新人教育トレーナー研修053 脳の機能を体感する(問いかけ編)

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大切なことですので繰り返しますが、私達の脳とコンピューターは特性が違います。コンピューターは膨大な量のデータを瞬時に参照し、そこから計算したり分析をしたりすることが得意です。でも私達はデータ量が多すぎると混乱して考えることができなくなります。そこで私達の脳は必要のないと判断した情報は無視して、必要な情報だけに集中して考える機能を持っています。

情報量が多過ぎると判断に時間がかかります。これは例えば天敵に襲われた時に戦うのか逃げるのかを瞬時に判断するために必要な本能です。生き残るために必要最小限の情報に絞り込んで他は無視するという機能を私達の脳は進化させてきました。無視したことで不足する情報は、過去の経験や知識から脳が想像して補うようになっています。この個人の経験や知識の差がそのまま判断の差となります。

ではここで、この脳の機能を実際に体感してみましょう。まず紙とペンを用意してください。その紙に10cm四方くらいの四角を書いてください。いいですか?では今から30秒数えます。今書いた四角の中にできるだけたくさんの「あ」という字を書いてください。では始めますよ、よーいスタート。

(後編に続きます)

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