自分が理解できないから成立できないは半分正しく半分間違っている

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ビジネス・マーケティング
マルチ商法の勧めとかではないです(笑)

例えば、あるビジネスが女性向けとしたとき、僕は男性なので、あまり理解できないことが多いです。例えば、アクセサリーや化粧品などです。最もジェンダーのことを言っていることは微塵もないので、僕は分からないというか、理解しづらいだろうと。

マーケターであるとか、ビジネスをやる人は、例えば化粧品メーカーで男性社員も普通にいるわけですが(販売員でないならそっちの方が多い気もしますが)、なぜそうなのか?つまり成立するかというと、別に自分が真のユーザーでなくてもいけるってことを意味します。それを想像力で補うとか、実際に使って考える、あとはヒアリングとかで解像度を上げるってことですね。

ということは、
・自分がお客さんでないから分からないは感覚的には正しい
・自分がお客さんでなくても売ることはできるので、合理的には正しくない
みたいなことが言えるんじゃないかってことですね。

自分がビジネスを始めるならお客さんのことが分かったほうが有利

ここでは自分でビジネスを始めるケースを考えます。化粧品でもいいんですよ。ただその場合、「自分は要らないけどね」なんて言ってる人はまず厳しいです。

上では「理解できるできない」はどっちもどっちでありえるんですが、自分が買ってもらうというところ、お客さんとして買うならその魅力を伝える必要があるので、勝手に売れるということはまずないですと。

まずないので、どれだけ動けるかになるのですが、ここで全くお客のことが分からないのであればハンデがあります。少なくとも興味がないことをはじめて成功するなんてケースは色々ありそうですが、実際は興味がないけど興味を持って理解しようとする熱が半端ないので、初期状態の興味なしも圧倒的に行動でカバーしているんですね。

というところを、見ずに上っ面だけで見てしまうと、やはり最初からつまづくのではないかって話ですね。

有利とあるので最初はスタートダッシュがいいけど、
・興味がある+スタート有利+行動は不明
・興味がない+スタート不利+行動でカバーしていく
となると、最初だけ不利だけでカバーされちゃう、つまり凌駕されるなんてあるのかなと。

といっていますが、そこまで行動出来る人はやはりレアなので、そこでビジネスや商売できるって別れちゃうんじゃないかって説です。

継続を考えるならやはり情熱が合ったほうがプラス

情熱があるとは、やはり興味がある方になると。先と矛盾していますが、正確には、最初興味がないけどやっていると楽しくなる。

これって仕事とか環境とかそうじゃないですか?
僕ならリサーチとか調べることってそこまで楽しかったのかな?と思ってたんですが、やっていると楽しくなってくる。そういうことですね。
アイデア出しもそうです。アイデアを出すこと自体は苦痛の人も多いのではないかと。でもそこを面白くやるやり方がある、または感覚がそこで鈍くなればうごきやすいですからね。または少しでも進めば楽しくなるというか。

そういう意味で、情熱は中長期的にも必須で、そうでないと続かないです。飽きちゃうからです。

飽きを事業に対して入れない人もいそうですが、まずそれをやりきれるかというところで、飽きることも多いので、飽きずにやれるテーマなのか?そこがないと厳しいのかなと。

最終的には自分がお客となり、開発していけるのが強いのでは?

最後に、自分が客である必要があるのかないのか、好きかどうかはどうなのかをざっくりいえば、
・自分が客であるならどんどん突っ込んで磨いて、そして情熱を入れれば誰も近づけない=狂気であり偏愛であるみたいな感じですね
・自分が客であるけど、そこまで熱狂はない。こういうのもあるけど、解像度が高いのでぼちぼち売れるかも。ただ継続がしんどいかもですね。飽きるのでは?
・自分が客ではない、けど興味をもってやれる。行動でカバーのケースです。これは時間がかかれど好きに違いないのでこれでも成功しそうです。
・自分が客ではない、興味もあまりない。サラリーマン仕事とか役所仕事とか、揶揄される悪い意味での仕事ですよね。これは自分で仕事を生み出すのは厳しいでしょう。

というわけで、ケースとしてうまくいきそうなのは、
・客であるという状態ならなんとかいけるかもってことです。でなくても、行動でカバーできる
という感じです。
逆にきついのは、
・自分は客でもないし、情熱もない。
のは、これ主体的にやるところで疑問じゃないですか。
であれば、別のテーマとか、無理しているので辞めたほうがいいですよねと。

そもそもですが、商売やビジネスとは、
誰かお客さんが、何か課題をもっていて、それを解決したいと考えていて、
その解決法をあなたが考えて、提示したところ、お金が発生する。
というような行為やプロセスを指しますと。

そうすると、それぞれの理解度が低ければ、
つまり、お客、課題、解決策、お金に対してですが、それは厳しいですよと。

冒頭でマルチの話をしましたが、マルチ商法って、商品やサービスはおいておいて、売り方がひどかったり、実際に収益の上げ方が会員を増やすことだったりするからまあ商売ではないってことなんですよね。商法って、正確な意味は知りませんが、詐欺ビジネスに名付けられるものでしかないのかもしれませんね(笑)

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