<発達障害等の疾患名がつくと一生治療が必要なのか?>

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コラム
お疲れ様です(⌒∇⌒)

朝から近所のお子さんたちの声が聞こえてきて
「あぁ~、冬休みに入ったんだな~」と感じました。
冬休み中はクリスマスやお正月などイベントが盛りだくさんですね。

今回は、お子さんの疾患名や治療についてお話しします。

よく質問を受けます。
「児童精神科で病名がつくと一生薬を飲まされるんですよね?」
「一度お薬を飲んだらやめられないんでしょ?」
「薬を飲ませたくないからカウンセリングだけでもいいですよね?」

主治医と心理士のWISC検査など、総合的に判断して疾患名がつきます。
疾患名がついてしまうとショックを受けられる親御さんもいらっしゃいますが
そこを乗り越えて、疾患の理解に繋がるよう私たちは支援します。

検査結果から、何が苦手で何が得意なのか?
ご家族だけでなく学校と情報共有することで教職員の対応方法も変わります。

全て主治医の判断になります。
ですが!
一方的に児童精神科医は内服を勧めたりしませんし、強制もしません。

必ずご家族の意向を汲み取り、服薬をするまでの対処方法を伝えたり
カウンセリングを導入したりしてお子さんの治療方針を再度検討します。



ケースにもよりますが
必要性があれば早めに内服治療を開始するお子さんもいます。

診察室の様子だけで処方された児童がいました。
その子は椅子に座っていられず、のけぞったり、
動き回ってとにかく落ち着きがなかったと。

学校でも同様で、多動なうえに友だちとのトラブル頻回だったようです。

六年生になったとき、服薬を終了したいと相談を受けました。
しかし、中学校進学が控えている為もう少し継続してから
考えてみようと先延ばしにしました。

ご家族も治療の必要性を理解してくださり、
お子さんも服薬を拒否することなく中学校生活も順調に過ごされました。

服薬を終了するには減薬といって内容量を徐々に減らしていきます。
それもすべて主治医の判断で行われます。

たいていのお子さんは服薬を減薬したり、終了し、
対処方法で過ごせるようになります。

しかし、治療開始時期が遅かったりすると服薬治療の継続は否めません。

治療開始時期についてはまた次の機会にお話ししたいと思います。




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