「論理的」な文章のつくり方

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ビジネス・マーケティング
個人的には、ピアノを教えていたくらいなので、
印象で捉えること、フワッとした雰囲気を味わうことも大好きです。

でも、特に文章を介したコミュニケーションが増えた今
情報や印象を誤って伝えるわけにもいきません。

そこで今回のワンポイントは、「論理的文章」のつくり方にしました!
お悩みのかた、必見です。
『お役立ち接続詞』も最後にまとめたいと思います。

※すでに私の校正サービスご利用の方は、
『論理的にするための手法は、以下だけではない!』と、
お感じになるかもしれませんが、
なにぶん無料ブログなので(汗)少しずつお伝えしたいと思います。

そもそも、

論理的ってどんな状態…?

知った時には、目からウロコ!でした。

それは「文章同士が、きちんと接続詞でつながれているか」です。
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たとえば、AとBの2つの文章をつなぐ時に
・AすなわちB
・AそしてB
・AによってB
すべて意味が変わり、不足すると分かりやすさに影響するので、
読みやすくしたい時の基本となります。
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これは、私が競技としてディベートに取り組む講座で知ったことです。
そのため、実際には『会話』で、考え考え話すのですが
いかに普段は道筋立てずに話していたか…!

あとは、「言いたいことに番号を振って始めにつたえる」などというのも
ございますが、これはまた、別の機会に。


さて、接続詞の引き出しもたくさんあると便利ですよね。
そこで辞書代わりに参照しやすいよう、下記にまとめてみました。

お役立ち接続詞 まとめ


1)「そして、それから」→拡張する
お子さまの作文添削では、一番登場する接続詞です。
前の文章を受けて触発されて、それに関連することですがと、
別のアイデアを述べることです。
つながれた文が「まったく同じ意味」にならないようご注意を。

2)「むしろ、反対に」→対案を示す
前の文に対しての違和感や、対案として別のアイデアを伝える接続詞です。
流行り言葉のせいですが、「逆に」を使うときには
軽い印象になることがあるので注意が必要です。
ただ、うまく使うとインパクトある、印象に残る主張ができます。

3)「加えて、さらに、その上」 →主張の強化をする
あまり使われていなくて「惜しい!」という文をよくお見受けします。

言いたいことが、たくさんあるのであれば、主張を付せんなどに
書き出して、言いたい順に並べて、この言葉でつなげてみてください。
カルボナーラで言えば黒コショウ。あれば、ビシッと引き締まります。

文章が畳みかける感じになるので読む速度が上がります。
勢いよく読んでほしい「文章の中盤」や、「営業用」の文章には、ぜひ。


4)「しかし、ところが」→違和感とその違いを述べる
前提(前の文)を否定するニュアンスと、
そのことでの気づきを伝える際には文章の前後関係が
ハッキリし、伝わりやすくなる接続詞です。

使う箇所が大切な接続詞なので文章を書き始める前に、
何となくで構いませんので、全体を頭にイメージしましょう。

5)「したがって」→追記する、賛意を述べる
対談の場合や、立場が複数ある場合の議事録などで使えそうな接続詞です。
話の流れが複数に枝分かれしてしまいそうなときに
『ひとまずまとめる』役割にも使えます。

6)「要するに」→様々な見解をグルーピング、整理や抽象化する 
「要は」という言葉を連発する人、いますよね(笑)
水戸黄門の印籠ではないですが、トランプで言えばジョーカーのような
強さを持つことばです。
意見を交通整理したり、結論を強くするのに便利です。
話で使いまくると「まとめたがり屋さん」になってしまいます…。
マウンティングしたい方には、ぜひ(笑)


軽くまとめても、たくさんありますね。
それだけの色をつかって絵を描くようなつもりで、
ぜひ楽しく文章を彩ってくださいね。

お困りの時には、ぜひご相談ください。
ご依頼者の執筆力を上げるようなアドバイスも
校正サービスでは行っています。
(あ、宣伝になっちゃった。)
では、また。

からっと晴れた空が気持ち良い、秋の日に。

そばちょこ

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