リピートにつながる疼痛改善の考え方

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柔整師のヒポクラです。来院する患者さんの多くの目的は痛みをなんとかしてほしいということになると思います。そして痛みが改善するといつの間にか来院しなくなる、というのがよくあると思います。それはそれで良いのかもしれませんが、「痛みが改善するといろいろメリットがありますよ」という説明をしていくことが来院のモチベーションになります。アイデア次第でいろいろメリットがプレゼンできますが例えば①姿勢やフォームが改善しますよという説明②要介護を予防できますよという説明。このような説明を患者さんにプレゼンするのを私は意識して行います。
①の解説です。
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よく上記のような痛みに関連した負のスパイラルのような考え方があります。このスパイラルのどこかに介入して、スパイラルから解放しようという意味合いで患者さんにプレゼンするものかと思います。体のゆがみに介入する方法や筋肉のアンバランスに介入する方法もあると思います。私の得意分野は疼痛軽減なので疼痛軽減に介入することになり、その結果が↓の図です。
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疼痛軽減した結果、他方の2つの課題も改善してしまう、というロジックです。負のスパイラル理論を逆手にとってるだけですが、来院のモチベーションが下がってくるという課題をコントロールできると考えています。

冒頭に紹介した②の解説です。
来院するご高齢の患者さんの多くは痛みを改善してほしいのと要介護になりたくないという願望を持っています。
そして要介護になるリスクの指標で歩行速度が関係しているという理論があります。これをスパイラルにした図です


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ちょっと雑なスパイラルですがこんな感じというイメージでお願いします。
これにまた疼痛軽減の介入をした結果が↓です
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このように要介護の予防になりそうです。歩行速度とか階段昇降のスピードというのは疼痛が軽減すると家族の目にはっきりとわかります。筋力強化訓練を一切しなくてもこのスパイラルは起こり得ます。これを患者さんに説明しモチベーションアップをしていくということになります。

このように痛みを軽減した先にどのようなメリットがあるのかをプレゼンしていくことも重要な気がしています。いろいろなアイデアで応用できる考え方ですのでいろいろ考えてみてください。
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