アイデアネタを見つけるには、分解できるかが鍵

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ビジネス・マーケティング
前と同じようなことです。ニュースネタから切り口や視点を探すというようなことを以前書いたかなと。

これに関してはおそらくなるほどと思う人もいると思うんですよ。多分ですが。ただ冷静に突っ込むと、ではこのタリーズコーヒーのニュースを見て、何を思い出せるか、連想するか?ってところです。

ここにおいて正解はないので、ぶっちゃけなんでもありなんですね。ありなんですが、
・連想して何か出てくること
・それを言語化できること
・それを保持したり、メモできること
・該当テーマに紐付けられること
くらいはやることが実は出てくるんですね。この説明かなり大事なんですが、ざっくりいえば「取り出す」ことは分解っていっても伝わるだろうと。ただ、この分解の過程がまずできるかどうか。

そしてアイデアを出す上では、その応答での気づきからアイデアになることもあれば、気づいたので該当テーマが頭にあってそこからアイデアが出ることもあると。どちらもありえるし、どちらでもいいので分かりづらいのだろうと。パターンを列挙してもいいんですが、パターンが多くなるし、どうもまとまりが悪いよなと。

なので、今回はシンプルに1つだけとしてみます。

事象は分子のように存在する

今の化学知らないんですが、分子単位で存在しているけど構成要素は原子だよねみたいな言い回しを使いたいだけです。
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「文章アイデア」が欲しいとします。例えばここにある記事アイデア。ブログでもnoteでも、Twitterでもなんでもいい。インスタでもいいです。

そういう時に「文章アイデア」っていうけども、それってなんだろうという問いかけをしてみたんですね。すると、文章固有の何かを持ったアイデアはありえますが、多くは分解できると。

そして、分解以前に、「文章アイデア」と捉える人にとっては、このアイデアが分かれてないので、なかなか分解できないというか、原子レベルであることが見えないのではないかと。まあ見えないからないって思うパターンなのでその通りになりそうです。これだけじゃないでしょうが。

文章の技術や枠組みと、アイデアそのものは別


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カルピスの素みたいな話と考えて下さい。

例えば、カルピスは乳酸菌飲料ですが、炭酸で割ればカルピスソーダ、水で割ればカルピスウォーターとかになりますよね。別にカルピスが好きでもなんでもないんですが(笑)

この時、カルピスソーダは一つの商品であり、そのものです。ですが、分解していない人には「こういう飲み物」となりますよね?カルピスに炭酸いれたんだなとかにはならない。

ですが、カクテルなら大体「ブレンド」しているので、何と何をいれたんだ?って見えませんか?って見る人が多いのではないかと。

アイデアマンはそういうカクテルのように物事を見ている、または分解しようとしているわけです。

なので、僕が分解するに、文章アイデアは、文章そのものや技術と、アイデアは別だろうなと。そして、アイデア自体は文章に特化したものではない。もっといえば、漫画で表現する「アイデア」を、文章にも表現可能なわけです。小説といってもいいし、ラノベでもいい。もっと飛ばして、プログラムやゲーム、人工衛星でも、カップラーメンでも、新聞でもいい。伝わりますかね?

アイデアを表現したりアウトプットするのが文章なだけなんですね。当然文章の技術や習熟度は課題になりますが、そこに課題感でなく、明らかにアイデアがないのであれば、アイデアって別のところにあるよねという話です。

分解している人は分解してみるだけという話でもある

こうやって分解する人は分解してみているよね、というだけになるんですが、それはそれでいいんですよ。多分そうなので。

ですが、こういう分解を出来るとアイデアが出るということにつながっていると思うならば(僕はそう思っています)、それってどうやってやっているのか?と仕組みを見ていきたいわけです。

そして少し上げたように、
・連想して何か出てくること
・それを言語化できること
・それを保持したり、メモできること
・該当テーマに紐付けられること
ですね。
連想して何も出てこないことってありませんか?連想というか、何もわかない、浮かばないことです。これは、該当のことを全く知らないか、類推すら出来ないときです。なのでインプット、学びが足りないので、調べましょうと。

言語化出来ないのは、言語化なので、書き出してみて出てこないのはなにか、そこはもう鍛えていくしかないです。時間制限があって出来ないならきついですが、何度もやっていくしかないですからね。ここも言語化サポートでなんとかすると。

保持やメモは、メモの取り方がバグっていると自分で思い出せないのと、良いネタを「放置」しているのと同様ですから。これもまたサポートできるよなあと。

最後のテーマへの紐づけですが、これはわりと無意識です。ですが、明確に意識できるのは考えたい、懸念事項とか、工夫したい、なにかそういうテーマがあるか、問いかけがあるかってことです。これがないと、ここでいくら分解して「切り口」があっても「その切り口どうするのかな?」となって終わります。当然、吸着度、紐付け度があるので、全部100%でもないし、0%ということも稀でしょう。そこを踏まえてやっていくということになります。これも練習ですね。

この4つはわりと大事なので、また再度考えてみたいところです。



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