ココナラ活用塾vol.23【出品サービスの画像作成の極意!?LPを意識して画像だけで説明を!】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

この年末年始で…ついに…やりました…!!!

…といっても、全部できたわけではありません…。
なんたってワタクシemiglia、18ものサービスを出品しているのです。
全サービスにはとてもとても手が回りませんでした。

一体何をやったのか…

そう…

サービス画像の大幅リニューアルです!

以前、mavshineさんの有料ココナラノウハウブログを購入した際の感想ブログを公開しましたが、mavshineさんのブログは本当に素晴らしいノウハウで、ココナラで出品する上で必要なエッセンスが余すことなく丁寧に、そして分かりやすく整理されてまとめられています。

ほとんどの内容が「そうそう!ほんとそれ!」と激しく同意して首を縦にブンブン振ることだったのですが、中には「分かっちゃいるけどできていない…」と反省するものも…。

そのひとつが「サービス画像」だったんです。

以前から自分なりに工夫はしていたのですが、訴求力がイマイチだなぁ…と感じていたり、あとは、結構勘違いの問い合わせが多くて困るということがあったりして、画像で差別化を図ったり、勘違いリスクを低減させたりできないものか…とは思っていました。

でもね…
めんどくさくって…

時間もかかるだろうし、疲れるだろうし、どうしてもお仕事優先になってしまうので、全然手をつけられずにいました。

年末年始はお仕事が少なく、子どもの面倒を見てくれる人が複数いる環境にいられたので、これを機に重要度が高いものだけでも…と、大幅リニューアルしたわけです。

これまでは「自分のことは棚に上げて…」と思っていたので記事にして発信できなかったのですが、これでようやく声を大にして発信できるようになりました(笑)

というわけで、今回のテーマは「サービス画像」です!

<サービス画像にはめちゃくちゃ拘った方が良い!>

これはね~もう、声を大にして言いたい…のですが…なんせ自分が全然できていなかったので…言えなかった…んですが、ようやく言えるようになりました!

サービス画像にはめっちゃくっちゃ拘った方が良いです!!!
時々サービス画像が無いサービスを見かけますが、ハッキリ言って言語道断です。

ええ、恐れずに言います。ダメです。全然ダメです。

「画像の準備が面倒だから、とりあえず無しのままでサービス出品して後で追加すれば良いや…」
これも、ダメです。ブーです!!
サービスの出品は、準備が完璧に整うまではリリースしてはいけません!
「下書き保存」です!
なぜなら、リリースしてしまった時点で「新着サービス」に上がり、そこから時間が経つと新着から外れてしまうからです。

新着サービスはピックアップされやすく、新着ランキングにも載ります。この時点で購入者のハートを掴むことが重要なのです。
新着ではなくなったサービスに、画像を追加したり、サービス内容をブラッシュアップしたり、色々と手を加えても、他のサービスに埋もれてしまうんです。

実績が無い状態でココナラのユーザーの目に留まるためには、とにかく「新着」状態で印象に残るサービスをリリースし、そして思わず詳細を見たくなるようなサービス画像をつけておくことが大切なんです!(鼻息)

もちろん、新サービス出品時から拘るのも大事ですし、サービスを出品してからの画像のブラッシュアップも必要です。
サービスを提供している中で、色々と伝えたいことが変わってきたり、「もっと多くの人の目につくような画像にしたい…」とか「勘違い問い合わせを減らせるような画像にしたい…」とか、そういう気持ちが出てきたりすることでしょう。
そう思ったら、画像は適宜変更していくべきです。

今回の私の画像リニューアルがこのケースでした。

[MAXの10枚を埋めた方が良い]

画像が大事という理由のひとつに、単純にサービスの表示順位が上がるという仕組みがあります。

ココナラのサイト内表示順位ですが、いくつかありますよね。
ランキング、おすすめ順、新着順、お気に入り数順の4つがあります。

新着順は言わずもがな、出品した時期が新しいものから表示されます。
お気に入り順も、その名の通りお気に入りの数が多い順に表示されます。

ランキングは、これはちょっと基準が私もよく分からないのですが、一説によると売上金額のランキングになっている…らしい…です。他にも要素があると思うんですが、よく分かりません…。でもとにかく、売れているサービスが上位表示されます。

これらに対して「おすすめ順」って、一体何がどうやって判断していると思いますか?
手動ではないので、Googleの表示順のように、ある程度アルゴリズムに則って表示順位が決まっているはずなのですが、その要素のひとつに「サービス内容やプロフィールの充実」というものがあります。
要するに、サービスの説明が充実しているか、プロフィールは埋まっているか、そして、画像や動画のサンプル数も評価されます。

2021年1月現在、サービスの画像は10枚、動画も10個、登録できますが、可能な限り埋めるのが得策です。
動画に関してはサービスによっては必要ないものもあると思いますが、画像は多ければ多い方が良いです。10枚MAXを目標にするのがおすすめです。

そんな10枚も…載せる画像なんて無いし…

そんな方は、ここから先も読んでみてください。
私のリニューアル画像を是非参考にしていただければ幸いです。

[文字よりグラフィックの方が目に入る]

なんでこんなに画像が大事とピーチクパーチク言っているのかというと、圧倒的に文字よりもグラフィックの方が目に入るからです。
しごく単純なことでございます。

サービスタイトルよりも、サービス画像の方が先に目に飛び込んできます。
それからサービスタイトルを見て、興味があるかどうか、脳が判断します。
サービス画像がキャッチーで、しかもサービスについての概要がパッと見で分かるようなものになっていれば、まずそこでお客さんの興味を引くことができます。

今回のリニューアルにあたって様々なサービスの画像を研究したのですが、ビックリするぐらい「ただの画像」が多くて、正直面食らいました。
「ただの画像」というのは、お花の写真だったり、パソコンとコーヒーが映っている写真だったり、イラストだけのものだったり、なんか、そういうやつです。
要するに文字が全くない画像ってやつですね。

これだと、パッと見た時に何のサービスなのか分からないんですよねぇ。。。
サービス画像の1枚目は、パッと見てどんなサービスなのか分かるものが良いと思うんですが、意外と少なくて驚きました。

[同じ文字でも画像にするだけで印象が強烈に]

というわけで、何もイラストや写真に拘れ、と言っているわけではないんです。
むしろ、サービスについて一目で分かるならば、文字だけの画像だってOKなんです。
こんなかんじで。

ミニストーリー.png

これ、文字だけですが、一目見て何のサービスか分かりますよね。

文字だけなら、別にサービスタイトル見れば良いんじゃん?って思うかもしれませんが、これで画像が無かったら、多分誰も気に留めてくれません。

文字だけでも画像として目立たせることで印象を強烈に残すことができます。
多分、お花の写真だけとかより、こっちの方がよっぽどサービス画像としては良いのでは…?と思ってしまったり…。

[ココナラのWeb広告の中にはサービス画像しか表示されないものも]

もうひとつ、ココナラの1枚目のサービス画像に「サービスについて分かるように文字を入れた方が良い」理由があるのですが、それは、ココナラが出しているWeb広告の中に、サービス画像だけがランダムで表示されるものがあるというものです。

サービスタイトルは表示されず、画像だけが表示されるので、それこそお花の写真だけだと、もう「何のこっちゃ」状態になります。
ここで「タロット占い」とか「愚痴聞きます」とかそういう文言が入っていれば、興味を持ってクリックしてくれる方を捕まえられるかもしれない、というわけです。

<サービス画像はLPを意識する!>

では、サービス画像はどのように作っていけば良いのでしょうか。
私なりに行きついたのは「サービス画像は10枚セットで1つのLPになるよう意識して作る」というところでした。

あ、今の私の出品サービスの中で、これが実現できているサービスはごく一部です。
18サービス全部のリニューアルはできず、しかもLPのように作る必要が無いサービスもありますので…。

[LPとは]

LPとは「ランディングページ(Landing Page)」のことで、集客に特化した【商品情報のみの】縦長のページのことを指します。

よく「1ページペラのサイトのこと」と言われますが、必ずしも1ページであるという定義が当てはまるわけではありません。
ただ、ほとんどのLPが1ページペラです。その方が分かりやすく、集客力が高いからです。

Web版のチラシみたいなイメージですね。
カタログではなく、チラシ。分かりやすく商品の訴求点だけがまとめてあるものです。

[AIDMAの法則]

LPは「AIDMA(アイドマ)」の法則に従って作ると集客力がアップすると言われています。

Attention→注意を引き付ける(サービスについて知ってもらう)
Interest→興味を抱かせる(サービスの魅力や強みを端的にアピール)
Desire→欲求を引き出す(「こんな人に」や「こんなシーンに」など)
Memory→記憶に残す(口コミの高評価や欲求に対する解決方法の提示などで印象づける)
Action→行動を促す(購入するという行為に紐づける窓口を案内する)
こんなかんじですね。
サービス内容によって、具体的なアプローチ方法は変わりますが、AIDMAの法則について知っておくことで、サービス訴求の仕方を工夫しやすくなります。

ココナラのサービスの場合は(というか私の場合は)、このAIDMAだけでなく「問い合わせをする方や、購入する方に必ず読んでほしいこと」や「サービスの注意点」や「勘違いされやすいポイント」なども画像化することによって、サービスの内容をより分かりやすく可視化しました。

こちらのサービスの画像を見てみてください。

ストーリー-1.png
これが「Attention」ですね。
「ただの記事とは違う」という文言で見た人の注意を引きます。

ストーリー-2.png
これが「Interest」です。
「どんなものにも物語(ストーリー)があり、心打つパワーを秘めています。背景に広がる物語(ストーリー)を、言葉を通して伝える。それが、私の使命です」というキャッチコピーで興味を掻き立てる作戦です。

「Desire」の役割は次の4枚に託しました。

ストーリー-3.png
この画像で基本費用に含まれるサービスの充実性をアピールし、

ストーリー-4.png
この画像でWebライティング実務士の有資格者であることをアピールし、

ストーリー-5.png
この画像でサンプル記事への案内もして、

ストーリー-6.png
この画像で実績例をアピールしました。

ストーリー-7.png
そして、この画像でお客様の嬉しい評価コメントを掲載して「Memory」の効果を狙いました。

ストーリー-8.png
ここで、お客様にご協力いただきたい「購入にあたってのお願い」を画像化しました。
よくこれらの項目をガン無視して問い合わせや依頼をくださるお客様がいらっしゃるので、ここで注目してもらいます。

そして最後は「Action」です。
サービス画像-ラスト.png
お礼のメッセージと、問い合わせを促す内容で、行動を促します。

<画像だけ見ればサービスのことが分かるように作る>

ご覧いただいた一連のサービス画像、全部で9枚でしたが、この画像をパパパっと見ればサービスのことがなんとなく分かるように作るというのがコツです。

サービス名や、キャッチコピーだけ画像に入れ込む…というのも「初めの一歩」としては悪くないのですが、できれば画像だけ見ればサービスについて分かっちゃう!というところまで到達するように頑張ると良いと思います。

[多くのサービスから探して選ぶ購入者はサービス説明文をいちいち読まない]

その理由ですが、ココナラには本当に多くのサービスが出品されています。

私も時々購入者としてサービスを購入するのですが、自分が求めているサービスを探す時に、似たようなサービスをいくつも比較して検討します。
この時、サービス説明文の隅から隅まで読んでいると時間がめちゃくちゃかかるんです。

だから、大体いつも、画像をパパっと見て、そこで良さそう!と思ったサービスをいくつか絞り、数件になったところで初めてサービス説明を熟読します。
だから、競合が多ければ多いほど、サービス説明文は読んでもらえない、と思った方が賢明です。

画像ならば時間をかけずにすぐチェックできるので見てもらえますが、ここで十分にアピールして興味をもってもらえないと、この時点で候補から外されてしまう恐れがあります。
だから、画像だけ見ればサービスの魅力が伝わり、内容もなんとなく分かるところまで到達させておくと、購入してもらえる可能性を大きく広げることができるのです。

[勘違いの問い合わせを大幅に減らすことができる]

これは本当に実体験というか、今回私がサービス画像のリニューアルをしなければ…!と思った最大の理由なのですが…

勘違いの問い合わせって経験ありますか?

私はあります。

それはもう。
かなり。

自分自身「紛らわしいよなぁ…」と自覚してはいるんですが、私が出品している「作曲・編曲サービス」は【楽譜作成】のサービスであり【音源データ作成】のサービスではないんです。
つまりDTMとか、打ち込み系とか、そういうんじゃなくて、楽譜作成ソフトに音符を配置して、演奏する人のための楽譜を作る、そんなサービスなんです。 
これは、サービス説明文の一番上にも明記して「くれぐれもお間違いのないよう」と注意を促しているのですが…

それでも来るんだ、音源作成の問い合わせが…orz

読んで!!
説明文、読んで!!!

と毎度毎度心の中で絶叫しながら丁重にご説明してお引き取りいただいているのですが、そういうのもあって、勘違いの問い合わせを減らすためにも、こんな画像を作りました。

アレンジ-2.png

今のところ、これにしてから勘違いの問い合わせは来ていません。
こんな風に、勘違いの予防や、注意してほしい点の強調にも、画像は使えます!

[画像にサービス説明を読むよう促す文言を入れる]

画像だけには収まりきらない情報や、注意点、留意事項、その他諸々については、画像内に「詳細はサービス説明をご確認ください」や「詳しくはサービス説明をご参照ください」などの文言を入れることによって、「そっちをちゃんと読んでね」と促すことができます。

これやるだけでも、「ちゃんと読んでよぉ…」というトラブルを減らせるのではないかな、と思います。

[格安サービスはあえて安っぽく作るのもアリ…?]

これはまだ実験段階なのですが…
私はいくつか格安のサービスを出品しています。
格安だからクオリティとかは問わないでね?あと色々な要望は聞けないよ?というサービスなのですが、今回のリニューアルにあたり、あえてめちゃくちゃチープに作ってみました(笑)

ライティング系で、お蔭様で大人気を博している、先ほど例で挙げたこちらのサービス

一方で、ワンコインでスピーチのコツをまとめたPDF商材を販売しているサービス

こんなかんじ。

ちなみに、このチープさ、主人には非常に好評でした。

こういう工夫で、あえてチープさを出して期待値のハードルを下げるというのも作戦にできるかもなぁ、なんて思いながら、今回はこんな画像も作ってみました。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
画像作成…ぶっちゃけ…もんのすご~~~~く面倒でした。
時間かかったし……

年末の嵐のLIVEをお義母さんが見てたから便乗して楽しみたかったけど、結局BGMにして作業してたし…(なんて贅沢な!!!)
元旦も息子が昼寝している最中黙々と作業してたし…
しかも、まだ完全にはリニューアルしきれてないし…

それでも、やらなければならないことだったし、必要最低限やりたかったリニューアルはできたので、良かったです。

もうかれこれ半年ぐらい、やらなきゃ、やらなきゃ…と思っていたので、そのぐらい画像は大事だよっていうことを分かっていただければ幸いです。

ちなみに、今回リニューアル作成した画像は全てパワーポイントとフリー画像を使っています。

何度ココナラで依頼しようかと思ったか…でも、結局自分が「こうしたい!」「これをこんな風に伝えたい!」と明確に思い描いているイメージがあったので、それを言葉にして伝えるよりも自分で作った方が早いかな~と思って頑張りました。
でも、ココナラで依頼するのは、全然アリ!!!だと思います。
素晴らしい「ココナラサービス画像作成」サービスが結構たくさんあります。
時間がない、どうやって作ったら良いか分からない、とりあえず何か良いかんじの画像がほしい、そんな時には是非ココナラの中で画像を作ってくれる出品者さんを探してみてください。

「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、隔週ペースでお役立ち情報を発信しています。

もし、何か知りたいことや聞いてみたいことがありましたら、お気軽にDMでリクエストをお送りください。全てにお応えできるわけではありませんが、記事にできそうなテーマがあれば、記事化いたします。

また、ココナラのノウハウをまとめた200ページ超えのPDF販売サービスも出品していますので、よろしければご活用ください。


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