こんにちは!
今回で「子供の栄養不足ベスト9」シリーズ今回で4回目となります。
3つめをご紹介します!
子供の足りない栄養素3つめは「ヨウ素」です!
ヨウ素とは
海藻中や甲状腺内の有機化合物として存在している。
70〜80% は甲状腺に存在し、甲状腺ホルモンを作ります。
甲状腺ホルモン?
胎児の脳、末梢組織、骨格などの発達と成長を促す働きがあります。
1.ヨウ素が欠乏すると
・甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌亢進
・甲状腺の異常肥大、過形成(甲状腺腫)
・甲状腺機能を低下
妊娠中のヨウ素欠乏危険!
死産、流産、胎児の先天異常、胎児甲状腺機能低下(先天性甲状腺機能低症)重度の先天性甲状腺機能低下症は全般的な精神遅滞、低身長、聾唖、痙直を起こす。
重度の神経学的障害を伴わず、甲状腺の萎縮と線維化を伴う粘液水腫型胎生甲状腺機能低下症を示すこともある。
2.ヨウ素が入っている食物
海藻
エビ
タラ
マグロ
牛乳
ヨーグルト
チーズ
3.ヨウ素過剰になると
海藻類、特に昆布に高濃度で含まれるため、日本人は世界でも稀な高ヨウ素摂取の集団である。
食品には、ヨウ素と不可逆的に結合することによって、ヨウ素の吸収や利用を妨げ、結果としてヨウ素不足に起因する甲状腺腫を起こすゴイトロゲンといわれる化学物質を含むものがあります。
ゴイトロゲンには、アブラナ科植物などに含まれるチオシアネート、豆類に含まれるイソフラボンなどがあります。
特に大豆製品にはイソフラボンを高濃度に含むものがあるため、大豆製品の多食はヨウ素の体内利用に影響するそうです。
まとめ
ヨウ素に関して海藻類をとっている人は気にしなくて良さそうです。
しかし、今は欧米食や西洋食が普及しているので、海藻離れが進んでいるといっても過言ではありません。
小学生、中学生では味噌汁を食べる家庭が少ないというデータも出ているので
日本でも海藻離れが進んでいるかもしれません。
その調査では、「味噌汁は好き」と答えた子供が中学生になるほど多くいました。
ではなぜ出る家庭が少ないのか
それは
「ご飯に出ない」
だそうです。
朝ごはんや夜ご飯に味噌汁が出ないおうちが多かった様です。
子供にはしっかり食べさせてあげてください。
味噌汁は難しくなく、
・味噌
・だし汁(なくても良)
・具材(乾燥したものが楽。お麩・豆腐・わかめなど)
これをお椀の中に入れて、お湯を注ぐだけでできちゃいます!
鍋で作る必要はないのです!
味噌食べて元気にいきましょう。
今日はここで休憩します!