[新人研修]13.質問魔になれ

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ビジネス・マーケティング
分からないことは何でも聞くようにと言われても、多くの人は「こんなこと聞いていいのかな?」と遠慮してしまいます。 しかし特に新人のうちに遠慮して質問しないことは失敗のリスクを高めます。相手が忙しそうでも「質問しても良いですか?」とストレートに切り出しましょう

 尋ね方にもコツがあります。「先日の件ですが実はあーでこーで…(中略)…というわけなのですがご意見を…。」などと前ふりが長いと時間が無駄になります。そして長い説明の間、聞き手はあなたが何を聞きたいのかを想像してしまい、あなたの話に集中できなくなります。さらに上司は色々な仕事を担当していますので、話のテーマは「先日の件」では伝わらないかもしれません。もっと明確に伝えましょう。

 「先日の会議後のご指示の件でご意見をお書かせください。あれからこのようになっています。」となるべく短い文章で要件を伝えます。加えて「それで、私としてはこう考えているのですが…」と、稚拙でも良いので自分の意見も添えることを意識すると、きちんと考えていることも伝わります。

(雑談ネタ)
上司や先輩に声をかける際に遠慮があると、周辺状況の説明から入ってしまいがちです。質問することそのものを正当化するために言い訳を並べるかのように、です。しかしそれでは相手に余分な時間とエネルギーを使わせてしまうことになります。

 これとは別に声をかける際によく使いがちなのが「ちょっといいですか?」というフレーズ。私もつい使ってしまいますが、これは上司にとっては悩みや不満の質問と受け取られやすいフレーズでもあります。特に話しにくいことを切り出す時に使われがちなので、上司は少なからず身構えてしまいます。

 これもお互いにとってエネルギーの無駄というものですが、ちょっとした気遣いで避けられる無駄でもあります。

 質問の時する時にはストレートに質問があることを伝え、要件から入ることでコミュニケーションもスムーズに進みやすいということです。

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