳までは子供に縁が出来る時期となりますから、繁殖の年齢と重なるし、更に問題ないかと。（人間に変換して考えていいのか、とも思うのでこれは話半分で聞いてください）受胎しづらいとかいう問題が出てきたら、受胎率の高いゴルシもいるしね。
私も毎日「仔馬カメラ」さんのyou tubuで仔馬の子育てを見させていただいていますが、子育てって本当に大変ですね。馬の場合はほとんど寝ないから24時間ワンオペだし、仔馬はずーっと元気だし、なかなか寝ないし、やっと寝てくれてやっと休める〜と母馬が寝っ転がった瞬間に起きてすぐ母乳だし、ママ友との付き合いもあるし・・・出産、子育ては体力と気力、若さと勢いのある人生期じゃないとなかなか大変っていうのがよく分かります。
エールちゃんもこれから大仕事が待ってるね。
これからも頑張れエールちゃん！
