米住宅ローン業者の倒産相次ぐ、金利急上昇受け融資額が減少

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 米住宅ローン業界で、貸出金利の急上昇を受けて倒産する業者が相次いでいる。こうした倒産の波は、約15年前の住宅バブル崩壊以来で最悪になる恐れがある。
  今回は金融システムを揺るがすほどのメルトダウンは起きていない。過剰融資の水準が当時とは異なる上、大手銀行は世界金融危機後に住宅ローン事業から手を引いたためだ。それでも、一連の倒産は、業界全体で従業員のレイオフが急増し、一部貸出金利のさらなる上昇につながる得る規模にはなりそうだと市場関係者は見込んでいる。

 現在米国の住宅ローン金利は6%まで上昇しています。水準としてサブプライムローンで問題が問題となった2007年に到達しています。当時との大きな違いは、今金融危機が来ても緩和できる程のFFレートが無い点です。特に日本はすでにゼロ金利ですので、国民や企業を救うための弾丸はありません。もし次の金融危機がこのまま到来すると、理論上は世界を助ける手段はないということになります。
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