[新人研修]6.失敗できる特権

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ビジネス・マーケティング
失敗が多いことは挑戦が多い証拠です。そして失敗しても若いうちはいくらでも成長の糧にできます。

歩き初めの幼子が転んでも大怪我をすることは稀です。何度も転んでいるうちにやがて歩けるようになります。しかし成長して体重が重くなってから走って転べば大怪我をするリスクがあります。

仕事においても、ある程度経験を積んでからの失敗は大きな損失を生むことがあります。だから転ばない方法や受け身を事前に習得しておく必要があります。そのためには何回も転んで経験則として覚えるしかありません。

社会に出て数年の間は、仮に失敗してもそれで会社が潰れるようなことはありません。仮に失敗したとしても責任は指導者である上司や先輩にあります。あなたは反省をして次に活かせばよいのです。失敗を恐れて何もしないようでは、せっかくのチャンスをみすみす逃す機会損失になります。

 三島由紀夫は『青春の特権といえば、一言を以ってすれば無知の特権であろう。』という言葉を残しています。これは新人の特権でもあります。特権を活用しましょう。

(雑談ネタ)
もちろん意図的に失敗すれば怒られるだけです。それはダメです。そもそもわざと失敗することが自分の成長に繋がることはありません。

 脳は意外性に対して敏感にできています。期せずして失敗した時には、強い印象が脳に残ります。そのために同じ失敗を繰り返しにくくなるというわけです。意図的な失敗ではそのような刺激になりませんので、その効果に期待することはできません。

 仮に失敗してしまったとしても、その反省をしっかりと胸に刻みつけて同じ失敗を繰り返さないように努力しましょう。

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