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コラム
「保健室まるみ」(保健師)です。

ココナラで電話相談、
チャットでの相談、
2,000文字のメッセージを送る相談、
そしてこのブログをやってます。
私は近頃、
「時代」というのを
すごく意識します。



全ての結論を
「そういう時代に育ったからね」
ということにしています(笑)



だから今日の話は
ちょっと私の偏見も入っちゃうかも
しれませんが、

例によって
皆さんはどう思われますか?
という視点でお願いします。




小学校で
何か悪いことをした時、



昭和前半生まれの人は、
バケツに水をいっぱい入れて、
それを両手もしくは片手で
持ったまま、

教室の後ろか廊下に何時間も
(時には1日中)立たされる
という罰をうけて育ちました。



平成生まれの方、
こういうの知ってました?(笑)



昭和後半生まれの人は、
バケツは持たなかったかも
しれませんが、
教室の後ろで、ずーっと正座
させられたり、立たされるという
罰を受けました。




平成生まれの人は、
体罰という言葉が出てくる様に
なって、昭和の様なことはせず、
反省の弁を述べた後、
次からどうするのか、という点を
先生や友達と話し合う等に
なってきたと思います。




このたった1つの例をとってみても、
その時代に育った子が大人になると、
大分違う行動をとると思うのです。




<昭和前半チーム>
何か悪いことをしたり、
失敗した時には、
全力で何時間も反省することが
当たり前、正しいことです。

悔いて悔いて
後悔しまくったら
先生も親も社会も許してくれます。

それが常識なので、
その考えに疑問を持つことも無く、
自分もそうするし、
他者にもそれを求めます。



<昭和後半チーム>
昭和前半チームに育てられています
ので、基本同じ考えに仕上がってます
が、時代が変わりつつありました。

その圧力に従うことに
疑問を持つ子(人)が増えていて、
心の中に葛藤を持ちながら
でも結局最後は後悔しまくるって
感じだと思います。



<平成チーム>
反省する時間は少しで良いのです。
それよりも問題は、次どうするか
です。
周囲にも社会にもそれを求められて
来ましたので、

出来るだけ早く頭を切り替えて、
改善した行動をとろうとします。

それと、
失敗を悪だと考える度合いも、
昭和より低いと思います。
失敗はむしろ善だと
(知識だけでも)教えられて
います。




もちろん、
全員が上記説明にあてはまる訳では
無いと思います。
ただ、
そう考える人の割合が
確実に違うと私は思っているのです。



そして
上記3チームの優劣は無い
いうことも申し上げておきます。



ただ、
それぞれの時代チームの人は、
あまり他チームのことを
知らないのです。



余程交流がある人なら理解している
かもしれませんが、
多くの人は、
他チームを知らないので、
理解できないと思います。



これを表現した言葉が
ジェネレーションギャップ
なんでしょうね。



それで、
今日私がお伝えしたいのは、
こういうことです。



他チームの考えを少し知ろう。
その時代背景を少し(少しで良い)
知ろう。
なぜなら、それを知ったら、
自分が楽になれるからです。



平成生まれの息子やその友達、
会社の若手社員達が、
何か失敗しても、
あんまり反省していない様に
見えるのは何故なのか。



平成生まれが
人前で発表したりすることに
あまり緊張しないのは何故なのか。



60代の部長が、
怒ると血管切れそうな位
顔を赤くして、大声で叫び、
つばを飛ばして怒鳴るのは
何故なのか。



時代と関連付けて他チームを理解する
と、まず、その人個人を
憎まなくなり、
あなたは少し楽になれます。



そしてもう1つ、
他チームの考えを知っておくと、
生きるヒントになって、
ピンチの時、役に立ちます。



昭和代表はこう思います。
「そうか、大事なのは反省より
次どうするか、だったね。
失敗しても、そう考えれば
楽になるし、
チャレンジも怖くなくなるのかー」



平成代表はこう思います。
「部長って、
自分を責めて、悔しくて、
その熱い思いが爆発しちゃって
のかなー。
でもあぁやって部長まで
登りつめたんだよね。
結局最後は何クソーっていう
熱量なのかもしれないなー」
(知らんけど 笑)



私はいつも平成チームを
お手本に生きております。

ではまた。

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