✥✥✥母を施設に入れたのは、間違いだった?✥✥✥
母が数年前に認知症になり、自宅で介護していましたが
夜間の徘徊や近隣のトラブルなどが続き2か月前に
施設の入所を決めました…
しかし入所してから症状が一気に進行してしまい
私がもっと在宅で頑張って介護できていれば…(´-ω-`)
介護するべきだったのではないかと後悔ばかりしています
母を施設に入れたのは間違いだったのでしょうか?
✥✥✥あなたを守るために必要な選択肢だったかと思います✥✥✥
自分がもっと頑張っていればと後悔される気持ちは分かりますが
ご自身を責める必要はありませんよ(*´ω`*)
施設に入るという選択をされるまで
お母さまが自宅で生活できたのはあなたがいたからです
あなたが頑張ったからです(*´▽`*)
介護保険のサービス、施設に入所というのは
ご本人やご家族にとって介護負担を軽減し
良い状態の家族の関係を継続するために設けられたものです
施設に入ってから症状が進行してしまう一つの大きな理由は
環境の変化が影響しています
ご本人にとってすべての環境が変わるのですから…
食事の時間、寝起きの時間、集団での生活
施設のルールに合わせることが増えてきます
さらに自分の部屋やトイレの場所
自分が生活する場所がなかなか覚えられない
そんなストレスも大きいと思います
認知症でない人でもなれない場所で生活するのは
大変なストレスですから…
認知症であればなおさら慣れるのに時間がかかります
そのストレスにより症状が進行する場合があります
でも環境に慣れれば症状が少し落ち着くこともあるでしょう(*'ω'*)
私も認知症の方が生活される施設グループホームで8年勤めてきました
個人差はありますが、1か月~3ヶ月程度で大抵の方は馴染まれます
ただ、まれに6ヶ月またはそれ以上かかる方もいらっしゃいました
認知症は環境の変化や不安などで症状が進行しやすいので
今まで自宅で生活をしてきた方が、ある日から違う場所で
集団で、そしてなぜ自分がここにいるのか分からない
という状況に置かれてしまうのですから
いくら24時間365日介護してくれる施設であっても
介護士だけですべてが上手くいくことはないのです
ここで大事になるのが家族との関係性の継続です!!
実際にご家族が関りを持たれていた例ですが…
・毎日散歩を習慣にされていたことから週2・3回家族が
面会に来てご本人と一緒に散歩に行かれていました
・行きつけの喫茶店があり通われていたので月に何度か
ご本人を連れてその喫茶店に行かれていました
・ご本人が踊りをされていたので時々ご本人と一緒に
踊りを見に行かれていました
・ご本人が運動したいとご家族に言われ施設の近くにある
卓球場に週2回ご家族と一緒に通われていました
施設は家族と本人を切り離す場所ではなく
新たな関係を築く場所なのです(*^-^*)
ご家族が施設での生活の様子を見ながら
自分には今なにができるのか介護士と相談してみて下さい
施設側も相談してもらえると、家族しか知りえない
さまざまな情報を得られることになります
それが、今後ご本人を介護していく上でヒントになることが多いのです
ご本人はなぜ施設にいるのか分からなくなり不安を感じることが多いです
そんな時にご家族の顔を見れば安心できるのではないでしょうか
一緒に外に出かけるのが心配であれば
食事の時間などに面会し施設で一緒に食事をしてもいいと思います
そうすることでご本人は安心できる時間が過ごせるのですから…
ご家族だからできる事
ご家族でないとできない事
そんな関りを続けてあげてください(*'ω'*)
後悔し自分を責めるのではなく
これからは新しいお母さまとの時間を築き
その時間を大切にしていただく事が
お母さまにとっても幸せな時間なのではないでしょうか
あなたがもし在宅で頑張って介護を続けていたとしたら
こんな素敵な時間は来なかったと思いますよ
お母様と新しい素敵な時間が始まるのだと捉え
あなた自身が幸せな気持ちになってください♪