ほらほら早く寝なさ~い、は正しいのです。

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「よし、本腰入れてカウンセラーになる!」
と決めたときから脳科学・脳研究・心理学、
このような分野の本を積極的に手に取るようになりました。
なんせ、自分の無知さ加減には呆れるばかり。
この世には膨大な知識が溢れ、気が遠くなりそうです。


わずかばかり身につけた知識から、睡眠中の脳の働きを。


睡眠中、体は自ら傷の手当てをしています。
自然治癒力を発揮しているのです。
熱が出ていても、寝て起きると解熱されているのはこのお陰です。


そして体以上に脳は寝ていても働いています。
その日の経験などから仕入れた情報を整理し、
記憶を定着させています。


効率良い脳時間

脳科学者の茂木健一郎さんは、
朝起きて2時間が効果的に活動できる!
と仰っています。
質の良い睡眠をとることが前提です。
夜のうちに過去の情報が整理された脳は、
吸収スペースも広く、作業能率も高い。
私は朝食作って子供たちを送り出し、
家事をして終わりの二時間。

つまり、もっと早く起きれば…、4時半とか。
...(*´з`)
…気付かなかったことにします。


失敗は脳に良い効果?

面白いのが、失敗した夜の脳の働き。
脳科学・AI研究者の黒川伊保子さんの教えをご紹介します。
(最近では著書の「息子のトリセツ」が話題に)
失敗は、脳にとっては最高のエクササイズだ。
失敗して痛い思いをすると、その晩(睡眠中)、失敗に使った関連回路に電気信号が行きにくくなる。無駄な回路が消えて、とっさに正しい回路に信号が行くようになる。つまり、失敗が、センスや勘を作りだす。子どもの失敗は、喜んでやればいい。
「あ、失敗した…。はぁ~、反省、バカね私。
でも、ふふ、失敗したわ、私。
明日更にセンスが良くなり、勘も鋭くなっちゃう♪」
と喜んでも良いと。

ただし、失敗をきちんと反省すること。
人のせいにした場合この効果は見られない、
と仰っています。
「これ、私のせいじゃないわよ!
あの時、あの人があんな風に言ったし、
大体システムもおかしいのよ!!」
なんて折角の自分の失敗を手放しちゃうと勿体ないのです。

そして何度も何度も繰り返し反省する必要はない、とも。
失敗のショックは大きいけれど一度反省したら、
次は成功への道を探しそれに熱中すれば良いのです。

失敗を恐れることなかれ。
その経験が今後の失敗を回避する脳になり、
自分のバージョンアップに繋がります。

失敗をした夜は喜び勇んで眠りましょう♪


認知症と睡眠

ドイツ・ミュンスター大学の脳科学者グループの
認知能力と睡眠の研究結果。
認知能力とは、認知機能能力のことです。
にんち‐きのう【認知機能】
視覚や聴覚などによって外部から得られた情報をもとにして、周囲の物事や自分の状態を正しく把握し、適切に行動するための、脳の高度な機能。記憶・思考・判断・理解・計算・学習・言語といった知的機能の総称。
睡眠不足である状態よりも、適度な時間の睡眠をとった後の方が認知能力が高いことが研究で得られています。
適度な時間とはよく言われる7~8時間。
ただし、稀に個人差はあり。(ショートスリーパーなど)
また、あまり長く寝すぎても認知能力は低下したと発表されています。

2012年に米・ロチェスター大学の研究者は、睡眠中に脳のデトックスも行われていると発表しています。
脳以外でリンパ系が果たす役割、それと同様の働きが脳でも見られるというのです。
【グリンパティックシステム】というこのシステム。
深い睡眠中に脳内の不要なものを排出します。
認知症に関わるアミロイドβ、タウタンパクの排出も。
深い眠りは加齢とともに難しくなっていきます。
研究結果から、認知症と睡眠との深い関係も見直されています。

100歳の祖母がいますが、彼女は深い眠りで、
声を掛けても起きずヒヤッとすることも。
確かに全くボケておらず、
私よりもず~っとしっかりしております(*‘∀‘)

ついでに睡眠中に出る成長ホルモンは、
若返り効果も期待できます!
私の脳が小学生と張り合えるのは、
良く寝るからかも知れません( ̄▽ ̄)
お肌は全く張り合えませんが。


睡眠導入前にする行動

眠りに入りやすくする行動のベストは人それぞれらしく、
ご自分で模索されることをお勧めします。
私の場合は、「ズボラ腹筋ストレッチ」(by YouTube)が効果あり。
途中の深呼吸で必ずあくびが出ます。
リラックスし、小さな達成感も得て、体も温まり、一石三鳥♪
出来れば毎日同じルーティンが良いとのことです。


あぁ、今日は何て有意義なブログなんでしょう!!

おまけ

調子良いので、ついでにもう一つ♪
発明王・エジソンは3~4時間の睡眠で良い、
ショート・スリーパーでした。
「人間にはいずれ永い眠りが待っている。
睡眠時間を減らし、生産性を増幅すべき。」
と考えていたため、研究員の体にマシーンをつけ、
居眠りをしたなら大音響と火花で起こしていたという。
エジソンはその機械を「死体復活マシーン」
と呼んでいたちょっと残念な偉人です(・ω・)ノ


というわけで(エジソンは余談ですョ)、
お母さんが口うるさく言っていた
「早く寝なさ~い!!」
は正しいと検証されてます(*´▽`*)ノ


寝ても悩みが消えないという方は・・・

コミュニケーションで脳の活性化

「うつ病」は脳の分泌物質が関係する病気です

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