【一期一会】
一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念するという意味です。
この言葉は、旅先での普段ない出会いなど、「これが最後かもしれない」という時によく使われると思います。
これが最後かもしれないと思えば、一緒にいる時間をありがたいと思うことができ、相手のことを考えた行動・言動をとることができます。
【いつの間にか当たりになっていくかけがえのないもの】
しかし、家族・職場の人・友達など、いつも会っている人に関しては、なかなかそうはいきません。
いつも居て当たり前のことに感謝の気持ちを持つことは難しいのです。
しかし、そのいつも居る人も、いつ居なくなるか分からないのです。
また、今日会った友達に、明日も会えると思っていても、この世は諸行無常。
今日の友達と明日の友達は同じではないのです。
だから今日の友達、そしてその友達の言葉、感情、空気、温もりは今日しか味わえない。
【今ここに生きると感謝の気持ちが湧いてくる】
普段会っている人たちとの時間は、まさに一期一会なのです。
いつも会っている人に対して「こういう人だから」と決めつけてませんか?
新しい気持ちで、改めて理解しようとしていますか?
思い込みを捨て、見返りを求めず、今一緒にいられる瞬間瞬間を大事にする。新たな感動がそこにはあるはずです。