[伝えるチカラ編] 09.書くことの超お得な効果その1『メタ認知』

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ビジネス・マーケティング
そうは言っても「喋って伝えればいいじゃん」と思う方もいるのではないでしょうか?しかし書き出すことには伝える以外の副次的効果があるので3つほど簡単に紹介しておきます。
まずひとつめは『メタ認知』です。これは自分が頭の中に持っている情報を客観的にとらえてコントロールすることを言います。分かっているつもりでも実は分かっていないということは誰にでもあることです。理解の度合いを客観的に分析して、不充分な部分の理解を深めることをメタ認知と言います。
脳の機能編で、脳は情報を断片的に管理しているという話をしました。アウトプットにおいても同じで、脳の中の情報は言葉としては単語や文節レベルでバラバラに保管されています。これをいきなり口に出そうとしても「頭では分かっているのになんかうまく説明できない。」ということになります。こんな経験は誰にでも覚えがあると思います。そしてこれは理解が充分でない状況ですね。
頭で考えたものをそのまま口にしようとしてもなかなかうまくいきません。口に出す前に書いてみる。すると足りない情報が見える化され、客観視しやすくなります。口に出すだけよりも書き出す方がメタ認知には有利なのです。

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