【競馬】癖馬達の個性分析 ゴールドシップとアオラキくん親子
記事占い
武豊さんのブログを書いたら、you tubeにめっちゃ競馬のオススメでてきちゃって。
動物の動画見るの大好きなので、競馬の動画を見てたらハマってしまいました。めっちゃお馬さんカワイイ。馬を走らせる為に陣営が一丸となっていて、馬一個体づつにも性格や個性があって、馬のことを思いながら大切に育てていて、めっちゃドラマがある。ちなみに私の癒しは、引退して繁殖に入った母馬と仔馬ののんびり動画です。仔馬ちゃん達めちゃカワ。
・ゴールドシップ
競馬界で愛されているアイドルホース代表といえば、ゴルシの愛称で親しまれているゴールドシップ♂。伝説がありすぎて何から書いてわからない。
芦毛の白い馬というだけでも目立つんだけど、気性が激しくてわがままなのに人間味のあるキャラクター。ファンサを忘れない天性のアイドル。そして何よりも型破りな強さと愛嬌で愛されました。
圧倒的な強さで勝利した姿と、信じがたい惨敗をした姿。あり得ないレース展開で勝ったと思えば、どんなに重要なレースでもやる気がなければ全く勝負しないという、超気分屋。勝つか負けるかはゴルシが決めるとも言われました。何をするかわからない危なっかしさで、目が離せない。頭が良く、実は人間を舐めてる説もありますが、「ゴルシに賭ける奴は馬鹿、ゴルシに賭けないやつも馬鹿」と言われ、勝っても負けても人間を魅了したスーパーホース。
やる気があれば舌を出しながら舐めプ走りで圧勝し、人だろうが馬だろうが気に入らない奴は蹴りに行き、大歓声を浴びに観客のとこまで行ってファンサービスし、ゲート内で暴れてスタートで出遅れ120億円の馬券を紙屑にする。引退後の身体検査では、普通の競走馬はどこかしら問題が出るそうですがゴルシは異常が全くなかったことから、レースで本気で走ったことがなかったのでは？という疑惑まで出る。種牡馬としては種付けの通算成功率は通常70％のところ、ゴルシは驚異の95％超えという、引退しても話題に尽きないゴルシ。相手も選り好みしないそうで。
まずは魁ごう。そりゃ普通じゃない。その道を生涯かけて極めていく馬です。
そして、専門技術力を発揮できる世界において、必ず出世する馬。大組織が向いていて、名誉や表彰にも縁が強い。
最初は苦労する傾向ですが、歳と共に円熟味を増しトップに立つという生き方をします。マイペースでコツコツ努力型。自分の主張を通すあまり、問題を生じてしまうところがあります。
性格的に自分にしか興味がなくて、空気を読めないところがあるので、破天荒な行動はそこからきているのかもしれません。考えすぎてチャンスを失うところもあり。120億円事件、彼なりに真剣だったのかもね。考えすぎちゃって立ち上がっちゃって、やば・・・みたいな。
根底は、全てのことは経験を通して判断する性格です。自分で確かめてこそ、信用し納得する。防御力が強く、戦うときは相手の攻撃に耐え、息が切れるのを待ってから反撃する。レースの最初は最後尾らへんにいて、最後追い上げるレーススタイルそのまんまじゃないですか。独特の才能を売り込むタイプ。
確かに元々恵まれた身体を持って生まれているけど、自己エネルギーは低いので、自分の力だけではなく周りの陣営に恵まれて成功できた馬です。身弱なので諦めが早く、粘り強さはありません。やる気失くすと走らなくなっちゃうのも納得。人間達に甘えてやりたい放題だったけど、依存性があり単独では生きていけないタイプです。
本質的に楽しいことや騒がしいことが大好きで欲望に忠実だから、本当はシリアスなレースなんて嫌いだっただろうなって思う。でも外面を表す部分にイケメンの星をもっているから先天的にビジュアルに優れていて、どんなに暴れても品よく映っちゃうし、どうやっても良い印象を残してしまう馬なんですね。
繁殖牝馬として大活躍中とのことですが、レースより全然こっちの方が好きです。楽しいことだーい好きだから。天職につけましたね。
人間でいうとイケメンのチャラ男。浮気者で節操のない男。なのに優しくてかっこいいからモテるし、女の子側も本気になっちゃって、騙されたことに気づいた頃には彼は逃げてもういない・・・みたいな。馬だから許されるよ。馬でよかったね。
【おまけ】
・ジャスタウェイ
ゴルシとは隣の馬房で大の仲良しだったジャスタウェイ♂。調教嫌いのゴルシが、ジャスタウェイと一緒の訓練なら真面目に取り組むなど微笑ましいエピソードから、一緒に出た世界最高峰のレースである凱旋門賞の入場時、ゴルシが勝手にフランスの客席に挨拶しにいく奇行からジャスタウェイは完全に顔を背けて「知らないひとです」とばかりにガン無視していた面白エピソードまで、良きライバルであり、親友のふたり。
ゴルシとジャスタウェイの相性ですが、まぁ全然性格が違うっていうか正反対。神経質なゴルシとは違い、ジャスタウェイは大らかで楽天的。あまり細かいことは気にしないタイプ。一生食べることには苦労しないし、かなりの強運の持ち主で、品行方正な印象を残す馬。
出会う時も別れる時もスムーズで、兄弟のような空気感。一緒に暮らしてもストレスのない関係性です。運命的に自然体で仲良くできるふたりでした。
・アオラキ
ゴルシにとっては初めての白毛産駒のアオラキくん♂です。
馬の親子の命式を結構色々見ましたが、あんまり遺伝しないみたいですね。人間だと命式も遺伝するのですが。親子でも全くの別個体、って感じです。
白毛馬は貴重で人気。ゴルシの子ということもあって、生まれた時から注目度が高く、ファンの熱量も熱く、凄く期待されている馬です。今の時代は、生まれたばかりの仔馬時代やデビュー前の動画なども見れますから、そういう成長過程も見てしまうともう完全にお母さん目線になってしまいますよね。
真っ白で美しく、青い目の神秘的な魅力があるアオラキくんです。
まだ3歳でとにかくカワイイカワイイ。普段はとても大人しく、ゴルシの子なのに大人しくて従順で素直。面倒のかからない性格とのこと。
デビュー戦の動画を見ました。レースになると豹変しましたね。左右に首ブンブン振って異様な走り。何かに取り憑かれてるのか？！って素人の私でも「首もげる！！」って思いました。幼稚園の徒競走みたいで可愛かったけど、ヘドバン獅子舞スタイル・・・。普通じゃない大物感、父親の姿を重ねた人も多いのでは。好奇心旺盛で客席をじっと見てる感じとか、ゴルシに似た仕草に血筋を感じます。
なかなか成績振るわず、3歳未勝利。競馬界では3歳で勝てるか勝てないかでその後の未来が変わるそうで、ファンも心配かと思います。白毛の貴重馬ということもあって、乗馬や神馬など他の馬より再就職先（？）は結構あるようですが、ゴルシの子ということもあり、父親のような強い走りが見たいと諦められないファンもいるでしょう。
アオラキくんは一番特徴的なのは、大きな組織の中、特にエンターテイメントやマスコミ、スポーツの世界で専門技術力を発揮し、実力があってもなくても必ず出世できる命です。大組織の中で出世できる、という意味ではゴルシと同じですね。ここは遺伝なのかな。アオラキくんは人間で例えると、お家柄が素晴らしいお坊ちゃんで、親のコネで大企業に就職し、品行方正で普通に働いているだけで社長になっちゃう人、みたいな。
父親とは違い自己エネルギーが強いところが良いですね。自力で開運できる強さを持っている。自己エネルギーが強い身旺ということは、見弱の父とは違い大きな試練と闘う人生になります。偉大な父を持っていますが、案外親からの恩恵は薄く、自己満足に生きるタイプです。
性格的には大らかで前向き。自由で考えの幅が広くて、自信があり、くよくよしない。まずは全体を見てからマトを絞っていくタイプ。初めての場所では最初はぼーっとしていますが、いつの間にかうまく溶け込むことができます。第六感に優れていて、物事のコツを掴むのも上手い。とても高い感性を持っていて瞬間的な判断力に強いです。つまりは運動神経抜群。
見た感じは真面目ですが、自分勝手好き放題を通す方が良さが出ます。協調性を強要すると強いストレスを感じてしまいます。内面は繊細さもありますが、外見的には品行方正で周囲に良い印象を残す馬です。自分のスタイルを貫き通せる世界に向いていて、自分の道を一本に縛らずに他の世界を見ることで開花する可能性も秘めているので、もし今後も勝てないなら他の道に進むことも良いとは思います。とにかく怪我せず、安全に幸せでいて欲しいと願うファンも多いですしね。
アオラキくんは自然体で生きていて、環境に恵まれさえれば、勝手に出世していく命です。優しすぎて大人しすぎて、競走馬としては・・・という見方もありますが、才能として技術力に長けていますし競馬にも向いていると思います。競馬じゃなくてもいいけど、何かをきっかけに化けていく可能性を秘めています。いわゆる良い子ちゃんなので、扱いやすい勝てる馬になれるんじゃないかな。なんか気づいたら勝ててきたね？！みたいな。
もうちょっと気長に待ってほしい、そんな風に感じます。
