アイデアを考えて試すを愚直に繰り返す、が一番難しい?

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ビジネス・マーケティング
僕であれば、愚直に試すのアイデアをどう形にするか。ビジネスになるか、全然違うものになるか。形になればそれほど営利にこだわりはないのですが、非営利でなく「ボランティア」となるとまた全然違うので、一旦省いています。ボランティアが悪いとかではなく。

ある記事では、そういう考えたアイデアを試していく、そして粗い仮説でも試していってどうか。これがまあ簡単ではないというか、うまくやれても(うまくやれたかは結果論です)それでも時間がかかるという話がありました。

これって愚直にやればいいという安易な話でもないんですが、少なくとも2点あるんですね。

1つは、具体的な眼の前のことをやれば「いい」という保証はない。全然違うところや気づけば風に流されてしまって意図せぬ結果になる(それはここでは悪い意味で捉えます)

もう1つは、抽象化したり計画、机上感を出しすぎると誰も実行しない。自分ができないということですね。

よって、前者は具体で、後者は抽象といえば、どちらかだけでなく、具体も抽象もいるよねって話です。

関連記事としては、

具体的なことをやりたい人は具体に寄りがち

まず具体派です。行動が得意とかって人とか、すぐアイデアが出るみたいな人ですね。そういう人は具体的に考えるし動けると。

例えば花屋をやりたいとすると、花の種類はこれを揃えて、お客さんは多分こういう人だなと。値段はー。

全然いいんですよ。でも、それが「全体」からすると、枝葉末節になってしまうと厳しいと。例えばここで「価格」を決定するのは色々と考えた後だったり、その価格が最適であることはまた別とすると。そもそも花も色々あるはずですが、その人の花の価格は適性なものが決まっている、みたいな感じといえば伝わりますかね?

具体的にすることは「手放しで褒められる」気もしそうですが、それって全体を見ていないとなると問題なわけです。もっといえば、全体を見ようとしない、考えないとなるとこれが問題ということですね。

当然具体的な行動を通してしか学べないのはあるのですが、それは抽象的なことも同じで、計画を練らないと計画について学べないといえばいいでしょうか。

抽象的なことが好きな人は抽象化しがち

具体の逆です。

戦略だーとか、仕組みがーとか、ビジネスモデルとしてはーというのをこねくり回したいとかって人です(笑)悪意はないです。分かりやすくいえば。

このタイプの人は、実践として戦略を立てる→戦術を考える、ところはやれると。でも、その戦術を自分でやるかと。

たこ焼き屋の開業プランを練るのだけど、たこ焼きを自分で焼いたことはないというか。当然それだけだと「コンサルがー」となるのですが、実際にたこ焼きを焼かなくてもうまく回せればいいって考えもありますし、そこは同意です。

問題は、ここでその焼くことをしなければ、プランが進まないとか、結局絵に描いた餅になっちゃうということですね。自分でたこ焼きをやければ話が進むのであれば?ならばやると。やろうってことですね。

アイデアは具体、プランは抽象。両者のバランスが必須

しつこいですが、どちらも大事ってことで、具体で突破しろとか、抽象で突破しろってことではないです。

現時点の肌感では、抽象がすごく地位が低いというか、分かりづらいって意味で使われているのではないかなと。本来その意味ではなく、「具体的な説明を期待する人が、分からないという感想」という意味程度なら抽象が悲しいと。

具体を包含するような概念として抽象があるってことです。

冷静に考えて、行動しつつ考えてまとめられるって人は・・・まあレアなんですよね。どっちかに偏りがちなのと、自分でも気づかないこともあるからでしょう。

一方で、具体だけとか抽象だけっというのは、ものすごくバランスが悪いわけで、具体が強ければ、進んでいるようで全く違う方向だったとか。抽象が強ければプランは綺麗だが全然中身がなかったとか。笑えないですがありがちな話です。

僕がそうなっていない証明は出来ないですが、具体性がなければ進まないし、まとめられないなら常に迷子になる。いい感じでドライブというか、動くポイントはあると思っています。常に振幅する、揺れ動く、変化する、ダイナミズムを楽しむというか、そういう心がいるんじゃないかと思って書いてみました。

なので、具体的に考えれば「全てうまくいく」とか、プランさえよければいいのだとかって極端なものは批判的にみて少なくとも保留する癖をつけるのがいいかなと。

大抵のものは、すぐでなく、じわじわうまくいくとか、ゆっくり形になるんじゃないかなというのが僕の実感です。それは当然時間を意図的に時間をかければうまくいくということでもありません。ここの不確かさを面白がっていける人が多分バランスをいい感じで波乗りできる(良い波だけを見切る意味でなく、当然乗れずに苦しむことが何度もある)んじゃないかなと。
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