ワインのエチケットデザイン(筆文字部分)書かせていただきました
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デザイン・イラスト
淡路島でブドウ栽培されている淡路島ヴィンヤード様よりご依頼でエチケットデザイン(筆文字部分)書かせていただいたワインが出来たようです。
イメージ画像をたくさん送っていただいて、その中でもブドウの花が芽吹くような写真が目に留まり、「萌」の一字を選定いたしました。
以下依頼者様にもお送りした作品解説です。
萌という字は植物を表す「くさかんむり(草)」と光を表す「明」になります。この2つがくっついて「光を浴びて、草木の芽が出てくる様子」を表しています。
芽が出るというのは新しい生命の始まりでもあるので、「萌芽(ほうが)」という言葉があるように「(物事の)起こり始め」「兆し」といった意味ももつようになりました。
くさかんむりを強調し、また上部に墨のたまる部分を作り、芽吹くようなイメージで書かせていただきました。「明」という字も分解すると「日」=太陽の形「月」=月の形を表します。
淡路島は高い山などがなく、空が近いと聞いたことがあります。
「草」一字で表現するよりこの「萌」という一字が土地やワインを作るまでの過程にマッチすると考え文字選定させていただきました。
他にも色々自由に案を出させていただいて、とても楽しいお仕事でした。