プログラマは課題発見、課題解決の部分でつまづくのでは仮説

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ビジネス・マーケティング
先回のエントリを少し図解してみました。そこそこ整理できているかもしれません。

先回エントリはこちら

結論

個人開発者が開発アイデアでつまづく点.png

1.個人開発において課題発見において困る。何をしていいか分からない。助けて!
2.課題があっても解決アイデアをどうするかも大変。助けて!

の2つです(笑)

1.アイデアの創出は経験不足であることがほとんど

プログラマだけの話ではないですが、何か発想して考える、問題を捉えて解決するとは、ある種仕事ならその「粒度」「頻度」「抽象度」みたいなのが違う気がします。

ここでプログラマは、多くはアイデアの粒度としては、「既にある仕様書に対してプログラミングする上でのアイデア」とか「不具合として検証するためのアイデア」は当然出せると。ですが、それは個人開発における開発アイデア(事業アイデアといってもいい、別に趣味でもいいのですが)というとき、全く別になるわけですね。

つまり、仕様があるものを作る仕事から、仕様がないものを仕様を作る仕事になるというか。ないものを作るという意味ではかなり劇的な変化で、なかなか難しいと。

僕自身はプログラマ→企画みたいな感じでやっているので、全く抵抗はないというか、自分がやりたかっただけなので、サンプルとしては偏ってるんだろうなという仮説です。

そして、多くのプログラマにとっては、アイデア創出自体が経験不足なのでしんどいし、どうすればいいか分からんとなっているのではないかというこれも仮説ですね。

2.課題を見つけてもアイデアどうすればいいか問題

1つ目の課題見つからない問題が大きいですが、意外にこちらは改善みたいな感覚で出来る人もいると思います。ただこれは業務の延長線上であるので、例えばある業務Aが1時間絶対かかると、それを自動化して半減するみたいなことです。これは得意なんじゃないかなと。

この時課題として、Aが時間がかかるよねという課題と認識できるかどうかです。ですがそういうものだと思っていれば「課題」にならないですよね。

なので、どうするかというと、改善できないか?という「課題」と半分重なってますが、「これよくできないかな」と思えればいけるわけです。

ここにおいては自分で見つけるのでなく人が問題だからどうにかしてくれないか?みたいなネタをもらってやるのでもいいのかなと。完全自走しないと駄目とかいう主張をしたいのではないんですね。僕はあくまでこれらの個人開発者にアイデアを提供するみたいなことを考えているのでそれなら使ってみてねくらいの話ですから(笑)

そしてこの課題自体を見つけても解決アイデアをどうするか?普通にやると、正面からぶち当たるもので、それが駄目ではないけど面白みはないんですよね。論理的で表面的に捉えるからですね。自分の痛みであってもそうなりやすいので、解決策がそこそこいけそうかということにもなりづらい。偉そうにいってますが、僕でもそうですから、経験者でもすかっと行くわけではないから、ここが粘りです。

ですが、アイデア出しで粘るとかって結構つらい話だと思っていて(僕はフィードバックがあればいけますけど)そこで耐えられない、いつまでやるんだ、もう辞める、飽きた、他のことする!となってしまうんじゃないかと。乱暴ですけど。正解はないし、試してどうかということを地道に繰り返すだけなんですけど、これが面白がれるか?

ある程度面白くないよなとか、そこは自分は苦手だなと思ったからこそ、ITエンジニアやプログラマを選んでいる人もいると思うので、苦手なことを無理にやろうとしているみたいなことにもなるんだろうと。そういう仮説ですけどね。

今考えているアイデア

そして現在のアイデアレベルでは、そういう課題発見と課題解決のところでめっちゃつまずくのであれば、アイデアは出すのでそれをヒントにしてくださいと。当然課題と解決策のある程度セットにしていくわけですが、それで全部すぐ作れるとかはないはずです。

とはいえ、個人開発者向けのネタに特化していて、かつ個人開発経験もあるプログラマ経験がある僕がやるので、鮮度というか、精度はそこそこ高くなるはずというところです。まあ全く門外漢がやってもいいと思いますが、質というかそこそこ使えるものならそこそこ経験がある人でかつ、発想という視点がある人が有利だろうという感じです(笑)

うまくいくかわかりませんが、ネタは少しずつ集めているのでじわじわためてリリースしてどうなるかまた様子を見ていこうと思います。

現段階は解像度を高めるためにアンケートやヒアリングをしていこうかなというところですね。上記仮説が全然ずれていることもありえますから。とはいえ自分の経験からしても、プログラマだった時に何か作れたかというとそれはなくて、時間がないとかも興味もそうですし、なかなか難しいのだろうなというのはありましたね。
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