[共感するチカラ編] 09.イタい経験と共感力は比例する

記事
ビジネス・マーケティング
前回は共感力は先手必勝と書きましたが、それが全てではありません。”知識だけで知っていること”と”実体験として知っていること”では共感の深さが違います。つまり、高い共感力には色々なことを経験していることが重要なのです。

経験の幅や数では若者よりも年配者の方が有利です。「年を取ると涙もろくなる」とはよく言われます。年を重ねる中で色々なことを経験した結果、その実体験に基づく共感力が増していることを意味します。年齢が高くなると新しい種類の共感力の獲得は難しくなりますが、過去に経験した感情への共感力は深まっていると言えます。

このためにも若いうちに色々な経験をしておきましょう。特に、痛い経験、辛い経験が多い人ほど共感力は高くなると言われます。新人研修の中でも失敗は糧になるという話をしましたが、実は共感力を高めるためにも大きな役割を果たします。失敗を恐れて何もしなければ共感力の基礎が身につきません。年を取ってから頑固ジジイ(ババア)と呼ばれたくなければ、失敗を恐れずに挑戦すべきです。

ゲーテの言葉『涙とともにパンを食べたものでなければ人生の味はわからない。』

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す