雑談がめちゃくちゃ面白い

記事
コラム
前に雑談とアイデア出しの共通点をざっと書いていました。ちょっと分かりづらかったかもです。
今回は、アイデア出しでなく、雑談の話です。アイデア出しは色々書いているのでまあ他記事で補ってもらって頂ければ。

雑談は3つの要素がある

他にもありそうですが、3つにまとめました。ひとまずですが。
スライドの順番は違いますが、まず3つはこれです。
スライド4.PNG
質、量、頻度です。

それぞれ説明します。

1.話題の質はソナーのように打ち込んでいく

スライド1.PNG
コミュニケーションが得意な人はこんな感じで絶対ではないですよ、何かテーマをぶつけてきます。ぶつけるといっても押し付けではなくて。人の絵は「相手」です。自分の周りに思いついたってイメージでもいいですね。

このように、色々なテーマがある、ここで同じものとかジャンルとかでなく、偏りがなかったり、幅が広がったりするといい感じですかね。

そうやってこのテーマやネタがいいかなを探っていくと。まるでお見合いの感じで自己紹介をしていってみたいな感じですかね。お見合い経験ないんですけどね(笑)

2.テーマの量を出す

スライド2.PNG
次に話題の量です。1,2個だと偏るのでもっとほしいですね。

多趣味であれってことでなく、色々見聞きしていて、つながっている、つなげる感じが大事ですね。

僕は音楽を聴く方ではないんですが、当然音楽で紐づくストックや気になったことはあるのでそういうのを聞いてみる(こちらが知っていなくても聴けばいいというのは一つのテクニックですが、それだけでもないので例えばということで)。

ここでは、ネタの量が必要というところです。持っていても1のように放り込まないと「念じている」だけで終わりますね。

3.深掘りで頻度を高める

スライド3.PNG
3つ目、最後ですね。

この場合「面白い動画」といったら手応えがあったぞと。そこで話を深めていくイメージです。最も面白い動画は色々な切り口があるはずなので、どこまで説明して、またはどこまで話すか。または一緒に見るとか。見られるものならば。

そういうところでコミュニケーションの頻度ですね、そこを深掘りするイメージです。

この1,2,3をわりと自然にやる人は雑談が得意なんだろうなというところです。

スライド4.PNG
最初のスライドです。
つまり、質はソナーで色々と、量はストックとかでインプット、頻度は深掘りというところで、総合力って感じですね。

雑談を鍛えたいっていうのはありそうですし、雑談力なんて言葉がどこかにありそうですが、そんなのは一旦おいておいて。

これだけ聴くとかなりめんどうなことをやっているなという印象があります(笑)

雑談自体が面白い

スライド5.PNG
そもそもですが、雑談って何かって定義できますか?

僕が勝手に定義してみました。4つくらいありそうです。他にもあるかもですね。
1つはゴールや目的がないんですね。ここまで到達するために雑談しましょうは多分ずれてます。違いますよね。

2つ目は自己充足です。これは登山家になんで山に登るのか?そこに山があるからさ。というのです。というのは、雑談自体をすることで満たされるイメージです。話すのって楽しくないですか?というところが共有できたり共感できないと(お互いにですね、一方が面白いが他方がつまらないだと続かないです(笑))。

3つ目はルールなし。縛りとか制約です。やり方というか。そんなのあると雑談ではないんですね。

4つ目は、偶発性。偶然に起こるってことです。アイデアっぽいですね。アイデアも意識するんだけど、出てくるかはわりと偶発的です。運とかってことでなく、そこはある程度コントロールできるけど、遊びがいるというか。ハンドルでいえば固いハンドルだとすぐ動くとタイヤが動きますが、そこが緩めてあると少し動かしてもうごかないですよね。っていうほど運転してないんですけど(笑)

例えばですが、以下のスライドみたいにすると雑談が消えます(笑)
スライド6.PNG
必ず笑えるとか、10分制限とか、「雑談会」などと称してみるとか。最後は雑談タイムとかはありそうですが、何かのついでとか、メインではないというところで「雑談」は成立し得ます。それ自体では雑談って感じにはならないんですね。面白くないですか?

この偶発性や捕まえづらい、掴もうととすると掴めない。でもそこにある。僕はアイデアとめちゃくちゃ似ていると思ったんですね。

当然雑談を捕まえて雑談を確保することはあまり筋がよくないですね。なぜ、会社のオフィスに休憩室やコーヒースペースとか置くか?そこで会話が発生しやすいからですね。何気なく話すというか。気持ちを緩めるというか。今はあまりないタバコ部屋もそうですよね。

なんで何かをやりながら、ついでにというところがポイントで、その設計を間違えてはいけないですね。「雑談ルーム」というのを作れば雑談しますか?しないですよね。雑談しかしてはいけないので、なんか逆にハードルが上がるわけですね。

雑談自体を高めるとかはなかなか途方もないテーマですけど、これらをわりと定義できるか、どうすれば会話のラリーが続くかは多分そこそこイケてるかもしれませんが、仮説です(笑)

営業などの雑談ネタに雑談の話をしてメタ的に遊んでみてください。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す