6つのリーダーシップ

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ビジネス・マーケティング
リーダーシップを6つのタイプに分類する考え方です。いずれもメリットデメリットがあります。

ビジョン型
会社(組織)の目標(ビジョン)に向かってメンバーを導くメンバーを導くタイプです。組織に合わせたスタッフ配置ができると規模が大きな組織でもスムーズな組織運営が実現できますが、個性が二の次になることもあります。短期プロジェクトの場合にも有効性の高いタイプです。

コーチ型
メンバーと1対1で向き合ってそれぞれの特性を引き出しながら個人の満足度と組織の成果の最大化を目指すタイプです。個々の能力の最大化が期待できる反面、大人数を対象にすることが難しく、その場合にはサブリーダーとの関係性が重要になります。また短期では結果が出にくく長期的なマネジメントプランを必要とします。
民主型
メンバーのアイデアや提案を取り入れでチームのアクションに活かしていくタイプです。様々なアイデアが反映されるので思わぬイノベーションを生むことがあり、意見が出せることでメンバーの自己有用感も満たされやすいと言えます。反面、意思決定のスピード感に欠けることがあり、緊急時などでは充分に機能しないこともあります。

関係重視型
リーダーとメンバがーがフラットで良好な信頼関係を重視するタイプです。多くの人が気軽にリラックスして参加できることができる反面、責任の所在が不明確であったり、大きな力を生み出す推進力に欠け、また人間関係を重視しすぎることで同調圧力が過剰に働き、問題の指摘が遅れる傾向もあります。

ペースセッター型
リーダーが成果が出る方法や道筋を示しながら導いていくタイプです。リーダーが手本となることでメンバーが何をどうすれば良いかのイメージがしやすく、プロジェクトの初期段階でスムーズなスタートを切りたい時などに有効です。しかしメンバーの学習能力やセンスが低かったりばらつきがある場合には思うような成果が出なかったり、リーダーの負担が増えることもあります。

強制型
リーダーに決定権と責任などを集中させ、強い権力によってメンバーを統率するタイプです。メンバーの帰属意識などが薄れ、成長速度も遅くなり、不満も膨らみやすいという欠点がありますが、緊急時など即断が必要な場面では有効性が認められます。


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