カタリベタロウの物語 #50まぁ、まぁ、〜 #106舌打ち系男子

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   #50 まぁ、まぁ、

陸橋を登り切ると、自転車を押していたおばあさんがしゃがみ込んでいた。

「大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ」
「そうですか……気を付けて下さい」

何が「気を付けて下さい」だ。もっと気の利いたことが言えないのか、俺。
自分の言葉の出なさ加減が恥ずかしくて、早歩きでその場を後にする。

「お兄さん、ちょっと」

と、そんな言葉が聞こえたような気がしたが、車の音に掻き消されて聞こえませんでしたよ的なスタンスで何事もなかったかのように凛とした背中を向け続けた。
その罪悪感からか、下り坂に差し掛かったところでより一層早足になる。
そして、下り切ったところですぐさま横道に逸れ、いち早く安心感を得ようとしつぁ。

「よし、ここまでクレバー……」

善人から一気に逃亡犯の深層心理へと没入。
考え過ぎる悪い癖。
もう何も考えずにさっさと行ってしまおう。

「お兄さん」

近付く自転車の音。

「さっきはよくもシカトしてくれたなぁ!」と、一瞬にしてそんな被害妄想の台詞が聞こえてきたが一瞬にして馬鹿馬鹿しくなり一瞬にして意を決して一瞬にして愛想よく一瞬にして滑らかに一瞬にして一瞬にして振り向いた。

「あ、はい」
「さっきはありがとう。それでね、お兄さん、2千円貸してくれない?」
「え?」

予想外過ぎる言葉にわろけてきた。

「必ず返すから。電話番号、教えて」

何故だか貸しても教えてもイケナイ気がした。

「あー今買い物してきちゃってないんですよぉ~」
「そっかぁ~400円だけでもなぁい?」
「あー小銭ならあるかも……あ、ちょうど500円玉あるんで、どうぞ」
「ありがとねぇ。後で絶対返すから、電話番号、教えて」
「いやいやいや、ホント大丈夫なんで、貰ってやってください。これも何かの縁なので」
「ホントぉ?悪いわねぇ~」
「いえいえ、それじゃあ、気を付けて」

何が「気を付けて下さい」だ。もっと気の利いたことが言えないのか、俺。
自分の言葉の出なさ加減が恥ずかしくて、早歩きでその場をデジャヴ!!!

ふぅ……なんだこのやりとり。

何も考えず気前よく2000円あげちゃえばよかったかなぁ……せめて事情くらい聞いとけばよかった……。
果たしてこの判断は正しかったのだろうか……うわ、赤信号だ。

近付く自転車の音。

「ホントありがとねぇ」
「いえいえ、それにしても今日暑いですねぇ」
「ホントねぇ~ジュースでもご馳走してあげたいんだけど」
「いやいやいや……」

嘘だろお!?どんな感覚しとんねん!!!

「……大学生?」
「あぁ、まぁ、そんな感じです」

ホントは氏がない旅人です。
めんどくさかったのでテキトーに話を合わせた。

「どこの大学?」

予想外に突っ込んできた。テキトーに有名大学を答える。

「へぇ、そうなんだ。頑張ってねぇ」
「あ、はい。ありがとうございます」

救いの青信号。

「それじゃあ、僕、こっちなんで」
「ホントありがとうねぇ~」
「はーい」

不思議な時間だった。
まぁ、なんだかんだ面白かったけど。
良いことしたのかな?
判断が難しいね。
まぁ、どっちでもいっか。



   #51 不倫逢瀬のワンシーン

「そうだ、こうしよう。私があの花を摘んでくる間に、キミが一瞬足りとも旦那さんのことを考えなかったら、私はキミを受け入れよう。でももし、一瞬でも旦那さんのことを考えてしまったら、キミは大人しく旦那さんのところに帰るんだよ」

「ダメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「ダメーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

「ダメーーーーーーーーーーー」

「ダメーーーーー」

「ダメー」

あれ、さっき豊島区の年増女が初老のキョートーと呼ばれているおじさんに不倫したいオーラムンムンで近付いていっているのを見たような気がするんだけど気のせいだったのかな夢だったのかな……。



   #52 紛失イートイン

とあるビニコンで、“日本は安全で財布を落としても戻ってきます!”的な雑誌のコラム的な的なんを読んでいたら、おじさんが”ウィ~ん”と入ってきてイートインコーナーを”ざっ!”と見回して、「さっきそこのイートインコーナーのコーナーで財布無くしたんだけど監視カメラ見せて」と無骨に店員さんに言ったんだけどその店員さんは「イートインコーナーのコーナーんとこ監視カメラ無いんできっと映ってないですよぉ」と一蹴(元サッカー部)。

「警察に届けてみたらどうですかぁ?」

すかさず提案。

「いやぁアイツらは使えないからなぁ」

と一蹴(元バッカー部)。

「詳しく調べてくれるかもしれませんよぉ」

「いやぁ」

「届いてるかもしれませんしぃ」

「いやぁ」

「中に何か住所とか書いてあるカードとか入ってたんですかぁ?」

「いやぁ、ただの小銭入れ的なんだからぁ…」

「いくら入ってたんですかぁ?」

「いやぁ」



   #53 乗り遅れ

ボタン式の電車が来たけど、その開閉ボタンを押さず、ずっとドアの前で立ち尽くしテイル系男性がいました。

しばらくすると、その電車はそのままガタンゴトンと行ってしまいました。

その後もその男性はしばらくの間そこに立ち尽くしていました。

え?何故それが分かるかって?

そうです、何故なら私もその男性に気を取られて乗り遅れてしまったァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!



   #54 母の愛

「たっくん手ェ洗ってねぇ~」
「はーい」
「洗ったぁ?」
「うん」
「嘘だよぉほら洗ってきてぇ」
「えあらったよぉ~」
「いいからほら洗ってきなぁ!」
「きめつけんなよ!」
「決め付けけるよ!だってうんこついてるもん!!!」
「あっ」



   #55 田所さん家

田所さん家の台所は田んぼです。

田所さん家の台所は一丁前にIHです。

しかし、電気が通っていないのでそれはもはや平らな台です。

トイレの花子さんの苗字は田所です。

めでたしめでたし。



   #56 感覚を研ぎ澄ますレッスン

「この感じ習った?」
「まだだよ」
「雰囲気で読んでみ」
「えむりだよぉ」
「いいからいいから、セェーェノォッ」
「いやむりだよぉ~」



   #57 温度差

「キミって、すごく眩しいよね」
「うん」



   #58 カンケェネェ

「。。。ねぇ、向いてないよ。ねぇ、もう辞めなよ。ねぇ、私の為に、もう、辞めて。。。」

「。。。いやまじでそんなの小島よしおだよ!」

「うわそのセンスないわぁ~別れるもう辞めても別れる!」

「がびょ~ん」



   #59 ギターさすらい

「こんなのもらっちゃっていいの?」
「うん、いいんだよ、中古のお下がりだから」
「いやめっちゃ旅人!」



   #60 れいちゃん

「れいちゃんはなにがいいぃ~?♡」
「うーんれいわぁ~れいわぁ~……」
「ぅよーしれいわにしよう!!!」

という流れで”令和”に決定致しましたぁ。



   #61 山手正義

「ねぇ、めぇのこと、見送って」
「うん、じゃあ、山手線、一周するよ」
「きゃん、嬉しい」
「あぁ~ちゃんと乗った分お金払わなきゃダメですよぉ~」
「え、そうなんですか?それじゃあ、アナタが払ってください」
「えあはい?」
「その正義を執行したいのであればアナタが僕の分のお金を払えばその正義は無事に執行されますよ」
「……はぁ……ぁなるほ怒……」
「ほら、よこせ」
「そーの前に死刑を執行するぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「いや~ん」
「きゅん」



   #62 なんぱ

「ねぇ今度街中のベンチとか座って女の綺麗な生足とか眺めながら缶チューハイでも飲もうぜぇ~」
「イェ~イ」

そして当日。

「あっ、見て見て可愛いの」
「ホントだ行ってくる!」

「ねぇねぇ連絡先交換しよっ」
「えぇーーーよーーー」
「じゃぁふるふるで」
「腰をふりふり♪腰をふりふり♪」
「そのふるふるじゃねぇな!!!」

バチーン!!!

脳梗塞発症。

叩いた方が。



   #63 Rh-

「なぁ~んでそんなにマイナス思考なーん?」
「うーん血液型があーるえいちまいなすだからかなぁ~」
「んなわけあんめぇ~」
「おたんこなすうんめぇ~」



   #64 いでん

「息子の家庭内暴力が酷いので殺しましたぁ~」
「あ、遺伝ですねぇ~」
「そんな訳ないだろォ~」
「いやいや暴力のいっちゃん酷いのが殺しだよォ~」
「つまり僕は頭がオカシくて父はただの馬鹿だと言うことですね!」
「いいえ!あなたのお母さんは男です!」
「うキー!!!」

これが世に言う日常会話。

というわけで”遺伝子おでん”、はじめました。


   #65 塾通い

ばかだから塾に
でも生き方わかんない
迷った挙句
お母さんに相談
ねぇねぇ、
俺はお父さんだ!
めでたしめでたし。



   #66 生理現象

ぷぅ~。

やばっ、おならしたゃった。

静寂の教室。

どうしよう。

そうだ、おならよりももっとひどいことをしよう!

ぶりぶりぶりぶりぷり。

「先生!うんちもらしました!」
「実は、先生もなんだ」
「私も」
「俺も」
「僕も」
「あちきも」
「あ、オイラのうんちと交換しない?」
「QR?ふるふる?」
「あ、ぶりぶりで」
「OKでーす!」

そんな感じで物理のテストはクラスの平均点が赤点でしたとさっ。



   #67 うんめいのみあい

「お見合い緊張するなぁ……」

ガラガラガラガラガラ。

「あなたが、のりこさん?」
「そうです、わたすがのりこのりこです。あなたがしまながしたろうさん?」
「いかにも!ってかのりこのりこって珍しい!」
「いやあなたもしまながしたろうだろう!」
「昔、島流しにあった先祖が、いたとかいなっかったとか。。。」
「あらやだ、結婚しましょっ」
「しまだけにしましょっ」

そうして産まれたのがこの私、しましましまんとしーましまシーマンことしまながしさぶろうでございます長男なのに。



   #68 三角関係

「ねぇ、どうして行っちゃうの?」
「……どうしても、夢が諦め切れないんだ……」
「ねぇ、私も連れてって。私もパリスに連れてって」
「いや、お前5番目の女だから。何言っちゃってんの?」
「え?」
「紹介します、こちら、本命子ちゃんです」
「あ、どうも、本命子どぅえぇす」
「いやぁぁぁ!こんな女のどこがいいのよぉぉぉ!」
「清楚なところー」
「もうこうなったら殺してやるー!だけど刃物ないから買ってくるねぇ待っててねぇ~」
「はーい」

「お待たせぇー」
「おせーよフライト1本遅らせたんだぞぉ」
「え、私の為に?キュン」
「ば、ばか、ちげーよ」
「……そう…よね……」
「……いや、やっぱり、お前の為かも……やっぱりお前が好きかも!」
「え!?きゅん」
「ほら、こいよ」

ハグ。刺さる。グサ。

「あっ!ごめんごめんごめん!刺さっちゃった!大量の安全ピン刺さっちゃった!」
「あ、やっぱこれ大量の安全ピンだよねーなんかむず痒いと思ったんだよーもーおっちょこちょいなんだからぁ!」
「てへ!」
「よし、一緒にパリスに行こう」
「え?本命子ちゃんは?」
「いーんだよあんなギャル、いくぞ、ブス」
「きゅん!はい!ブスいきまーす!!!」

数年子、彼らはパリスにいる寿司職人から教わったカレーライスを売り出し破産へと追い込まれヤケになりエッフェル塔の横にワッフル塔を作り国外追放され結局足立区で幸せに暮らしましたとさ。



   #69 感動の再会

昔々ある深夜のカプセルホテルに、周りの迷惑を考えないタン吐きおっさんと怒号鳴り響かすおっさんがいました。
しかし、実のところこの二人はおっさんのようなおばはんで、ホルモンバランスが乱れていただけでしたので周りのみんなもほっこりとした気持ちになりました。
さらにはこの二人、実は生き別れた兄弟いや姉妹で、この争いのおかげと言いますか怪我の功名と言いますかなんと言いますかな感じで感動の再会を果たしましたまでは良かったものの、その数年後、親の遺産を巡るドロドロな争いで結局のところまたバッチバチなバトルが始まっちゃったりなんかしちゃったりなんかして”なんだかなぁ~”という感じになっちゃったので僕はゲームセンターでストリートファイターIがやりたくなりました。



   #70 鼻くそマン喫

「漫画喫茶で寝るとまちゃくちゃ大きな鼻くそができますビシッ!まちゃくちゃ大きな鼻くそができますビシッ!」

と大声で叫んでいた人がいたので、

「めっちゃ急な急坂降ってるチャリに声を掛けても止まってくれないことを知りましたノシッ!止まってくれないことを知りましたノシッ!」

と言ってやりました。

僕たちは人見知りです。



   #71 当たったんだよ当たったんだってばぁ

“鼻とのどがすっきりする代わりに頭は禿げて目が無くなります”

あるアメの話です。
緑のパッケージのヤーツです。
そんな絵が描いてあるんです。

信じてください!

当たったんだよ!
当たったんだってばぁ!

でも点滅してて上手く写真に収まんなかっただけなんだよぉ!
しかも写真撮ってる間に消えちゃって結局もう一本もらえなかったんだよぉ!
運が良いのか悪いのか分からなかったよぉ!

当たったんだよ!
当たったんだってばぁ!

これが世に言う”自販機の当たりもらえなかった騒動”。

騒々しい休日の午後。

ストレスで禿げそうです。



   #72 カリスマ切りすぎた

床屋や美容室が苦手だった僕は、高校生の頃から自分で髪を切り始めました。

当時は頭髪服装検査ごとにちょくちょくちょきちょき切っていたのでカリスマ美容師張りの腕前だったのですが、今となってはそれも過去の栄光です……。

そうです、今回、完璧に切りすぎました!!!

もう笑うしかありません。

はい。

気分が鬱ぎ込みがちだったので「切ってしまえぇ!」と思ったのが間違いでした。

はい。


そこから彼は専門学校へと通いNIKKOさんになりました。



   #73 若ギリス

若いうちに色々とやっておいた方がいいと感じたキリギリスがイギリスに行きました。

着いて早々黒い人に金をせびられましたが「オイラは日本のキリギリスだぁ!」と堂々と言ってやったら追い払えました。

すると、素顔が梟の”ふくろうすがお”と出会いました。

「ったったったたったったたったぁーんかすたねっとぅーう」
「ネチネチネチナチうようようようよどなどなどなどなどらっしーぶしゃー」

そうしているうちに彼は彼に食べられそうになったので格安バッタ便でトンボ返りしてきました。

彼はとっても成長することができたようですね。

うぅ~ん、ホント時間というものは無駄にすることはできないなぁ~。



   #74 あるあるある

あーなんだか10万必要って気がするなー。
あー空から金降ってこないかなー。
よーし久しぶりに競馬でも行くかー(クズ)。

オルフェ世代です。

なので、日をまたぐ前にあるあるある言います。

“あるあるってあるあるですよね!”

そうですよね。
共感得られて嬉しいです。

異常、WADAでした。



   #75 DEATH鬱

昔から亡霊になってこの世を彷徨うのだけは嫌なんDEATH!

イジメ、ダメ、ゼッタイ、FOREVER。

実際。

度胸もアリスゴいよ尊敬スル素直にリスペクト!

うん。

それだけ、分かってもらえれば、はい。

てゆうかプチ鬱。

そんな感じでちょっとプチ鬱なんでプチ鬱について吟じまぁす。

“プチ鬱なのにぷにぷにの太もも~”

以上です。



   #76 Q

1mより26cmも長い紐を見つけたよ。

お風呂に入って洗濯干し終わったら5つに切ったロールケーキが降ってきたよ。

今日はその他にクレープも食ったしヒモも食ったし焼きおにぎりも食ったし色々と食生活が乱れておりますなわちデブなので明日から歩くよ。


さて、一体なんでしょうか?


ヒント : 笹身っぱい頬張りたい



   #77 百均ホテルBattle

ある百均にて。。。

(母)"どこに値段書いてあんの? "
(娘)"ここのモノは基本的に100円だよ!"
(母)"あら、そうなの!?"
(娘)"うん、100円じゃないのには値段書いてあるよ!ほら、これとかは200円"

面白かったなぁ~。

そしたらね、夢ができた。
ホテル暮らしがしたい。
色んなホテル転々としたい。

とりあらいずキングベッド欲しいです買ってくださいよろしくお願いしますありがとうございます感謝いたします。

と、そんな日々でした。

と、そんな日々の中、図らずも食べ物で遊んでしまいましたすみません。

懺悔としてひもきゅ~で首吊ります。
又はちょろきゅ~に乗って海へと突っ込みます。
それかきゅうりのきゅ~ちゃん食べながらさかもとのきゅ~さんのすきやき歌ってたかはしのきゅ~ちゃんと一緒に人生のゴールテープを切ろうと思います。



   #78 ダニエルくん美味しい

大好きな友達の首が腐りそうということなのでビックルとスポロンを一気飲みして早期回復祈願!!!

と思ったらビックルが売ってなかったので代わりにヨービック&ジャックダニエルを一緒に一気に飲みたいと思いますなんでぇ!?!?!?

てかビックルがヨービックに進化したんかなぁーよーわからんわぁー。。。

まぁでもとりあらいず飲みましたんよ。

したらね、マズかったです!!!

こりゃ治りそうもねーや。。。

って言おうとしてたんですけどぉ、意外と美味しかったので早めに治るかもね、首。

良かったね。

ダニエル。



   #79 バタコノソウプスウプ

ある夜の帳、ソウインプラントソウプランドガヨイおじさんがタバコを蒸していました。

しかしながらタバコはバタコさんの略ではありませんので悪しからず。

「あんあ~ん」

そして、”未(イマ)だ木鶏(モッケイ)たりえず"ばりの名言を残したテルちゃんはまさにまだ木鶏のような状態には慣れていないのだぁ!!!

「みんなぁ~バタコさんの特製ス~プの時間で~すよぉ~」

りあえず無人島買いたい。
2000万円くらいのところを。

応援してください。

「応援してます、陰ながら」

ありがとう。でも日向きて。

そして最後に一言。

”まゆぷ~"の発音は"ま"がアクセントじゃなくてノンアクセントに近い"まぁゆぅぷぅ~"らしいですよ。

とか言ってる僕はというか男は女がいないと何もできないと思います。
政治やら何やら女が上に立った方が何事もうまくいくんじゃないでしょうか?

とそう思った方はdボタンペロペロ。



   #80 おしょくじまえのぎしき

「#宇宙宇宙宇宙無ノ居場所鵜呑み迫UNO操子梨汁&が○○汁ぶ#」

「そんな能書きはいいからさっさと食えってばよ。あの健康茶と一緒に流し込めってばよ。っておいおい!食べる前はなんて言うんだっけぇ?!」

「トニッコーガチュグラトニッコーガチュグラ…………チョパー!!!!!!フォラグラフォマグラミョーミョーミョー。ノボリトゥチョパグラリョーリョーリョー。ツケー!!!!!!」

「Hey Tony!!!」

「      」

「そう、正解」



   #81 ぱいせん

ぱいせんが言いました。

「心理学に興味出てきた」

更にださいぱいせんも言いました。

「てかこの女の子可愛い」

そんなんしてたら馬鹿にされたので、「お前はどうなんだよ!?」と覗き込んだらちっぽけもんが付いてて爆笑したら目が覚めた。

だな。

ボンジョビール買ってこい!



   #82 しょう

「いやぁ~春といえば大掃除ですよねぇ~えっ?ちがうって?大掃除は正月にするもんだろって?いやいやいや、なんであんな寒い時にやんなけゃいけないんですか!冬はこたつで丸くなってイチャコラしとけばいーんですよぉ~というわけで、掃除をしてたら懐かしの写真が出てきました。いやぁ~ガラが悪いですねぇ~(笑)よくぞこっちの世界に戻ってきたぞ、俺!まぁ中身は別に変わってないんですけどねぇ~。。。あ、あとそれとは全く関係ないんですけど、僕はよく蜘蛛の巣に引っかかるんです!んでね、毎回毎回わちゃわちゃとなっちゃってるんですけどね、端から見たら物凄く怪しいですよね!しかもけっこうなオーバーアクションなんで!」

ということでしたぁ!

何故かラジオ口調でしたぁ!

文章書くの好きだなって改めて思いましたぁ!

大好きでーす!

愛してまーす!

いってらっしゃいませご主人様~♪

はーい行ってきまーす!

ガラ悪いクズめ!

しょうがないからこの紙飛行機やるよ!

名付けて、"どんな賞もちっぽけだし賞状なんてただの紙切れに過ぎない野田飛行機~♪”

昔から賞状って嬉しくないんよねぇ。
メダルとかトロフィーはちょっと嬉しかったけどぉ。
光ってるからぁ。
戦いごっこに使えるからぁ。
売れるかもしれないからぁ。

ま、”とにかくなんかスゴいで賞"くらいかな、俺がもらって嬉しい賞は。


そんなお前に胡椒を少々大量に!!!シュッシュッー!!!



   #83 日頃の行い

「日頃の行いが悪いからちょっとしか悪いこと出来ないんだよ!!!」
「そぉーーーーーーーーおーーーーーーーーーだねぇーーーーーーーーーーーぇ?」

その日から僕は日頃の行いを改め善行を敢行しつついつしか大きな悪行を執行してやろうと思っていましたが徳高き和尚さんになってしまいましたのでもう大丈夫です。



   #84 オモイ

ある日ゼブラは言いました。

「キリンのクレーン車がダセェ!!!」

ある日ジラフは言いました。

「シマウマって名前アンチョクすぎんだろぉ!!!」

それを聞いた子供たちが言いました。

「キリンさんってあんな鳴き声なんだぁ~」
「シマウマさんってあんなふうに鳴くんだぁ~」

思いとはなかなか伝わらないものです。



   #85 祈 長人 (イノリ ナガト)

ワタクシはお神社でお祈り致すのが代々大好きなおじさんです。

今日もいつものようにすんがすんがしいお気持ちでお祈っておりますると、お耳元であんなそんなこんなお声がお轟いてお参りました。

「神社でめっちゃ祈る人いるよね……平気で2,3分……いや5分……何をそんなに祈っとんのやろか……生い立ちとか全部喋っとんのやろか……なんで関西弁なんやろか……」

ワタクシはそんな雑音を降り払うかの如くジャランジャラン鐘をジャランジャランと108dBで108分ほど鳴り響かせましたところ、ジョージと名乗る仏様が現れワタクシを極楽浄土へと連れて行ってくれるというパトのカーに乗せてくださいました。

祈りは通じます!祈りは通じるのです!



   #86 マジナイ族

「ゼェーーーッたい男子たち私たちの顔見てアリとかナシとか言ってるよねぇ~マジナイわぁ~」

同族でした。



   #87 ゴミンビニ

ある日の午後下り、マジでビニコンにゴミだけ捨てにキテるゴミがいました。

“せめて何か買ってぇ~”

といったような感じで店員さんが見つめていますと、そのゴミさんがパッと店員さんの方を振り返り、二人は熱く熱く見つめ合い、これぞまさしく見つめ愛!と言ったような感じでイッタイタシイラブロマンスが始まりかけたのですが、二人の視線の間に雇われ店長さんが割り込みチューチュートレインを真顔で披露いたしましたので二人のヒューヒューなチューチューは阻止されたのでありました。

彼はスーパーヒーローだぁ!!!



   #88 メッサキャメラ

夜のお店で陽気に喋る一人のおっさんがいました。

「ねぇねぇ自慢してい?自慢してい?」
「なんですかぁ?」
「あのね、俺ね、メッサ大層な監視カメラをケイタイのキャメラで撮ってやった!」

彼が人生においてモテることは一度もなかった。

結婚はできたらしいです金はあったので。



   #89 恥じらいプロテイン

夜道を歩きながら中東系の言葉をヘッドホンしながら大声で練習していたおねいさんがいましたので少し後ろからこう耳元で囁き散らかしました。

「他言語に挑戦するのに一番必要なのは、そうだね、プロテインだね。嘘でぇす!恥じらいを捨て去ることでぇす!」

英語をしゃぶれるようになりたいなぁ。



   #90 おねだりチャイニーズ

ある日の夕暮れ時、神社のベンチで日本人のおじさんが中国系のおばさんにめっさおねだりされてドギマギしていました。

そんな光景を眺めているうちにすっかり暗くなってしまったこの世界にたった一人ポツンとベンチにちょっこり座っていた僕ですが、気付くと隣の隣のベンチに仕事帰りのような男性が腰掛けていて、「あぁ、なんだか夜の同志って感じだなぁ~」と感じに感じまくった僕たんは、全く知らないその男性に声を掛けさっきのチャイニーズおばさんの要領で色々とおねだりしてみましたらipadを鞄から取り出したので「くれるのかな?」と思ったら殴られました。

夜の一人歩きにはご注意ください。



   #91 五次元豚

「2.5次元って中途半端ってことぉ~?」と小学校5年生くらいの子供たちが話しているのを聞いて「アクイナキチューショーwww」と思った通りすがりのお兄さんと「いやもう5年生なんだしこれは確信犯だな…」と思った町のハズレのおねいさんが出逢ったのはめちゃくちゃ過疎ってたJ-POP婚活パーティーでのことでした。

そこで出てきた三元豚が何より美味しくて人目もはばからずテーブルの上の三元豚ブロックにかぶりついていた二人の唇が触れ合うまでそう時間は掛かりませんでしたマジでマジで5秒くらい。

そう、ポッキーチューならぬ三元豚キッスです。

もう恥ずかしくて恥ずかしくて「穴があったら入りたい!いやもう五次元空間にでも逃げ出してしまいたい!」と同時に思ったお二人さんが結ばれて幸せな家庭を築いていく中で生み出したのがまさにこの”五次元豚”でございます。

ご注文はお早めに!!!



   #92 豆腐に恋したコイズミさん

彼女は思った。

“まさか豆腐の蓋をペロッとする時が来るなんて……”

「いやぁ~濃い豆腐は違うねぇ~」

ただのカラスの鳴き声がそう言っているように感じた日暮どき、彼女はこの胸のドキドキがこの濃い豆腐に対して向けられているということに気が付いて何とも言えぬ感情に苛まれた。

“これが、恋か!”

~豆腐に恋したコイズミさん~

絶賛上映中!!!



   #93 OLのたばこさん

ちょっとした、けどまぁちゃっかりおっき目な、とある広場で、一人で飯食ってるOLさんがいましたので、「職場になじめず寂しいのかなぁ~」とか思っていましたら、食後にめっさタバコをふかしていました。

「そういうことか!」と思ったわたくしですけれども、もしかしたら寂しさのストレスからタバコに手を出したかもしれませんし……。

と、そんな東京です。



   #94 オイニーだまり

散歩をしていたジブン、水たまりのようなものを踏み越えたのですが、その瞬間おしっこのようなオイニーがしたので、それはきっとおしっこだったんだろうと思います。

昨晩、酔っぱらってどうしようもなくなっちゃってぶっ放しちゃった可愛くて綺麗なおねいさんのおしっこだったらいいのになぁ~と思う今日この頃です。

そんな、新宿です。



   #95 あおびにぼーる

ある日、“ホームレス夫婦”というめちゃくちゃ流行りそうな映画のタイトルを考えついたわたくしですが、脚本が全く思いつかなかったので、自らホームレスになってみましたところ、日々の生活に精一杯でいつの間にか”ホームレス夫婦”などという概念は消え失せてしまいました。

「そんならこんな文章書けないはずだろぉ!」

おっしゃる通り!

そう、今なぜわたくしが忘れたはずの”ホームレス夫婦”についての文字羅列を書き綴れているかと申しますと、その後本当にわたくしは同い年39歳ホームレス女性と結婚いたしましてそれを機にヴァ~っと色々思い出しましてそれまであったことをグワァ~書き記しまして見事映画化されましてお陰様で印税の方で豪勢にハワイでのホームレス生活を夫婦で満喫しているからなのでございまする!

人生とは結局、ハワイなのでござりまする!



   #96 オバハン

とある日あるオバハン二人組が交番の“パトロール中です”の張り紙に対して大声で“パァートロォール中だってさぁ~!!!”って。

逮捕されっで。

と僕は心配しすぎて胸が苦しくなってその場にうずくまってしまいましたがすぐさますかさずそのオバハン二人組が人工呼吸をしてくださいましたのでなんとか一命は取り留めもなく取り止めました。

熟女に目覚めました。



   #97 ちょこちょこ

小股トボトボおばさんとすれちがった……。

"転ぶどっ。”

って思っていたら、

「キミってさ、割とちょこちょこ歩くよね」

と好きな子に言われてますます好きになったよ。



    #98 お汁ちゃん

謎の水飛沫のようなものが……。
しかしそこには何もない誰もいない……。
横にあるのは一棟のマンションだけ……。
マンションのベランダだけ……。
ベランダ……ベランダ……。
まさかぁ!!!…………ラベンダー汁ぶっかけられたぁ!?

そう思った僕はいてもたってもいられなくなり北海道へとひた走り本場のラベンダーソフトクリームをパックンチョからのレロンレロン。

お昼はジンギスカンにしよっと⭐︎



   #99 土地コロコロ

知らない土地で大勢の大人が夢中でポケモンGOやってたら怖いよねうん怖かった。

そんなトラウマを植え付けられたこの土地には昔、距離を測るコロコロ的なんを杖代わりに使っていたおじいさんがいたとかいなかったとか……。

そんな都市伝説じぃさんに想いを馳せていると便意を催したので多目的便所に行きましたところ入り口のところで佐々木希さん似のおにいさんと鉢合わせしましたが「どけぇい!」と一喝して速攻で中に入り鍵を閉めコロコロうんちを出してスッキリ爽快イェイ!!!



   #100 げんちゃん

ある日、”治安が悪い感じの所では老人が原チャリを乗り回しがち”だということに気がついた大学教授がマキビシを撒きまくりました。

と思えば、“フラワージャングル”とは名ばかりでジャングルが9割を占めていたり、バッタの死骸にアリが群がってると思ったらネギだったのだよ多分!!!

これノーベルの何かしらの賞イケるよ多分!!!



   #101 イケメソ女子

ある日、とある運動公園にある公衆トイレ前でイカゲソを喰っていると、子供達がキャッチボールしてたボールが飛んできたので読売軍の二軍のショートばりな感じで捕球して投げ返しましたら久々だったのでめっちゃまちゃ下手なってて結構逸れちゃったけどその女の子は見事にキャッチしてくれました。

かっくいかったです。

そしてめっちゃ礼儀正しくお礼&お辞儀かっくいかったです。

スポーツマンシップ万歳ですかっくいかったです。

そして次の日僕が湿布を塗布したことは言うまでもないですかっくわるかったです。

しかもそれが思いの外かなりの筋肉痛で「こりゃ2, 3日は痛いぞぉ~」と思っていましたがそれがとてもよく効く湿布だったので体の痛みはすぐに消えて無くなりましたしっぷよかったです。

そう、何を隠そうその湿布の名は”スポーツマンシップ”!!!

一部の地域も除かない全世界で好評発売中!!!

ちぇけらぁっ⭐︎



   #102 最年長リアルタラちゃん

高校生くらいがイキってタラちゃんのモノマネしてんなぁ~思たらモノホンのおさなごだった昼下がり、おじさんが一人ゴールネット裏に向かってボールを蹴っていました。

「もしかしてあのキングかぁ?!」とも思いましたが振り向けばただのおっさんでした。

“俺はJリーガー最年長記録を目指してるぜ!”ってな顔をしていましたのできっとそうなのでしょう。

頑張ってください。



   #103 ごろーちゃん

ある日、“ひったくり被害に遭わないよう日頃の行いを良くしましょう”

といったような町内放送があったとかなかったとか。

日頃からごろ寝五郎ちゃんは思いました。

「そんならオイラは大丈夫だべなぁ~」

彼が犯人です。



   #104 かきむしりランボー

「貪欲な蚊って、服の上からでも、刺してくるよね……」

「蚊って”ブ~ン”って飛ぶから、虫に文って、書くよね……」

「蚊にバズーカ!蚊にバズーカ!蟹バズーカ美味しい!!!」

八重歯ぽっきんちょ~。



   #105 妙ちゃん

「いくら知り合いだからといって、妙な驚かせ方をすると、引かれるだけだからヤメトキナ!」

「それじゃあ全く知らない人にやるねぇ~」

これが運命の出逢いというやつです。



   #106 舌打ち系男子

オシャレに気を遣ってる俗世っぽい低身長男子はすぐイライラしてめちゃくちゃ舌打ちしがちだということに気が付いた博士がその男子の隣に若い女性を座らせてみる実験を敢行いたしましたら舌打ちが治りました。

この実験により博士は入賞しました。



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