失恋におすすめの考え方

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こんばんは。
恋愛心理アドバイザー白浜ゆうりです。

私はこれまでたくさんの失恋相談を受けてきました。

失恋中のご相談者様から言われることが多い言葉ベスト1は

「復縁するにはどうすればいいですか?」

ベスト2が

「早く忘れるにはどうしたら良いですか?」

です。

復縁については、過去にこちらでたくさん記事をあげていますので、今回は「失恋についての私なりの考え方」を記載したいと思います。

1.無理に忘れないで


まず、伝えたいのは、「無理に忘れたらだめ!」ということです。

忘れたい気持ちはとってもよく分かります。
思い出すたびに辛いのであれば、記憶ごとなくしたいですよね。
私も大失恋の経験があるので、その気持ちはよく分かりますよ。

でも、「無理に忘れようとする」という行動には必ず「意識」があります。

「意識的に忘れようとすること」は逆に忘れられなくなるという悪循環を生み出します。

一度でも親しい距離感で、心を許しあった二人が急に相手のことを忘れるなんて、できません。「早く忘れる」ってそもそも不可能なんです・・・。

なので、「早く忘れる」ということは一旦は諦めてください。

「いや、早く忘れるのは無理って言うけど。元彼はもう私のこと忘れて、吹っ切っているんだけど・・・」と思われた、そこのあなた。

元彼は決して、あなたのことを忘れたわけではありません。

元彼はあなたを覚えたまま、より幸せそうに思えた未来に惹かれているだけです。

元彼はあなたの存在は覚えていますし、一緒に行ったお店、一緒に行った映画など「あなたとの思い出」「あなたに関すること」に触れたときに、あなたのことを必ず思い出しています。

一緒にいた時間が事実なのであれば、元彼は一生あなたのことは忘れません。

なので、そこは誤解しないでください。

「そんな好きじゃなくても」「どれだけ短期間の交際であっても」私は過去に交際した男性に関するものに触れたときは、相手を必ず思い出します。

「元気かな」と。

私は今の生活に満足していますが、時々そうやって思い出すのです。

みんな、そんなものだと思います。

一度でも心を通わしあった二人であれば、相手のことは決して、忘れることはないのです。

だから、「忘れよう」とすること自体ナンセンスです。
忘れなくて良いですし、忘れようとして忘れられるものではありません

でも、皆、気づいたときには、相手を思い出す回数が減っています。

失恋直後のあなたは、きっと「朝起きたとき」強く相手を思い出してしまうと思います。そして、泣いているかもしれません。

起床のタイミングは、夢の中から覚めるとき。

辛い現実と向き合わないといけないタイミングです。

失恋直後は皆、「起床時」に絶望感を感じてしまうものなのです。
あなただけではありません。

しかし、いずれ、あなたも、朝起きたときも思い出さなくなるでしょう。

元彼のことは、ふとしたときに必ず思い出すのではなく、「元彼に関すること」に触れたときしか思い出さなくなります。

今のあなたは、そんな未来「ありえない」と思うことでしょう。

でも、ありえます。

今のあなたは、そんな未来に「元彼のこと思い出さなくなるなんて、寂しい、切ない」と思ってしまうかもしれません。

でも、未来のあなたは思い出さなくなることが日常になるので、何も辛さは感じません。

そうやって、あなたは今必死に忘れようとしなくても、記憶の方から勝手に薄れていくのです。

「忘れる」という行為は意識してできるものではなく、もっと自然に「気づいたら忘れている」という形になることが多いです。

だから、あなたは無理に忘れようとしなくて大丈夫。

思い出の物、相手からのプレゼントなども、捨てたくなかったら捨てなくて良いんです。

「もういらないな」と思い、もっと楽に捨てられる時がきますので、その時に手放したら良いんです。

手放したくないときに無理に手放すと、「その物」や「その物に関する記憶」に、より執着しやすいことが心理学から分かっています。

だから、捨てたくないなら無理に捨てないで!!

思い出の物がそばにあることが、失恋後のあなたの精神状態をなんとか保っているかもしれないのです。

そんな大切な物を無理に手放す必要はありません。

大切なものを捨ててしまうと、なおさら辛くなります。

もっと楽に手放すことができる時期までとっておきましょう。




2.辛い時期には意味がある


「もう1年も経つのに、一向に忘れられません」

そういって悩むご相談者様もいます。

1年以上忘れられないのは、元彼がそのご相談者様にとって、とても大きな存在だったからだと思います。

それほど大きな存在の人と交際して、別れた。

そのこと自体にとても大切な学びがあると思いませんか?

なぜ、そこまで心を許せる相手だったのに、別れることになったのか?

そこに大きな学びがあると思います。

「一方的に会いたがって、相手に負担をかけてしまった」
とか
「相手の気持ちを思いやれない部分があった。だから、相手が癒やしを求めて浮気してしまった」

など、何かしらあなたの問題点が浮かび上がるはずです。

別れには、相手が全面的に悪い、ということはありません。

何かしら、解決できる糸口はあったのに、あなたはそれに気づかなかったか、気づこうとしなかったのです。

それでも「相手が全面的に悪い」と思ってしまうのであれば、見る目がそもそもなかった、という理由もあるかもしれません。


今、別れが辛いのであれば、あなたは次の恋愛相手と失敗しないように、まだ失恋の痛みを感じる必要があるのだと思います。

だから「忘れられなくて辛い」という時期は、「まだまだその恋愛から学べることがある」ということになります。

その恋愛から学びとれることをまだ学びとっていないからこそ、あなたは忘れられないのです。

その痛みをバネにして、今後の交際スキルをあげる必要があるからこそ、まだ辛いのです。

3.別れを引きずる心理について理解しよう


下記の記事では、別れを引きずる心理について、心理学から解説しております。

「こういう心理があって、引きずりやすくなっているのかも」と新しい気づきにしていただけたら幸いです。

自身の気持ちを整理するきっかけにされると、少しは気持ちが楽になるかもしれません。






4.まとめ


失恋はとても辛いことだと思います。

死にたくなるくらい苦しい人もたくさんいると思います。

しかし、この辛い失恋を経験したからこそ、あなたは恋愛で幸せを感じとる能力は上がっているはずです。

辛いことを経験した後の方が「そばにいてくれる人の有り難み」をよく実感でき、そばにいてくれる相手を大切にすることができます。

辛いことがあっても、その学びは今後大きな幸せを掴むきっかけになる可能性を秘めています。

「辛いだけの失恋」にするか、「今後幸せになるための学びのある失恋」にするかは、あなたのこれからの行動にかかっています。



読者の皆様が、少しずつでも失恋の傷を癒やし、レベルアップした状態で次の恋愛ができますように。
































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