以前にも似たようなお話をしたかもしれませんが、今日は新しいの2つほど。
英検2級や準1級のライティングをしていると “use” って単語が多くなりますよね。
「生徒は学習効率を上げるためにタブレットを学校で使った方がいい」 とか「環境を守るためにビニール袋を使うべきではない」とか。
そんなこんなで作文の至る所に “use” がたくさん出てきて、見栄えが悪くなっちゃいますよね。
今回は use の別の言い方を2つご紹介します。
1つは “avail oneself of ~ ”
“available” 「入手できる・利用できる」という形容詞のほうが馴染みあるかもしれませんね。
動詞availは “avail oneself of ~” で「~を利用する」という use とほぼ同じ意味になれます。
気を付けないといけないのが、 “oneself of ” を抜いて avail だけだと、「役に立つ」という意味になり、use の意味とは少し離れてしまうトコですね。
2つ目は “tap into ~ ”
これは聞いたことある人、多いかもしれませんね。
tap は「蛇口」です。では、なぜ “into” ?
イメージしやすいのはドラえもんの秘密道具「どこでも蛇口」ですね。
これは壁だろうが黒板だろうが、付けたとこから飲み物が出る秘密道具です。
これと同じように「どこかに蛇口(tap)を付けて(into)、そこからその資源を得る」というとこから「利用する・活用する」という感じです。
Students should avail themselves of tablet computers to improve their learning efficiency.
(生徒は学習効率を上げるためにタブレットを学校で使った方がいい)
Consumers should not tap into plastic bags to protect the
environment.
(環境を守るためにビニール袋を使うべきではない)
今回はだいぶ長くなりましたね。 ここまで読んでくれてありがとうございます。
ぜひライティングで活用してみてください。