新規事業やビジネスはやるのがなぜ難しそうなのか?

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ビジネス・マーケティング
シンプルにこの問いかけに答えるならば、それは解像度が上がっていないから、ということでしょう。解像度とは、知見や経験などすべてのことです。

例えば、ある人はこういう課題があるから売れるんじゃないかというアイデアがあるとします。それが学生向けで受験生で、スマホで疲れた人向けのグッズとかとしましょう。仮にですよ。

この時まさに「そうやって思いついたからそうである」で止まればそこまでです。そこを現実化するために動き出せるかどうかです。精神論の話でなく(それも大事ですが)、実際に何でも動けば知見となります。解像度とは、例えばここではお客さんが学生というけれど、一体誰なのか?小学生なのか、大学生なのか、それとも社会人学生なのか、それとも外国人留学生なのか。学生でも色々あるわけです。

そういうのが面倒で、考えるのが面倒という人は正直なところ向いていないわけです。とはいえ、いきなり「やってみて面倒だから向いてない」は乱暴過ぎるわけです。なので、「一見すると面倒だけど、実は面白いところがある」とか、「一見するとできないように見えるけど、少しずつ進んでいく」みたいな。そういうのがあると思っていて、登山に例えたことがある気がしますが、そういうイメージで少なくとも僕はいるわけです。
アイデア・企画・事業の違い.png

これですね。少し前に出したネタですね。
こうやって少しずつ進んでいくはずなので、いきなりアイデアが儲かるビジネスになるとかは基本ないはずです。例外は、ある程度経験値がある人がそれを見抜けるとかはありますが、職人技みたいなものだろうと感じています。

経験値を共有するのが結構難しい

そういう意味で、まず自分が色々やったことを、他のまっさらな素人の人が体験するのが難しいわけです。とはいえ、そのやり方は色々あるので、別に同じ体験をパッケージのようにやらなくてもいいと思っています。

つまり、AさんにはAさんのビジネス体験や起業体験、小商いがある。なぜならAさんもBさんもそれは背景も考え方も違うからです。その通りかなと思いますが、それを一緒にするのがどうもよろしくないというわけですね。

習ったこと学んだことを結構共有するのは難しいのはなんでもですが、ビジネスってそれを習えるか?というと、やはり座学でどうとかもありですが、それだけでなくやるしかないんですね。

周りにそもそもやっている人が少ない

アイデアを売っているとかというと怪しくなりそうなのはなぜか?ですが、これは僕の仕事へのツッコミです。

シンプルに他にいなかったり、いてもレアだったり。故に怪しい。まあそれは受け入れるのですが、別に本当に「怪しい」ことをやっているわけでないので、もうそこは信じてもらうしかないので実績を積んできたわけですね。信じてくださいというしかない。信じられないならご縁がなかったということでの世界です。そのために勝手に信頼が生まれるとかはなくて、なんとかしようとはある程度はしています。

起業家も周りにいなければそれこそフリーランスとかですが、そういう人たちはネット上にいる(笑)みたいなことになるわけです。笑い話ですが、数として少ないから学ぶ機会も少ない。

あと同時にそういうなにかやってやるぞ!という人は考えをもっているので人と一緒にやろうとかっていうことはなりづらい。皆が皆というわけではないですよ。ただそういう傾向もありえる。実際にフリーランス仲間ってフリーランス集団とはならず、それぞれ一人ずつ一家言あると。そういう人は徒党は組めても、会社組織みたいなルールは嫌うはずです。多分ですけどね(笑)

全ては思い込みではないが

最後に、これらは思い込みかもしれません(笑)
ただ現実になにかビジネスとか新規事業が難しいという感じはたしかにある。確かに難易度って高めなんですよね。でもですね、0%とかってことでもないんですね。当然100%もない。

そういう性質、リスクや不確実性がある中で動いているというところで、パッシブ=静的ってことですが、常にどうすればいけるかという感覚がいるんじゃないかなと。というマインドセットを得るのが難しいんですね。多くはそうでなくて、やりたくないことを拒否するとか、仕事はやるべきでないとか、帰って好きな趣味をやりたいとか(笑)それが悪いとかでなく、好奇心とかこれをやってやるぞという方向になりづらい。

それって人によって好みも役割も変わるので、強いる(起業はしなければならないとか、商いをやれ!とか)ことはないんです。ただ、やりたい人がやれるようにしないにとか(少なくとも潰さないように!)にしないとちょっと先が悲しいというか厳しいという気がします。

そういう中でどう立ち回れるか。多分バランスもあるんですが、それって机上でないので、やって学んで色々立ち回りがあると思うんです。そういう感じでアイデア相談も様々に関わっていくといいんだろうなと。心から思っています。

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