こんばんは。絲(いと)です。
タロットカードを慣れ親しんでいただきたく、ブログを開始しました。
今回は「タロットの歴史」です。
タロットに慣れ親しむことで、ご自身でもタロットを読み取ることができますので、ぜひご参考にしたいただければと思います。
【タロットの起源】
タロットの歴史というタイトルですが、実はタロットの起源はハッキリとした証拠が見つかっておりません。エジプト説、中国説、ジプシー説、インド説など、様々な説が流れております。
タロットの大アルカナの有力な起源は、15世紀の北イタリアではと言われております。
1441年から1450年代前半あたりに、ミラノでヴィスコンティ家およびスフォルツァ家のために、デザインされたといわれ、現在271枚のカードが発見されています。
印刷技術のない当時は、1枚1枚画家によって手書きされていました。ヨーロッパのルネサンス時代のため、芸術が盛んな時代だったと想像できます。ヨーロッパの教会に描かれた絵画などのクオリティを考えると、当時のタロットのクオリティの高さが容易に想像できます。
タロットは高価だったため、貴族の持ち物でした。また、占いに使うのではなく、ゲームで使用する遊戯カードの役割を果たしておりました。
小アルカナは14世紀ごろにできたトランプの原型がもとになっていると言われております。15世紀に作られたタロットカードは、すでに大アルカナと小アルカナの78枚の組み合わせが基本となっていました。
【現在のタロットの形になるまで】
18世紀に入ると、ヨーロッパでオカルティズムという神秘思想が流行し、タロットと結び付け、次第に占いの形に近づいてきました。タロットを占いに使用していたという最古の記録は、19世紀初頭頃といわれています。
そして、アーサー・エドワード・ウェイトとパメラ・コールマン・スミスによって、1909年にライダー社から「ライダー版」が出版されました。
そして全世界で爆発的に売れ、現在のタロットデッキの主流となっております。
私もライダー版のタロットを使っております。タロットカードの基本となっているため、認知度も高く、皆さまも理解しやすいと思っております。
タロットの歴史、いかがでしたでしょうか。
ルネサンス時代が反映され、かつオカルティズムも融合されていると思うと、タロットカードは神秘的ですよね。
ぜひタロットを興味持っていただければと思ってます。
絲(いと)
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