管理者は偉いからなるポジションではない。

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ビジネス・マーケティング
年上やベテランの部下に気を遣ってしまうという場合には、管理者は偉いかどうかではなく組織の一機能と認識してください。管理者というのは偉いからなるポジションではありません。役員や部長などの管理監督者が偉いのは、結果として責任を負っている分だけ偉く見えるという評価にすぎません。

例えば製造業で事務仕事をしている人が偉いとか工場でライン作業にやっている人は偉くないとかはありませんね。それと同じで管理者だから偉いということはないのです。管理者がは偉いと思っているから引け目を感じてしまうのです。そのようなセルフジャッジは止めにして、チームの中で管理者の役割を果たすということに徹すれば良いわけです。

相手が年上だろうがべテランだろうが管理者として丁寧に、しかし立場を明確にして接していきましょう。丁寧語、敬語、謙譲語は場面に応じて使い分けてください。急に命令口調はタメ口になるのは、立場に関係なくシンプルに失礼です。

そして勘違いをしてはいけないのは、仕事をお願いしないことです。
「時間があったらやってください。」
「この仕事をお願いできますか?」
等とへりくだってはいけません。
指示を出す時には「やってください。」とはっきり指示をしましょう。

判断と指示は管理者の重要な機能です。ベテランに「この時はどうすれば良いでしょう?」と意見を求めたり、相談という形をとるのは問題ありません。ただしそれらの意見を聞いたうえで、採用するかどうかは管理者の仕事です。



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