ココナラ活用塾vol.56【保存版!サービス購入を成功させる“購入者”の極意を特別に教えます】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラ活用塾、ものすごーく久々の更新となってしまいました。決して忘れていたというわけでは……(汗)
いやぁ、お仕事が忙しかった……わけではなく、実は久方ぶりにピアノでそこそこの難曲を弾くことになりましてね、近年稀に見る猛練習をしていたのです。

さて、本日は久しぶりの更新ということもあり、購入者さん向けの記事を、ちょっと本気出して書いてみました。

ココナラでサービスを購入するにあたり、利用手順や購入の流れ、操作方法のハウツーはたくさんあるのですが、サービス購入で失敗しない「成功のための極意」はなかなか見かけません。
私は出品者としても、購入者としてもココナラを利用しているので、双方の経験から「気持ちの良い取引」や「失敗しないサービス探し」のコツをまとめました。

<サービスの探し方・見つけ方の極意>

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ココナラにはとんでもない数のサービスが出品されています。
内容も価格設定も自由なので、購入者からすると「探しにくい……」というのが正直なところだと思います。

そんな「星の数ほどあるサービス」から、買って良かったと思える最高のサービスを探す方法をお教えします。

[カテゴリ検索だけではなくキーワード検索も活用]

「こういうものが欲しい」という希望やイメージが明確にある場合は、カテゴリ検索だけでなく、ココナラ内のキーワード検索も使ってみてください。

例えば「美容関連商品のLP用漫画を描いてほしい」という場合、カテゴリ検索だと
『イラスト・漫画』>『漫画・コミック制作』
までしか選択できません。

そこで「美容 LP 漫画」というキーワードを打ち込んで検索すると、

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こんな感じで、「美容系」や「LP漫画」といった言葉が入っているサービスが見つかります。

ちなみに、キーワードを入力した状態で改めてカテゴリ選択すると

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こんな風に「漫画・コミック制作」カテゴリに限定して「美容 LP 漫画」に関連する可能性が高いサービスが表示されます。

このように、カテゴリ検索とキーワード検索を上手に使いこなしてサービスを見つけていきましょう。

[ココナラには『値段順』の表示が無いため絞り込みを活用]

多くのネットショップに実装されている「価格が安い順」や「価格が高い順」という表示方法、それがココナラにはありません。

長年出品している私には、なんとなくその意図が分かるような……気も、するような、しないような、ですが、手っ取り早く「安いサービス」だけを探せないシステムになっているのです。

そうは言っても予算は重要。
そこで活用したいのが「絞り込み機能」の「予算」です。
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画像はパソコンブラウザのものですが、こんな感じで、予算の価格帯を入力できます。
最低金額は、カテゴリごとに定められている出品最低価格に合わせられているため、それよりも安い金額は設定できません。

「安い順」でサービスを見ていきたい、という方は、細かく設定を分けて検索してみてください。
最低金額が3,000円のサービスの場合、「3,000円~3,000円」で検索し、ここで良いサービスが見つからなければ「4,000円~4,000円」で検索……と、少しずつ金額を上げていくと「安い順」にサービスを見ていけます。

[※注意!サービス価格はあくまでも”最低”価格]

ただ、ここで注意点がひとつ。
ココナラのサービスの中には個別見積りとなり価格が大幅に変動するものが多数存在します。特にイラスト、デザイン、ライティング、音楽など、いわゆる「制作系」と呼ばれているカテゴリは、ほぼ価格変動すると思ってください。
「サービス価格」として提示されているものは、そのサービスの「最低価格」であって、実際に見積もりを出してもらったら何倍も高くなってしまったということはザラです。
個人的には、それが「安い順」表示が無い理由かな~と思っています。

作曲のサービスで、30秒6,000円を最低価格として出しているサービスと、5分3万円を最低価格として出しているサービスだと、5分の作曲を依頼した際に後者の方が安くなりますからね……

[サービスページの内容は必ず読む!]

実際に問い合わせをいただいたり、ご依頼をいただいたりする中で、意外と多いのが「サービスページをちゃんと読んでくださっていないお客様」です。
これは後々大きなトラブルにつながったり、結局購入者本人様が損を見たりしてしまう恐れがあるので、私は声を大にして「サービスページは事前にちゃんと読んで!」と言いたいです。

サービスページを読んで何をするかというと、次の2つです。

① 内容の確認
まず、そのサービスでは「何をしてくれるのか」という点を確認します。自分が欲しいサービスと合致するのか、自分が求めているものが得られるのか、ちゃんと確認しましょう。
フィーリングだけで「なんか良さそうなサービス!人気もあるし、評価も高い!買おう!!」というのはやめましょう。

② 金額の事前予想
上述の通り、ココナラのサービス価格は「最低価格」であり、実際の金額と異なることが珍しくありません。

見積もりベースとなる価格変動タイプのサービスには、サービスページに料金案内があることが多いです。

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こんな感じですね。これは私の「ピアノ伴奏の楽譜を作ります」というサービスの料金案内ですが、サービス価格は1,500円です。ただ、例えば「3分の楽曲のピアノ伴奏をゴージャスな感じで作ってほしい」と言われると、あっという間に1万円を超えてしまいます。
逆に「小学校の音楽の授業で使うこのメロディ(20秒くらい)に簡単な伴奏をつけてほしい」といったご依頼ならば1,000円で受けられることも。
こんな感じで大幅に価格が変動するため、このように細かい案内を出しています。

イラストやアイコン作成だと、小物追加でいくら、背景を無地意外のデザインにするのにいくら、といった案内がありますね。
こういった料金案内と、自分の希望を照らし合わせて、大体いくらくらいになるだろうという「あたり」をつけておくのが大事です。

[評価コメントは『なぜ』が分かる意見を参照に]

ネットショップやレストランなどでも重視される傾向にある「評価」
ココナラでも、もちろん貴重な参考意見となります。

ただ、ひとつ頭に入れておいてほしいことがありまして、それはココナラの評価は「星5がデフォルト」と言っても過言ではないくらい星5がつきやすいということなのです。

それは非常に良いことなのですが、
・どのサービスも評価が高くて比較できない
・星5だからといって素晴らしいサービスかどうかは買ってみないと分からない
といったネガティブポイントもあります。

ちなみに、ココナラでは複数のアカウントを持つことが禁止されているため「サクラ」の評価は少ないように思っています。運営さんの目が光っていますし、動向の怪しいサービスは取り締まられているはずです。

少し話が逸れましたが、星5がデフォルトとなっているココナラの評価で参考にしたいのが「理由の分かる評価コメント」です。
なぜそのサービスが良かったのか、どういう点が良かったのか、という点がしっかりと書かれたコメントを探して読んでみてください。特に長文コメントは参考になります。

また、もし低評価がついていた場合、その評価への出品者のコメントも参考にできます。好戦的だったり、言い訳ばかりだったり、購入者を攻撃したりバカにしたりするようなコメント返しをしている出品者は黄色信号です。

[実績数だけで判断しない!内容がマッチするかが大事]

ココナラのサービスには「販売実績」件数が表示されています。
この数字、かなり強力でして……やはり実績数が多いサービスは「人気なんだな!!」と思われる傾向にあるようです。ありがたいことに私は古参者なので、実績をコツコツ積み上げてきまして、それが財産となっています。

ただ、そんな私だからこそ言います!
実績数は「ただ長いだけ」というサービスにもたくさんついています!

いやいや、もちろん「長く続いている/長く続けられている/長年多くの人に愛されている」サービスは、良いサービスであることに変わりないでしょう。私だってそうです、努力してるもん。

でも、実績が積み重なっていくと「実績が多いから良いサービスなんだろうな」という理由で買ってくれる人が増えて、さらに実績が増えていき、また「こんなに人気なら間違いない!」と買ってくれて……という良いサイクルを作れるようになります。

お客様にご満足いただけず低評価が増えていったりリピーターさんが離れていったりすると急落しますので、そこは出品者も頑張ってサービスの質向上に努めるわけですが……

購入者様がご自身にとって良いサービスと巡り合うことを願えば「実績数”だけ”で購入を決めるのはチョット待って!」と言いたいです。

本当に大切なのは「サービス内容がマッチしているか」どうかです。
人気だから買う、のではなく、自分が求めているものだから買う、という意識をもってサービスを検討してみてください。

[新着順で探してみるとお得なサービスが見つかるかも]

サービスの表示順位はデフォルトで「おすすめ順」となっていますが、これを「新着順」に切り替えると、お得なサービスが見つかる可能性が高くなります。

なぜなら、出品したばかりのサービスは実績獲得のために特別価格で販売されていることが多いからです。

ただ、出品者自身もココナラ初心者である場合は、やり取りに慣れていなかったり、クオリティ面でも安心して任せられなかったり……というリスクがあることは分かっておきましょう。

▼参考の関連記事▼

[希望のサービスが見つからなければ公開依頼を活用]

カテゴリ検索やキーワード検索でサービスを見てみても、自分が希望する内容や金額のサービスが見つからなかった……

そんな時は『公開依頼』を活用してみましょう。

予算や納期、依頼内容を登録すれば、複数の出品者から提案が受けられます。
サービスを探す時間が無い、サービスの比較検討が面倒、サービスが多すぎてよく分からなくなってしまった、という方にもおすすめです。

ただ、公開依頼は『多忙な人気出品者』はチェックしていないことが多いです。
放っておいても依頼や問い合わせがくるため、公開依頼に提案してまで案件を獲得しようとは思わないか、あるいはそもそも公開依頼をチェックするほど時間に余裕がないか、そういった理由で『人気出品者』からの提案が期待できないのが難点です。

逆に、ヤル気に満ち満ちた駆け出し出品者さんから熱い提案が届くことや、ベテラン出品者さんがたまたま閑散期に見かけて特価で提案してくれることなど、思わぬ幸運に恵まれることもあります。

何よりも複数の提案から選べますし、自分がやってほしいことを先に提示できるので、内容面でも安心という点は、公開依頼活用の最大のメリットと言えます。

<問い合わせ・見積もり相談の極意>

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目ぼしいサービスが見つかったら、問い合わせや見積もり相談へ進みます。
直接購入できるサービスは、いきなり購入してしまってもOKですが、ココナラでは多くのサービスが「事前にお問い合わせください」スタイルをとっています。

よくサービス説明を読んで「直接購入OK」のサービス以外は、問い合わせか見積もり相談のワンクッションをはさむようにしましょう。

[見積もり相談ではテキトーな入力や選択はダメ!絶対!!]

見積もり相談での「困ったユーザーあるある」が「何を依頼したいのか全く分からないテキトー入力」です。

見積もり相談のタイトルは「ご相談」だけで、選択要件はほとんど「未定・相談して決めたい」ばかりで、内容も「ブログ記事を書いてほしい」だけ……
これでは、「何についての記事? 何文字? 何本? 予算は??」と盛大に混乱します。いや、混乱すらしないかもしれません。何も分からないのですから……

タイトルは「○○についてのご相談」と相談内容を端的に入れ、可能な限り具体的な情報を出品者に伝えてください。

必須項目の数字などがイメージできず入力や選択ができない場合は、必ず「相談の目的・背景・追加情報」のところに「よく分からず適当に埋めました」と伝え、その後に
・予算内でご提案いただければ幸いです。
・最適なものを相談させていただければ幸いです。
など、「どうしたいのか」も追記しておくとスムーズです。

[『見積もりにあたってのお願い』に必要事項があれば漏れなく入力する]

見積もり相談を出す際には、入力ページ上部に「見積もりにあたってのお願い」というものが表示されます。これは全サービス共通ではなく、出品者が独自に入力したものであり無視は厳禁です。

しかし、これを無視するユーザーさん、意外と多いようで……

中には「見積もりにあたってのお願い」を無視するということは基本的なコミュニケーションが取れず確認力も低いとみなしソッコーで辞退する!と決めている出品者さんもいます。
(あ、私は無視されても一応ちゃんと対応はします……が、良い気持ちはしないです)

不明点や答えられないことがあっても、その旨を伝えることはしてください。
あるいは、この段階では「見積もり相談」という形はとらずに、メッセージから問い合わせるようにするというのもひとつの手です。

[予算上限があれば必ず入力する]

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予算の欄は、具体的な金額ではなく「見積もり希望」を選択できる仕様となっています。
相場が分からない、いくらかかるか分からない、イメージができない、という理由で「見積もり希望」を選択する方は多いです。

ただ、なんとなくでも構わないので、予算上限がある場合は具体的な金額を入力することをおすすめします。
いくらでも出す!ということであれば「見積もり希望」でも大丈夫なのですが、「よく分かんないから『見積もり希望』にしとこ」というのは、できれば出品者としては避けていただきたいのです……!

なぜかというと、見積もりを算出するにもかなりの手間や時間がかかります。
予算が入力されていれば「その予算では無理」とすぐに判断できても、「見積もり希望」だと予算を算出するしかない……で、算出したら「予算オーバーなので依頼できません」と言われる……「うぅ……私の手間ヒマ返して(涙)」となるわけです。

そうは言っても高めに予算を入力して、本当はもっと安いのに「予算に余裕あるから高めに出しとくか」とか言われたら嫌だなぁ……という方もいらっしゃることでしょう。

そんな方におすすめなのは、「理想の金額を『予算』として入力し、予算上限を『相談の目的・背景・追加情報』で伝える」という方法です。
理想は1万くらいでやってほしいけれど、まぁ2万くらいなら出せる、という場合は予算は「10,000円」と入力し、詳細欄に「予算1万円としましたが、2万円くらいまでならオーバー可能です」と書いておきます。

こうすれば、出品者は無下に辞退することなく、その上でなるべく希望予算に近い金額で提案しようと頑張ってくれるはずです。

[予算がサービスの金額と乖離しているのはNG!事前の計算と予想が大事]

予算入力について、もう1つ……
これは私のサービスでも「あるある」なのですが、提示された予算と、私のサービスの金額が大きく乖離していることが少なくありません。

これに関しては「サービスページ読んで!!」としか言えないのですが、見積もりベースのサービスで、サービスページに料金案内が出ている場合は、必ず自分の依頼内容と料金を照らし合わせて大体いくらくらいになるのかというアタリをつけてください。

ここがトンチンカンだと、秒で「辞退」されます。
サービス価格よりも低い金額を予算として入力するのは問題外です。出品者に対して失礼なので、絶対にやめましょう。

[相見積もりを取りたいときはその旨を記載するのがベター]

複数の出品者、サービスで相見積もりを取って、金額や提案内容で依頼するサービスを決めたい。これは決して悪いことではありません。大事なことです。
相見積もりを取っているということを、見積もり相談時に言うか言わないか、というと、これは「言わない」人の方が圧倒的に多いのではないかと思います。

ただ、ココナラにおいては私個人的には「何名かの方にお見積りを出していただいており、その中で比較検討します」の一言を入れた方が良い、という意見を持っています。

その理由は2つあります。

1つは「出品者から『言ってほしい』という声が多く上がっている」ということです。
前述の通り、見積もりを出すにも手間や時間がかかります。ただ、概算であればスピーディーに算出できるケースが多く、相見積もりだと事前に分かっていれば「ひとまず概算で出して『これは概算なので実際はもう少しお安くできるかと存じます』と伝える」という手段で手間や時間を節約できるのです。

これだけ聞くと「なんだ、出品者にとって都合がいいってだけか」と思われるかもしれませんが、出品者と良好な関係を築いていくことは購入者にとって大きなメリットとなるため、見積もり相談時点で出品者の負担を軽くすることがポイントとなります。

もう1つは「価格競争を起こしお得に提案してもらえる」ということです。
相見積もりと分かっていれば、「他の方が安い金額を提示してきたらご相談ください」と言ってがんばってくれる出品者もいます。よくある家電量販店の「他社さんのチラシをお持ちください!それより安くします!」的なアレです。
あまりにも金額が乖離していると難しいかもしれませんが、少しの金額差であれば安くしてくれる可能性があります。

ただ、「アイミツを取っている」と伝えることは、個人的に「ベター」と思っているだけなので、もちろん「相見積もり」と伏せて見積もり相談をしても問題はありません。

出品者としてお願いがあるとすれば、相見積もりと言わずに見積もり相談をして、他の方に依頼することが決まった際には「他に安くやってくれる人が見つかった」と”言わないで”ほしい、というくらいですかね……。後から「アイミツだったんだ」と分かると、出品者としては精神的にけっこうなダメージを受けます。

最初から言ってくれればもっとがんばれたかもしれないのに……
苦労して見積もりを出した、あの労力はなんだったんだ……

と灰になりますので、お断りされるところまで徹底して「アイミツを取っていた」ということは伏せていただけると大変有難いです(切実)

[相見積もりを取りたいときのおすすめは公開依頼]

重複してしまいますが、相見積もりを取りたいときにも公開依頼が有効です。
これはもう言わずもがな、公開依頼を1つ出しておけば複数の提案が集まるからです。自動的に相見積もり状態となり、非常に選びやすい状況を作れます。

提案者たちも「相見積もり」と分かって提案しているので、断りやすいですし、「今回は他の方に依頼することになった」と伝えても精神的ダメージはほとんど受けません(笑)
気軽に相見積もりを、という方には全力で公開依頼をおすすめします。

<取引中の極意>

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出品者の最高のパフォーマンスを引き出し、ヤル気、丁寧さ、スピード感、そして運が良ければサービス精神も見せてくれるような、そんな取引となるような極意をお教えします。

[とにかく出品者には敬意をもって接する]

出品者も人間です。
おだてられればヤル気が出るし、敬意をもって接すれば丁寧に対応してくれます。

「自分は客だから出品者よりも立場が上」と思ってぞんざいな態度を取ると、出品者のヤル気は急落し、クオリティも下がり、対応も雑になっていきます。最悪の場合は出品者の方から匙を投げられ「返金するからキャンセルさせてほしい」と言われることも……

基本的な挨拶、お礼の言葉、丁寧な言葉遣いなどを心がけ、出品者と自分は対等な立場であるということを忘れないようにしましょう。

[返信は早めを心がける]

返信の早い購入者さんは出品者から大変好かれます。
逆に返信の遅い購入者さんは嫌われます。

ココナラで出品者から連絡が入ると、さまざまな方法で通知が届きます。
アプリの場合はバッジや音(バイブ)、ポップアップなど、ブラウザの場合はメール通知などです。これらの通知は個々に設定ができます。

人によっては会社用のアドレスで登録してしまって、出社しないとメールが見られずにココナラで連絡が入ったことに気付かなかった、ということが起こりえます。
アプリも、個人設定で通知をオフにしていて出品者からの連絡に気付かなかったというのは「あるある」です。

もし、このような事情で通知が届かない(気付けない)状況になっているならば、取引中は自らこまめにココナラにログインして「連絡きてないかな~」と確認するようにしてください。

また、納品物や提案物などの確認に時間がかかる場合、返信に時間を置く場合は、かならずその旨を一言伝えておくと、出品者としても安心です。

とにかく、返信がない方、遅い方は、出品者を不安にさせます。ココナラの購入者評価の星5と星4は「安心してやり取りができた」という基準を満たす必要があるため、不安にさせると星3以下がつけられる恐れがあります。
実際、私も過去に返信が極めて遅い購入者様に星3の評価をつけざるを得なかったことがありました。

[追加要件を伝える際には『おいくらですか?』をセットに]

取引中に追加要件が発生して、出品者に「これもやってほしい」とお願いする際には、必ず「おいくらでやっていただけますか?」や「追加見積をお願いします」をセットにしましょう。

後で支払うつもりでいても、先に言ってもらえないと出品者は不安になります。もともと追加費用を払うつもりはなく「サービスでやってほしいだよね」というのは言語道断です。

※もちろん、修正依頼や変更依頼が費用に含まれている場合はこの限りではなく、追加支払いの申し出は不要です。

[独断と偏見によるプチQ&A]

Q. 「○○様」とか、署名はいる?

A. 不要です。私はつけていますが、お客様につけていただく必要はありません。
Q. 「!」や絵文字は使ってOK?

A. もちろんOKです。出品者はお客様に失礼の無いように「!」や絵文字の使用を控えていることがありますが、お客様から「!」や絵文字が届くとほっこりと嬉しい気持ちになる出品者も多いかと思います。
Q. 別件依頼の相談はトークルーム?メッセージ?

A. 取引中に別件の依頼相談が発生した際には、私個人的にはトークルームではなくメッセージでご連絡いただけると有難いです。ただ、トークルームでご相談いただいてもまったく問題ありません。

<取引後に『次につなげる』極意>

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取引が完了した後に、その出品者さんに「もう一度お願いしたい」と思ったら、少し頭に入れておきたいポイントをまとめました。

[出品者が何よりも嬉しいのは『ありがとう』の一言]

私もそうですが、たくさんの出品者さんからお話を聞くと、やはり何が嬉しいって「ありがとう」と言ってもらえる瞬間が一番嬉しいんだよね、と皆さん口を揃えておっしゃいます。

取引後には「ありがとう」と言え、と強制するつもりは毛頭もありませんが、もし少しでも「ありがとう」と思っていただけたのであれば、そのお気持ちを言葉にして伝えていただけると、出品者はとても喜びます。

[『おひねり』は基本的には不要]

ココナラ独特のシステム「おひねり」は、長年「払うべき? 払わなくていいの? ってかそもそもコレ、なんなん?」と議論を呼んでいますが、結論から言うと「おひねり」は払わなくて大丈夫です。

詳しくはコチラのココナラ活用塾をご覧ください。

もちろん頂戴できれば嬉しいし、狂喜乱舞するし、モチベーションもうなぎ上りしますが、出品者からすると「おひねりは無い」がデフォルトなので、そこは安心していただいて大丈夫です。「ありがとう」の一言だけ、これだけで十分なのです。

[評価は正直につけてOK!ただ、次も依頼したいときは要注意]

最後に評価についてです。
この記事でもお伝えしましたが、ココナラではなぜか「星5がデフォルト」と言っても過言ではないくらい星5が多くついています。

だから皆さんも星5をつけてくださいねー!

とは、言いません。ええ、言いません。
ダメです、そんなこと言っちゃ。

評価は本当に、正直につけていただいて大丈夫です。
評価入力ページに、それぞれの基準が表示されるので、よく読んで、一番当てはまる評価をつけるのがベストです。さらにコメント部分に「なぜその評価にしたのか」という理由をつけると、出品者としても自分についた評価の納得感が上がります。

ただし、リピート依頼したいときはちょっと注意が必要です。
ココナラには「出品者ランク」というものがあり、このランク決めには「平均評価」が影響します。これに加えてココナラでは星5がデフォルト化しているもんですから、出品者にとって星4は”低評価”という感覚なのです。(これはねー、どうにかならんもんか、と常々思っているのですが……)

その上で、自分は高評価のつもりで星4をつけたのに、リピート依頼しようと思ったら出品者から「もう依頼は受けない」と言われてしまった、というトラブルがちょこちょこ起こっているみたいです。

これはあくまでも「こういうことがあるよ」という事例紹介だけで、だから星5をつけろ、とは言いません。というか言ったらココナラさんから干されてしまいます(ギャー!)

評価はあくまで正直に、ご自身の納得いく評価をつける(あるいは「評価をつけない」という選択もできます)という方向性でOKですが、一応「ココナラの評価相場がどうなっているか」は知っておくと、リピート依頼などでトラブルを回避できるかな、と思っております。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「ココナラ活用塾」では、皆さんの「これってどうしてる?」や「こんなところで苦労しているんだけど…」といったお困りごとを少しでも解消できるよう、不定期でお役立ち情報を発信しています。
もし、何か知りたいことや聞いてみたいことがありましたら、お気軽にDMでリクエストをお送りください。全てにお応えできるわけではありませんが、記事にできそうなテーマがあれば、記事化いたします。

また、ココナラのノウハウをまとめた200ページ超えのPDF販売サービスも出品していますので、ココナラで成功したい!稼ぎたい!サービスを売りたい!という方は是非ご覧ください。

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